デイリーフレネ

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2005年09月07日

vol/1053

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1053--------- 2005/09/07
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.合格、おめでとう!
2.お授業―表面効果翼船を作ろう!
3.お便りです
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★今日はなんの日

1939 作家・泉鏡花死去

★今日の花言葉

オレンジ 「花嫁の喜び」

★今日は誰の誕生日

長渕 剛(1956 A型)

★今日の名言

「現実は克服するためにある」
      ―ライザ・ミネリ(1946~米国の女優)―


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■1.合格、おめでとう!■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

「木幡さん、受かっちまいまいましたよ」
じゅん君、高検を一発合格!

「いよいよ大学受験だねえ。学部は?」
「教育系です」
「そうか、教員になりたいんだよね」

学びは学校だけではない。それぞれのスタイル分だ
け学びの方法がある。フレネでは、高校に行かない
けれどきちんとした目的を持ってそれぞれの進路を
決めていくのがとても嬉しい。

「合格したから、一緒に飯でも食おう」
「本当ですか?やったー!」

高検(旧大検)合格者は、木幡と食事する(もちろ
ん木幡のおごりです)とうのがフレネの伝統です。

■2.お授業―表面効果翼船を作ろう!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日のお授業は、科学実験ものつくり。「飛行機はど
うして飛ぶの?」ということをシリーズに。
「空気には重さがある」ということと「ベルヌーイの
法則」をキーワードにいろんな自然現象を考える。

その一回目として、表面効果翼船を紹介。作り方は
簡単。説明はちょっと難しい…。
※表面効果翼船とは、水面上1~3mくらいのところ
を飛行する「空飛ぶ船」。水面すれすれを浮いて進
むんだけれど、ホバークラフトでもない…。空気の力
を利用した物らしい。

●空気の重さは…??

「一平方メートル当たりにかかる空気の重さはおよそ
10t。どうして人間ははつぶれないの?」
「それは、ほら、深海にすんでいる魚と同じでしょ?」
と、まさる。その通り!
「風船を膨らませてもつぶれないのも同じだね!」

「空気に重さがあるっていうのは、実験でやった!」
「木幡さんの授業でしょ?」
しっかり覚えている!台風とかの強風で物が倒れる
のも空気に重さがあるからだね。

その上で、表面効果翼船を紹介。簡単に表面効果
翼船の理論を説明した後に、いざ作る!

●みんなの出来栄えは??

なんだか耳慣れないもの作りだけれど、型を写した
画用紙を切って貼るだけで、結構簡単。
「ちゃんと、折り目にはカッターをいれて…。」と、几
帳面なのはユータ。まさるもかなり時間をかけて。

30分くらいで完成者がちょこちょこと。

「さ、飛ばすぞ!」
※本当は紙飛行機とは違うので、「飛ぶ」のとはち
ょっと違う…。

輪ゴムにかけて飛ばすのだけど、本当にスーッと進
む!エアホッケーみたいな進み方かな。

「ここまで来い!」と、ランク付けをするのはかい君。
結構難儀な要求だったけれど、
「あー!惜しい!悔しい!」と、改良に改良を重ねて
どんどん良いものが!まさるは7mくらい進んだ!

気がつけば2時間近くの授業でした!盛り上がった
ね!来週は飛行機のお話。いろいろな見解を紹介
します。

■3.お便りです■

● オーストラリア留学中の英樹

こちら豪州は季節が春に変わったばかりですが、今
の格好では少し厚く感じます。

沖縄等皆さん楽しい時間を過ごせたようでよかった
です。こちら豪州は、日本が夏休みの頃毎日学校へ
と通い、己の英語の発展に気を向けていました。

豪州の学校の学期制は四学期あります。日本とは違い、
一月に始業式、三月の終わり、四月の初めまで
二週間の休みがあり、次は六月と七月の間、後は、九
月にあり、夏休みは学年の区切りも兼ねているので、
一ヶ月と半月以上あります。相当暑いのかもしれません。

● 埼玉Kさん

夏休み中は、デイリーフレネが来なかったので、何
でかなあ?とおもっていましたが夏休みだからねえ
・・・と。

そういえば、我が家への見学(?)の件は、いつで
もどうぞ。酪農の仕事は、朝晩がメインなので、どう
しても日中は、仕事が無くて、仕事の様子が上手く分
かってもらえそうに無いのですが・・・(朝は、6時
から9時半ごろまでと、午後は3時から8時ごろまで
ですから)

そういったところが、上手く合えば 皆さんも「こん
な仕事もあるんだー」という体験ができると思うのです
がね。   

木幡さ。、お体を大切に。