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2005年09月09日
vol/1055
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1055--------- 2005/09/09
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1.超ミニ授業―戦跡は語る
2.メニューの決まり方
3.熊谷のお料理―クッパ&チヂミ
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★今日はなんの日
1976 中国共産党指導者・毛沢東死去
★今日の花言葉
うら菊「追憶」
★今日は誰の誕生日
弘兼憲志(マンガ家 1947)
★今日の名言
「ジャズの真髄は、いつも新しく、いつも変わって
いることだ。空を見上げれば雲がある。どれも同じ
形はない。常にかわっているけど、いつもそこにあ
る。…アルバムはたくさん出したが完璧だと思った
のはないね。到達したい演奏を目指して、まだ練習
している段階だ」
―ソニー・ロリンズ(サックス奏者 75歳)―
※ ジャズ全盛期を支えた最後の巨匠。朝日新聞の
インタビューに答えて…。
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■1..超ミニ授業―戦跡は語る■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
ミーティング…、お散歩の候補地の提案。
「一つ提案があるんだけれど、そのためには5分だけ
授業をしなきゃいけないんだ。いい?」
おもむろに新聞から切り抜いた写真をホワイトボード
に貼り付ける木幡マン。
傷だらけの建物・金網の向こうの工場・洞窟の様子?
・焼け焦げた木の柱、そして鉄の台?…。
「これって防空壕?」
「うん、なかなかするどいね。この5枚の写真のキー
ワードは?」
「戦争?」
これらは、旧日立航空機立川工場変電所(東大和)、
元陸軍東京第一造兵廠275棟(北区)、浅川地下壕
(八王子)、東京大空襲で焼け残った電柱(台東区)、
保育園に残された高射砲台座(三鷹市)…。
朝日新聞の多磨版「戦後60年 戦跡は語る」に掲載
されていた写真の一部だ。
「ぼく達の近くに戦跡がまだ残っているんだ。沖縄
に行ったとき鉄道跡を探して歩いたことがあるけれど、
銃弾跡が残っていた鉄橋の橋げたがなくなっていた。
今のうちに見ておかないとどんどんなくなってしま
う。どう?お散歩の授業で、東京に残っている戦跡
を見にいかない?一つか二つでもさ」
「たった一つ?」「全部行こうよ」
そんなのやだよって言われるかと思ったけれど、全
員賛成!9月のお散歩は、東京に残っている戦跡をめ
ぐります。
■2.メニューの決まり方■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
台風一過の晴天…。そして南風が吹き30度以上の暑さ。
「まっつぁん、お料理の授業どうしょうか?秋っぽ
いもの食べようよ」
「七輪使って何か焼こうよ!それがいい!」
「じゃあ、サンマだな」
「きのこも焼こう!あとね、焼き鳥!うまいぞー!」
こんな感じでお料理のメニューが決まっていく。
「万博に行くんだから、なんか名古屋物買ってきて食
べよう!」「味噌煮込みうどんだな」「櫃まぶし!」
「渋いの知ってるねえ」
お料理実行委員の極私的判断で決まるフレネお料理の
授業のメニューです。
■3.熊谷のお料理―クッパ&チヂミ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今期はテーマを決めてのお料理。今月のテーマは「韓
国料理」。
今日はその第一弾。朝から買出しをして作るのは、ク
ッパにチヂミ。
「クッパって、雑炊でしょ!雑炊!」と、かい。
「チヂミってお好み焼きでしょ?」という声も。
みんなには結構馴染みのあるお料理だったみたいだ
ね!
●お料理係、大活躍!
今月のお料理係・まさるが下調べに、いろいろな段取
りと大活躍!
「これは、どうやって作ろう…。」と、レシピの熟読とか
なりの働きっぷり!
料理が始まれば、
「じゃぁ、~やって!」と、全体を見渡すこともできてた
ね!おかげでスムーズなお料理!
最後は頭にタオルを巻いてのチヂミ作り。
「なんかお祭りのお兄ちゃんみたい!」
まさに…。この表現には笑えたなぁ。もちろん、チヂミ
もお店みたいにきれいに焼けたね!
出来上がりのほうは、見た目もお味もとっても良くでき
た!
「本当にきれいに焼けてるね!」と、人気のチヂミ。
クッパも隠し味の味噌がとってもいい感じ!
「おれは、もう2杯食ったぞ!」とは、最年少かい。スプ
ーンで豪快にクッパを食べる!
片付けもテキパキできたし、今期最初のお料理は大成
功!この調子で今期のお料理も頑張ろうね!!
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2005年第2期が始まって1週間。学習のリズムをすぐに取り
戻し、午前中は、ばっちり個人学習。ミーティングでは、
体育祭やジャパンフレネフェスティバルの実行委員も決ま
りました。乞うご期待!
デイリーフレネは月~金の平日刊です。
皆さん、楽しい休日を!
2005年09月07日
vol/1054
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1054--------- 2005/09/08
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.お料理-エビチリ・中華スープ(新宿)
2.浮沈子であそぼう!-(新宿)
3.お散歩―バドミントン(熊谷)
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★今日はなんの日
1945年 米軍のジープによる東京進駐開始
1951年 日米安全保障条約、調印
★今日の花言葉
藤袴(フジバカマ)「ためらい」
★今日は誰の誕生日
1963年 松本人志(ダウンタウン・タレント)
1938年 堀江謙一(ヨット冒険家)
1841年 ドボルザーク(音楽家)
????年 聖母マリア(キリスト母)
★今日の名言
「どうして?危ないと思う人は、テラスにへ出ない
だろう。出る人はそれを承知でやっているはずだが
ね。この建物は経ったときからテラスがなかったん
だよ。昔と違うことは、傾きがひどくなってきたこ
とだけだ。…そんなことより、この絵葉書を買って
くれ」
※ 舞台美術家・妹尾河童がイタリア・ピサの斜塔
に行ったとき、斜塔に手すりがなくとても危険と思
い、そのわけを聞いたときの土産物屋の返事
(「河童が覗いたヨーロッパ」講談社文庫より)
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■1.お料理-エビチリ・中華スープ(新宿)■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
第二期、第一回目のお料理のメニューは、エビチリと
中華スープです!
●強風のなか、買出し…
台風の影響で、朝から強風。
「買出し行ってくれる、勇敢な子は?」
「やだー!」
と、言いつつ「行くよ」と、まっつぁん、ともちゃん、
しー君。お留守番の子は、お米炊きと調理道具の準備。
●エビチリのできは?
材料を切って、えびの水気をとる。そして下味をつけ
る。あとは、まっつぁんがじゃんじゃん炒める!
「…なんとも言えない味」と、味見するまっつぁん。
見た目はすごくおいしそうなんだけどなぁ…
そして、みんなで「いただきまーす!」
「おいしいよ!」
「おかわりしていい?」
最初はいらないと言っていた子ももりもり食べていま
した!片付けも、交代しながらきちんとできたね!!
■2.浮沈子であそぼう!-(新宿)■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
●沈子つくりでリサイクル
まずは浮沈子つくりから。材料は、ビーズと折り曲
がるストロー。使用済みのストローを洗ってリサイ
クルしようとしたら、
「これ濡れてるー!使い古しだー!いやだ」と、よう
君。…ばれた(泣)
そんなこんなで、折り曲がるストローを切ったものに
ビーズをつめて…ストローの口を溶接して浮沈子ので
きあがり!
●これ、なぁに??
完成した浮沈子をいぶかしげに眺める、みんな。
「水が入ったペットボトルにこれを入れて、ペットボ
トルの脇をべこっと押すと、どうなると思う?」
ボトルの中の浮沈子はどうなるかな?どうしてそうな
るか、原理も考えるみんな。
「浮沈子は下に底に沈むと思う。押したことによって、
圧力がかかって…」
まっつぁんのすばらしい予想!結果もそのとおりにな
ったね!
「これ、おもしろい!家でもつくりたい!」
浮沈子を大変気に入った様子の、新会員かっちゃんで
した。
■3.お散歩―バドミントン(熊谷)■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日のお散歩は体育館でバドミントン。台風の影響か
とっても風が強いけれど、なんとも蒸し暑い…。
「体育館も暑いんじゃない??」と、ちょっと懸念
みんなで風に吹かれながら歩くこと5分。体育館に着く
や否や、開口一番
「これは!暑すぎる!!」
「まずは準備運動しなきゃね…。」
この時点で汗だく…。
●新チャンピオンの誕生
今日もトーナメント戦。第一期の間にチャンピオンに
君臨し続けたのはボラ・しずちゃん。
「今日は勝つぞ!」と、意気込むみんな。
トーナメント一回戦でユータVSしずちゃん。これがま
た接戦!
そして、「打倒、しずちゃん」合言葉をついにユータが
達成!
ところが、決勝でボラ・いいちゃんにこれまた接戦で
敗戦…。
「あー!悔しい!!」
新チャンピオンはボラ・いいちゃん!
バドミントンに飽きたら、みんなでバレーボール。
「痛いから嫌いなんだよねぇ。」と言っていた子も気が
つけば、熱中!みんなどんどん上手になるね!
それにしても暑かった…。みんな水分をたくさんとって、
その分また汗かいて…。もうぐっしょり。
だけど、帰りにはカキ氷の差し入れ!
「おいしい!ありがとう!」と、みんな。
今日はみんなよく休んでね!お疲れ様!!
vol/1053
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1053--------- 2005/09/07
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.合格、おめでとう!
2.お授業―表面効果翼船を作ろう!
3.お便りです
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★今日はなんの日
1939 作家・泉鏡花死去
★今日の花言葉
オレンジ 「花嫁の喜び」
★今日は誰の誕生日
長渕 剛(1956 A型)
★今日の名言
「現実は克服するためにある」
―ライザ・ミネリ(1946~米国の女優)―
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■1.合格、おめでとう!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
「木幡さん、受かっちまいまいましたよ」
じゅん君、高検を一発合格!
「いよいよ大学受験だねえ。学部は?」
「教育系です」
「そうか、教員になりたいんだよね」
学びは学校だけではない。それぞれのスタイル分だ
け学びの方法がある。フレネでは、高校に行かない
けれどきちんとした目的を持ってそれぞれの進路を
決めていくのがとても嬉しい。
「合格したから、一緒に飯でも食おう」
「本当ですか?やったー!」
高検(旧大検)合格者は、木幡と食事する(もちろ
ん木幡のおごりです)とうのがフレネの伝統です。
■2.お授業―表面効果翼船を作ろう!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日のお授業は、科学実験ものつくり。「飛行機はど
うして飛ぶの?」ということをシリーズに。
「空気には重さがある」ということと「ベルヌーイの
法則」をキーワードにいろんな自然現象を考える。
その一回目として、表面効果翼船を紹介。作り方は
簡単。説明はちょっと難しい…。
※表面効果翼船とは、水面上1~3mくらいのところ
を飛行する「空飛ぶ船」。水面すれすれを浮いて進
むんだけれど、ホバークラフトでもない…。空気の力
を利用した物らしい。
●空気の重さは…??
「一平方メートル当たりにかかる空気の重さはおよそ
10t。どうして人間ははつぶれないの?」
「それは、ほら、深海にすんでいる魚と同じでしょ?」
と、まさる。その通り!
「風船を膨らませてもつぶれないのも同じだね!」
「空気に重さがあるっていうのは、実験でやった!」
「木幡さんの授業でしょ?」
しっかり覚えている!台風とかの強風で物が倒れる
のも空気に重さがあるからだね。
その上で、表面効果翼船を紹介。簡単に表面効果
翼船の理論を説明した後に、いざ作る!
●みんなの出来栄えは??
なんだか耳慣れないもの作りだけれど、型を写した
画用紙を切って貼るだけで、結構簡単。
「ちゃんと、折り目にはカッターをいれて…。」と、几
帳面なのはユータ。まさるもかなり時間をかけて。
30分くらいで完成者がちょこちょこと。
「さ、飛ばすぞ!」
※本当は紙飛行機とは違うので、「飛ぶ」のとはち
ょっと違う…。
輪ゴムにかけて飛ばすのだけど、本当にスーッと進
む!エアホッケーみたいな進み方かな。
「ここまで来い!」と、ランク付けをするのはかい君。
結構難儀な要求だったけれど、
「あー!惜しい!悔しい!」と、改良に改良を重ねて
どんどん良いものが!まさるは7mくらい進んだ!
気がつけば2時間近くの授業でした!盛り上がった
ね!来週は飛行機のお話。いろいろな見解を紹介
します。
■3.お便りです■
● オーストラリア留学中の英樹
こちら豪州は季節が春に変わったばかりですが、今
の格好では少し厚く感じます。
沖縄等皆さん楽しい時間を過ごせたようでよかった
です。こちら豪州は、日本が夏休みの頃毎日学校へ
と通い、己の英語の発展に気を向けていました。
豪州の学校の学期制は四学期あります。日本とは違い、
一月に始業式、三月の終わり、四月の初めまで
二週間の休みがあり、次は六月と七月の間、後は、九
月にあり、夏休みは学年の区切りも兼ねているので、
一ヶ月と半月以上あります。相当暑いのかもしれません。
● 埼玉Kさん
夏休み中は、デイリーフレネが来なかったので、何
でかなあ?とおもっていましたが夏休みだからねえ
・・・と。
そういえば、我が家への見学(?)の件は、いつで
もどうぞ。酪農の仕事は、朝晩がメインなので、どう
しても日中は、仕事が無くて、仕事の様子が上手く分
かってもらえそうに無いのですが・・・(朝は、6時
から9時半ごろまでと、午後は3時から8時ごろまで
ですから)
そういったところが、上手く合えば 皆さんも「こん
な仕事もあるんだー」という体験ができると思うのです
がね。
木幡さ。、お体を大切に。
2005年09月06日
vol/1052
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1052--------- 2005/09/06
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.みんないい顔―新宿の第2期!
2.熊谷も第2期スタート!
3.沖縄レポート
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★今日はなんの日
1522 マゼランが世界1周に成功
★今日の花言葉
のうぜんはれん「愛国心」
★今日は誰の誕生日
谷 亮子(柔道 1975 B型)
★今日の名言
「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが
道になるのだ。」
―魯迅―
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■1.みんないい顔―新宿の第2期!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
「木幡さん、今日のオープニングパーティー、主食
系が少ないんですよ。ピザを頼んで構いませんか?」
出勤途中の木幡にスタ・おきょうかた連絡あり。木
幡も急遽伊勢丹の地下で高級おにぎりを購入!
食べているときは、みんな静か…。こんな感じで第
2期が始まりました。
● 自由研究は力作ぞろい!
今年初めて夏休みの宿題を出した。
※ お話を書こう!
配布したプリントの続きを考える。
※ 自由研究
※ 算数のプリント
※ 木幡マンへ手紙を出そう!
よう君は油絵を描いてきた。
「おー!すごい!額に入れて飾ろう!ところでこれ
は亀の絵だよね?」
「うん、ミピシッシアカウミガメ」
????? ミシシッピーだね?
ともちゃんは、アニメについてのレポート。イラス
ト入り!これがなかなか味があるイラスト。
「顔がなんとなくねじれているところがいいよね。
そして、なんとなくともちゃんに似ているよね」
みんなで大爆笑!そして、ともちゃんは大喜び!
しおん君、じゃがいもを観察していたんだけれど、
ある日じゃがいもが腐って枯れてしまった。それで
も途中までのレポートを持ってきてくれたね。
● おりこうちゃん新聞もね
「夏休みの思い出を一人A4の紙1枚にまとめてみ
よう」
ということで、さっそくおりこうちゃん新聞作り!
「木幡さん、おれはこれ」
けんごは<脱力>の二文字…。
木幡は入院していた416号室の人々のことを…。
<隣のベッドのじいさん、よく屁をたれる>に爆笑!
■2.熊谷も第2期スタート!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日からいよいよ第二期が開始。といっても、先週末
はみんなでキャンプに行ってきたので、その話でもち
きり。
まずは、今月の予定などを決めるためのミーティング。
議題を出していくと…、出るは出るはで7項目。議長の
まさる君を中心に一時間近く、とっても集中できたね!
●お料理の味付け
「お料理に毎月テーマを決めてやるのはどうかな?」と
いう提案。
「例えば?」
「カレーの月とか!いろんなカレーにナンとかで。」
「小麦粉の月っていうのも楽しいかも!毎週小麦粉を
練るところから始まるの。」
みんなの意見もたくさん出てくる!
多数決の結果、今月のテーマは「韓国料理」。
「どんな食材がよく使われているかを書き出してレポ
ートにみたいにしてみてもいいね!」
今まで毎週毎週行ってきたお料理。みんなある程度の
ことはできるようになってきているしね。レベルアップ!
●夏休みの思い出を川柳で
「夏休み、どこか行った?」「何してた?」ということを、
川柳で答えるゲーム。
簡単に川柳、短歌の説明・紹介をしてからみんなそれ
ぞれに考える。
「とびこんで もぐってねらって 30秒
モリの先には 今日のめし」
とは、まさる君の作品。沖縄での姿を思い出したなぁ。
「自転車で 走っていけば セミの死体」
これはなみちゃん。
「夏も終わるのね…。」と。ちょっと寂しいねぇ。
「同窓会 不良のあの子が PTA」
とは、ぼく。夏休み中のびっくりニュース!
■3.沖縄レポート■
これまた新企画です。今年の<飛ぶ教室>参加者に
は、レポートの課題が!それぞれの思い出をちよっ
とだけ紹介しましょう。
● もえちゃん
沖縄に到着。家に帰りたい。精神不安定のようだ。
涙、出そう(出た)。早く、東京に戻りたい。そ
ういえば、鳩間のトイレはサウナみたいだ。
※ おいおい、着いたそうそうこれかよー!でもだ
んだん元気になってグルクンを9匹も釣ったよね!
● なおちゃん
午後から2そうのボートに別れてグルクン釣りにい
きました。私は船釣りは初めてで酔ってしまうか心
配でした。ポイントに着いた時は、波がすごくて酔
ってしまいました。でも初めてで7匹釣れてよかった
です。
● よう君
こくさいどおりでおみやげを買った。<さる山>と
いうはりこだ。さるのかおやどうさが気に入ってい
る。とくに山にへばりついているさるがすきだ。二
ひきだけ穴からつりさがっている。さる山を動かす
とつりさがっているのが動き出す。
いろんな色のさるがいる。でも顔のはどれも赤い。
そして毛むくじゃらだ。
ちょうじょうには、おやざるがすわっている。その
せなかに子ざるがへばりついている。だから、さる
山はかわいい。
2005年09月05日
vol/1051
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1051--------- 2005/09/05
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.夏の思い出…夏の終わり
2.箱根ミニ旅行
3.こはたまんの一夜一冊(4)
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★今日はなんの日
1997 ノーベル平和賞のマザー・テレサ死去、87歳
★今日の花言葉
エルム「信頼」
★今日は誰の誕生日
バッハ(作曲家 独 1725)
ルイ14世(仏国王 1638)
★今日の名言
「気力は眼に出る。生活は顔に出る。教養は声に出
る。悲しかな、声は写真のモチーフにはならない」
土門 拳(写真家)
※ 教養の蓄積がないと、ついドスの利いたベラン
メエ口調になって威嚇的な言葉を繰り返す。語彙が
豊富でないから、短くて汚らしい言葉を、相手の話
すチャンスを封じめるかのごとく、連発する。
逆に教養のある人の言葉は、相手を包みこむように、
ゆったりとした声で、自己主張の臭みがない。聞き
上手なのである。
土門拳の写真は、対象の声が聞こえるように感じる。
(現代知的名言集より)
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■1.夏の思い出…夏の終わり■
この夏は、7月の飛ぶ教室で沖縄・鳩間島に行った
きり、どこにも行かなかった。8月に入り各地の小
学校や研究会で授業をし、後は血糖値を下げるため
の教育入院で夏は終わってしまった。
本当に「終わってしまった」と語尾が強くなる感じ
の夏休みだったなあ。なんだか虚しいような切ない
ような、そして胸がきゅんとなるような…。夏の終
わりっていつもこんな感じだなあ。
この夏、小学生の子ども達には初めて課題を出した。
算数と日本語のテキスト、自由研究、そしてこはたま
んへ手紙を書くこと。
ひと夏経つとみんなぐーんと大きくなってやってくる。
さあ、第2期の始まりだ!
● 7さい、ようくんからのお便り
こはたさん、おげんきですか。おきなわに行ってから
夏休みはどこに行きましたか。ぼくは、ホタルを見に
いきました。シーサーもうまく作れました。
ふうとうに四コママンガを入れましたが、かんそうを
かいてください。どうでしたか?ぼくはおもしろいと
おもったけれど、おもしろかったかな。
じゃあ、またフレネであおう。
ばんぱく楽しみにしてるよ。
■2.箱根ミニ旅行■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
8月の末、一泊二日の見に旅行に行ってきました。
昨年も箱根に行きましたが、山歩きはできなかった
ので今年は、ちゃんと歩くぞ!
● 箱根といえば…??
夏休み最後の企画、登山を行うために箱根へ。朝早
く新宿駅に集合して、電車へ。
「まだ着かないの?」
新宿を出てからおよそ二時間、ようやく箱根に到着!
着いたらまずはお昼ご飯!→→
登山は二日目に予定していたので、今日はひたすら
観光。
「箱根といえば!?」
「温泉!」「温泉タマゴ!」
登山という言葉があまり出てこないところが面白い…。
とりあえず珍しいものは食べておくことに。ハチミ
ツソフトクリームを食べて、しゃくれ豆腐。
少し心配だった天気も順調。ケーブルカーから望
む景色はとってもきれい!
今回は7人という少人数での移動。なんとものんび
りで、気ままな旅。
箱根の数ある乗り物の中で、一番のハイライトはやっ
ぱりロープウェー。それはそれは高くて長い…。
「落ちたらやばいよね…。」
「なぁー!揺れた!」
「まだ着かないの??」
みんなそわそわ…。
↑桃源郷にて黒タマゴを購入。
「一個食べると7年長生きするんだって!」
「7歳若返るわけじゃないよ!」
夕方、旅館に到着。温泉に入って、お夕飯まで昼寝…。
「これは、ゆったりでいいなぁ。」とはまさる。
明日の登山に備えて充電!
● 歩く、歩く、また歩く
朝早く旅館を出発して、いざ旧箱根街道へ。ロープ
ウェーに海賊船を乗り継いでようやくスタート地点へ。
旧箱根街道は石畳になっていて、思いのほか滑る…。
「おぅ!危ない…。」と連発!
←歩きながら見つけた、見慣れない植物。
「何これ?種?」
一つ割ってみるも、「???」
緑の中を歩いていると吹いてくるそよ風。これが何と
も涼しくて気持ちいい!いろいろな歴史的な説明も見
ながらゆっくり歩く。
途中のお茶屋さんで休憩。食べるのはやっぱり温泉タマゴ。
二時間以上歩いてようやく到着。結構なハードコース…。
これにて、夏休みの行事もおしまい。第二期に向け
て、準備だね。みんなお疲れ様で
■3.こはたまんの一夜一冊(4)■
● 「知の旅への誘い」中村雄二郎 山口昌男
岩波新書 1981
20年以上前の本で紙は茶色く変色、匂いも古本臭い。
ぼくの愛読書の一つ。興味が湧いたものにアプロー
チしていく過程で次から次へと知の好奇心が関連付
けられて行き、興味の追求は脈絡なく連綿と続いて
いく。
学校という場所は、これが少ない。一つのカテゴリ
ーの中での冒険しか許されない。一つのコンテクス
トしか認められない。
この本の中には幾つかの引用がある。
山口さんは、以下のような引用をしている。
-----------------
初めての道を行くと、目的地を過ぎてもどこまでも
先へ行きたくなる。洞穴を見つけると、用もないの
にもぐってみたくなる。未知の街角があれべ曲がっ
てみたいし、廃屋があればあがりこんでみたい。
……それがいかに知的に組織されたものであろうと、
探検とは光より闇を求めるものなのであり、未知の
神秘を理性の名において白日の下にさらしつつ、な
おをわれわれは新しい神秘をどん欲に求めずにはい
られない。すべての探検は、畢竟、人間の魂の暗黒を
たずねる努力に他ならぬと、私には思えるのだ。
(谷川俊太郎 『散文』同人社)
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固定化された日常を超え、新たな自己を獲得していく
ため行為は<旅>そのものではないだろうか。
しかし、残念!この本は今品切れで手に入らない。