デイリーフレネ

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2005年02月16日

VOL/971

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1.ものつくり(新宿)
2.新宿の授業-認知の実験
3.熊谷のお授業-路面電車から環境のお話
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★今日はなんの日
1932年 ラジオ聴取契約100万人突破
1946年 ソ連が樺太、千島占有宣言
★今日の花言葉
カナリーグラス「辛抱強さ」
★今日は誰の誕生日
金正日(1942 北朝鮮総書記)
高倉健(1931 俳優)
大隈重信(1838 早稲田大学創設)
★今日の名言
「厳しさとやさしさはいっしょだよ。自分に妥協せ
ず…、だから他人にやさしい。見返りを求めない厳
しさが本当のやさしさだ」
―ビッグコミックオリジナル連載「イリヤッド」より
-■1.ものつくり(新宿)■
    ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
●その1-寅さん易断シリーズ!
「これ何だと思う?」と、ひでき。
紙袋の中には、ひでき持参のプラモデルが。
(これは年代もの!普通のおもちゃ屋さんでは売って
いないでしょう)
しかも寅さんシリーズ。
これには寅さんファンのりょうすけ、大喜び!!
「じゃあ僕、看板作る!」
ひでき・しょう君・りょうすけの三人。分担して、
自分の担当箇所をもくもくと組み立てていく。
しかしパーツの細かいこと!
小休止をとりながら、かわいらしい易断の寅さん完成!
●その2-チョコレート
スタ・おきょうはヴァレンタインの手作りチョコレー
トに挑戦。
「どんなの作るの?」と、まっつぁん。
気付けば、まっつぁん・けんごがお手伝い。
男の子でも関係なく、興味があることにはどんどん
参加する。
出来上がったら男の子たちに振舞う。
「大丈夫、これよりまずいもの食べたことあるから」
と、みっくん。
このコメントにスタ・おきょう、膝から崩れ落ちてし
まいました(泣)
■2.新宿の授業-認知の実験■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
「じゃあ、500円玉・100円玉・10円玉・1円玉
の大きさを思い出して描いてみて」
それぞれ描いた大きさと実物とを比較してみる。
みんな実物よりも小さな円を描いている。ほぼ実物大
に描いていたのは、ひでき。
いつも見慣れているお金なのにね。
アメリカの心理学者が行った実験では、貧困層の子ど
もは実物のコインをとても大きく認知していた。
どうしてかな?
「手にしたことがないから。願望とか」と、まっつぁん。
「度胸の大きさ」とは、けんご。
価値観や社会的背景などによって、認知は変容するこ
とについてみんなで議論。
同じ感覚で共感することも大切だけど、いろんな捉え方
・それぞれの経験も必要なことなのかな。
■3.熊谷のお授業-路面電車から環境のお話■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
今日は読み聞かせから。まずは『ふたごのでんしゃ』
という絵本。
「読んだことある人!」
「…。」
ということで、みんなに読み聞かせ。気がつくと、机に
乗り出しているしぃちゃん。
※町で活躍していた路面電車が車の台頭で廃止にな
るというお話。
「どうして、廃止になったの?」
「車の方が便利だからね。」
「だけど、空気が汚れるよ。」
そのとおり!このお話と同じことが東京でもあったこと
を紹介。
「今は、都電は一つだけかな。」
「じゃぁ、やっぱり空気が悪いよね。」
「渋滞もあるし。」
「それでね…、」と、もう一冊の本を紹介。これは、ヨー
ロッパの路面電車のお話。ヨーロッパの都市のいくつ
かでは、トラムと呼ばれる路面電車が活躍している。こ
れは、車の排気ガスを気にしてのこと。
「この電車だったら、乗ってみたい!」というほど、スタイ
リッシュ。窓も大きくて、
「景色がよく見えるよね!」と、まさる君。いろんなことが
配慮されているんだね。
日本の路面電車も結構趣があっていいんだよ!今度、
みんなで乗ってみよう!