デイリーフレネ

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2005年03月08日

VOL/985

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1.ジャパンフレネあれこれ
2.ものつくり―春のオブジェ(新宿)
3.お授業―何のために歴史を学ぶの?
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★今日はなんの日
1935 忠犬ハチ公死ぬ
★今日の花言葉
母子草(ははこぐさ)「いつも思っています」
★今日は誰の誕生日
1939年 高木ブー(タレント)
1922年 水木しげる(漫画家)
1919年 水上勉(作家)
★今日の名言
「夢を安易に与える神は絶対に信用するな!夢は自
分で作り、自分自身でかなえろ!」
―ビッグコミックオリジナル連載マンガ
             「イリヤッド」より―
-■1.ジャパンフレネあれこれ■
● まっつぁん、生還!
「おはよー!」
先週一週間、インフルエンザで死んでいたまっつぁ
んが元気にやってきた。
「1日目に8度3分の熱が出て、二日目には9度3分。で
もね、食べなきゃばてるから、俺は食べたよ。カレ
ーなんか2杯(笑)。はるやにうつされたんだぞ。は
るや、何型?」
「B」
「やっぱりそうだ!俺もB!」
インフルエンザ談議に花咲くJF新宿でした。
● ひできのお手紙
「ひでき、君に言いたいことがあるんだけれど、思い
当たる事ある?」
「???言えばー」
実は、ひでき、ボランティアの皆さんに「はっきり注
意した方がいいですよ」みたいなお手紙を渡している
とか…。
「そういうのはね、ミーティングでの議題にしたほう
がいいんだよ」
「おれは、個人的に話したいんだ。おれはそう判断し
たんだ」
「そういう判断は、君じゃなく責任者のぼくが判断す
るの」
さてさて、どうなるか?
■2.ものつくり―春のオブジェ(新宿)■
 ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
春はすぐそこ。そこで今日は春のオブジェつくり。
「テーマは春ね!」お題はそれだけ。あとはそれぞ
れに春のイメージを膨らませながらつくっていく。
色紙を立体的に組み立てたり、クレヨンで色付けを
したり。
ひできの作品は、厚紙に切り込みを入れて、立体的に。
いろんな方向への矢印と、力強く握ったこぶし。「旅
立ちの春」かな。
ひできの新しいステップへの意気込みを感じる作品。
よう君の作品は、上品なはすの花。よう君の美的感覚
をぞんぶんに表現されている!
できあがったオブジェをフレネの入り口に飾って、あ
とは春の訪れを待つだけ…
■3.お授業―何のために歴史を学ぶの?■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
今日は木幡さんが熊谷に登場。
「何のために歴史を学ぶの?」という質問からお授業。
「歴史っていうのは…。」と、ユータ君。本質的なところ
を考えていかないと答えられない質問だね。
「過去の過ちを繰り返さないため。歴史は繰り返すっ
ていうから。」とは、まさる君。
歴史を学ぶことによって、未来を予測するというお話
を木幡さんから。
「いろんな場所の気候、風土といった『地理』が歴史に
関係しているんだよ。」という説明には、みんな納得。
「ただ単に何年に何が起きたとか、誰が何をしたとか
というのは本当に歴史を勉強したということにはなら
ないね。」と、木幡さん。
●音楽から歴史のお話へ
「それでは、みんなの好きな音楽は?」と、新しい質
問。
・クラシック(メンデルスゾーン)→しぃちゃん
・レゲエ→りょう君
・ケルト系民族音楽→まさる君
・ロック→しゅん君
「ロックやレゲエといった現代の(産業?)音楽シーンの
ルーツはジャズということらしいんだよ。」と、木幡さん。
ジャズという音楽がどういうものなのか、それと密接
に関係する黒人奴隷の歴史的背景のお話へ。みんなも
かなり食い入るように聞いている。
普段何気なく接しているものがこれだけの歴史を経て
きているんだね。
最後に木幡さんお勧めのジャズのCD。これがまた巧い!
自分の感情を表現するための技術といっていいのかも。
これは、「話す」ということにもつながるのかな??