デイリーフレネ

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2005年04月12日

VOL/994

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1.学びについて考えた
2.熊谷も2005年度始業!
3.しまった!フライング!!
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今日はなんの日
1861 アメリカ南北戦争起こる
★今日の花言葉
桃の花「恋のとりこ」
★今日は誰の誕生日
高田延彦(プロレス1962)
★今日の名言
「恋愛というのは、『はたはいろいろ言うけれど、
私にはこの人がとても素敵に見える』という客観的
判断の断固たる無視の上にしか成立しないものです」
―「先生はえらい」内田 樹(筑摩プリマー新書)より―
-■1.学びについて考えた■
ジャパンフレネがオープンしたのが1999年の4月…。
この春で6年目を迎える。この間、ジャパンフレネ
と子ども達の契約は「スケジュール表を書く」こと
だけ。しかし、これがなかなかできない。
学校は1時間目から6時間目まで分刻みに何をやるか
スケジュールが決まっている。この集積は一日→1
週間→1ヶ月→1学期→1年→6年(小学校)&3年(
学校)のカリキュラムとして望む望まぬとに関わり
なく位置づけられている。
本来学びとは自分自身との契約であり、誰から強制
強要されるものではない。また学びとは金銭との等
価交換で与えられる質のものでもない。
昨日のデイリーフレネ、そして今日の名言でも紹介
した内田樹は、学びについて次のように述べています。
(子どもが母国語を学習することを例に出し、子ど
もは「すでにゲームが始まっており、そのゲームの
規則を知らないままに、プレイヤーとしてゲームに
参加させられる」という仕方で言葉に出会うことを
述べた後、次のように述べている)
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このプロセスの驚嘆すべきところは、規則を知らな
いゲームをしているうちにプレイヤーがその規則を
発見するという逆説のうちにあります。
まわりの人々の発する音声が意味を伝える記号であ
ることがわかったのは、意味不明の音声について、
「これは何かを伝えようとしているのではないか?
」という問いを子どもが立てることができたからで
す。
この謎めいた音声は何かのメッセージではないのか?
これらの記号の配列には何らかの規則性があるので
はないか?
これがすべての学びの根源にある問いかけです。
学ぶことの全行程はこの問いを発することができる
かどうかにかかっています。
そして、「そうすることで、あなたは何を伝えたい
のか?」という起源の問いを問うもの自身が発する
以外にはありません。誰も彼に代わって、この問い
を発することできません。
私が「学びの主体」と呼ぶのはこのことです。
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6歳から20歳までの人たちが集まる空間の中で上記
のような不思議に遭遇し自ら問いを生み出すような
体験をしてもらいたい。その問いが本物であれば、
自分自身の学びのカリキュラムを表現する必然性が
できてくるのだろう。
そういった意味で子どもがスケジュール表を書くこ
とができるような日常をぜひ提供していきたい。
そんなことを思う春の一日であった。
  
■2.熊谷も2005年度始業!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
今日から新年度が開始!春休み中にはみんなが集ま
ってスペースも大改造されて、心機一転、新しい年
のスタート。
一番乗りで到着のかい君、扉を開けると、
「ん?ぜんぜん違う!」
と、しばらくスペース探検。にこやかな表情は、び
っくりした中にもどことなく嬉しそう!
学ランで登場は、この春から高校生のはる君。
「おー!なんかまじめそう!」
「まじめそうって?!」
それにしても今までとはまた違った雰囲気で新鮮だ
ったね。
●ミーティング
今日は4月いっぱいの予定決め。議長のユータ君を
中心に和やかな雰囲気で進む。
お散歩・お料理の予定決めの話し合い。
「寄居に良い池があるんだよ!」と、かい君。
地図を描きながらみんなに説明。どうやらルアーが
たくさん落ちているらしい。
「どこの駅から行くの?」と、聞かれると、
「ん?タクシーだよ…。こりゃ無理か!」と、かい
君。でも、釣りには行きたいね!場所を探してみよ
う!
●新しい試み
他にもいくつかの提案。
・自分の棚を作ろう
・自分の発表欄を作ろう
などなど。すこしづつ実践に移していこうね。
その中で、一つぼくからの提案は、『一日一語』と
いう欄をスケジュール表に作り、毎日16:30から慣
用句などを紹介していくというもの。
これは、今日から開始。
『実るほど 頭の下がる(垂れる)○○かな』とい
うクイズ形式で。
「いやー、ぜんぜん知らないからなぁ」と、ユータ
君。定期的にいろんなことに触れ合う機会を増やせ
ていけたらいいな。
■3.しまった!フライング!!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
「おはよー!」朝一番、元気な声とともに登場した
のは、りょうすけ!
「あれ?!誰もいない…」
それはそうだよ。だって始業日は11日だもの(泣)
はりきって1日早くフレネにやって来たりょうすけ。
でも、元気な顔が見られて何より!
当然、始業日を今日だと思っていたということは…
一品持ちよりパーティーのお料理つき!!
「せっかくだから、お昼ご飯は御苑で食べようか」
りょうすけママが作ってくれたサンドウィッチとビ
ニールシートを持って、御苑へレッツゴー!!
中に入ると、満開の桜がお出迎え。
思いがけず、絶好のタイミングでお花見ができたね!
でも…花粉症のりょうすけとスタおきょう。お花見す
るのも結構命がけ。
「きれい!かゆい!」の連発でした。