デイリーフレネ

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2005年05月16日

VOL/1011

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1.ジャパンフレネあれこれ
2.ひできの「オーストラリア便り」―(1)
3.お授業―私だけが知っている in熊谷
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★今日はなんの日
1972 ノーベル賞作家川端康成がマンションでガス自殺
★今日の花言葉
飛燕草(ヒエンソウ)「晴朗」
★今日は誰の誕生日
ライト兄(1867 飛行家)
なぎら健壱(1952 タレント・歌手)
★今日の名言
「誰をも傷つけない言葉を語るというのは何も語ら
ないに等しい。」
           ―中島義道(哲学者)―
-■1.ジャパンフレネあれこれ■
● いやいや!だめ!
「お散歩、どこに行こうか?」
「前にやった『私のお家はどこでしょう?』をやっ
たら?もえちゃん、ぼくんちに来たことあるよね?」
「うん、随分前だけれど、行ったことあるよ」
最寄の駅から自宅までのルートを200字にまとめる。
それを読んだ人が地図を書き、それをもとにその人を
訪ねるのが『私のお家はどこでしょう?』
「みんなでおきょうの家に行こうか!」
「えっ!だめだめ!困る」と、慌てふためくスタ・
おきょう…。何か秘密があるのかな?
●頑張るかい君!
みんなより少し早めにフレネに到着するかい君。そ
んなかい君を待っていたボラ・いいちゃんのお話。
「今日、フレネで待ってたら、外で『サンイチガサ
ン…』とか、九九をでっかい声で暗誦しているのが
聞こえたんですよ。一発でかい君だってわかりまし
たよ!」
「えらい!いいねぇ、かい!」と、言うと、
「おれ、そんなことしてないよ!」と、テレ気味の
かい君。
なんともかわいらしい一面です。
■2.ひできの「オーストラリア便り」―(1)■
メルボルンに留学したひできからのお便りです。
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いまさらでけど、数学というのは、中学程度はやっ
ておくべき事柄ということがわかりました。
今年もいよいよ沖縄ですね。思い返せばあれから一
年もたっているのですね、やはり、過ぎた時間とい
うのはあっという間に感じてしまうものです。
みなさん元気な様ですが、ここのところプチ哲がや
ってないみたいですが、どうしたのでしょうか?
「プチ哲」とは違ってもいいのですが「人の上に人
が立つこと」についての議論を一度してみてはどう
でしょうか?これは、フレネの中ではあまり感じに
くいことに思えます。
というのは、木幡さん始め「先生」という形がフレ
ネには薄い感じなので、外に出てきてからそういっ
たものに少々ギャップを受けたのです。内容は「人
の上に人が立つこと」は良い事か?そうではないの
か?又、必要なのか?必要ではないのか?必要でな
ければその代わりにどんな形ができるのか?という
簡単なことで良いと思います。
■3.お授業―私だけが知っている in熊谷■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
今日は木幡さんのお授業。先日行った『消えたパンダ
金魚』のレベルアップバージョン。
「じゃぁ、プリントね。」と、配られたプリントはなんと五
枚。
「ちょっと多い!」
みんなも注意深く木幡さんの読み聞かせに耳を傾け
る。しかも、お話の内容は殺人事件。これは、手強そ
う…。
そして、カエルチームとヘビチームに分かれての推理
戦。最初は別々にやっていたけれど、
「でもさぁ、…」と、気がつくと協力している状態。
それでも、
「じゃぁ、発表してください!」という木幡さんに対する
説明は、
「その根拠は?」と、返されてしまう。んー、やっぱり手
強い問題。
「では、正解は…、」と、木幡マンがネタばらし。正解で
きずの悔しい結果でした。