デイリーフレネ

日々の状況や教育エッセイをJF代表・木幡が執筆。メールマガジンでもお届けしています。登録はこちらから

2005年11月14日

vol/1092

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1092--------- 2005/11/14
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.お授業「すがたをかえる大豆」-新宿
2.お授業―即興劇で遊ぼう!(熊谷)
3.木幡マンの一夜一冊(12)
==================================================

★今日はなんの日

1930 マレーネ・ディードリヒ(独 女優)主演のハリ
   ウッドデビュー作「モロッコ」が完成

★今日の花言葉

松 「不老長寿」

★今日は誰の誕生日

チャールズ皇太子(英 1948)
ネール(政治家 印 1889)

★今日の名言

「あえて馬鹿に見せるということは大きな知恵である。
だが、そのためには、私にはいつも欠けていたある種の
勇気を必要とする」
 ―ジード―

---------------------------------------------------

■1.お授業「すがたをかえる大豆」-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

先日ちょこっと読んだ、「すがたをかえる大豆」。
今日はどのように並べ替えをするのか解答と解説で
す。

お話しを構成する「起承転結」を、川の流れに例え
て説明。
「流れの合間合間に出てくるのが、接続詞だよ」
「そうかぁ!『しかし』とかは、川の流れを変える
とき使うんだね」と、シー君。

文章の中にどんな接続詞に注目して、お話しの流れ
をみていきます。

最後にみんなで文章を音読。
みんな大きな声でしっかり読めたね。

● おもちゃ作り-新宿

野菜の空き箱を使ってのおもちゃ作り。

箱にゴムを付けて、スペースの端までのばして…手
を離す!
さらに、向かってくる箱に向かって、玉入れ!!と
いう想定。

「僕が玉を作るね。そうだ、青が10点・赤が20
点っていうのはどう?」と、りょうすけ。またまた
ナイスアイディア!

ゴムを何重にもして強力にしたところ…ビューン!
「は、早過ぎ!!」

しかもすごい威力!跳ねかえった箱が、よう君の足
に激突!!

何度やっても、なかなか玉が入らなかったね…

■2.お授業―即興劇で遊ぼう!(熊谷)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

夏のBASIC合宿で行った即興劇。今日はみんな
で実践!

まずは、秘密を紹介する無言の即興劇。
一発目のまさる&かいコンビ。何やら動物の動きを
するまさる。
「わかった!!」
その後の組の発表でもみんな大笑い!最初から結
構の盛り上がり!いい感じで次に進む!

次は、静止ポーズからの即興劇。
「あれ、こんなところに便器が…。」
「本当だ、ちょっとお腹が痛いから…。失礼して…」
「ちょっと、ちょっと!」と、話し出す便器。
もうみんな大爆笑!

テラーが変わっていくバージョンまで盛り上がって終
了!みんなの瞬時のアイデア、とっても面白い!ま
たやっても良さそうです!

●しぃちゃんがやってきた!

3月まで一緒に生活していて、現在学校に通っている
しぃちゃんが遊びに来ました!

「ひさしぶりぃ。」という緊張の面持ちも5分たたず
と昔のしぃちゃんに!元気いっぱいの声が響き渡りま
した!

「おぅっほー!」と、変な奇声をあげて遊んでいるかい
の後ろをついてまわって、
「おっほー!!」と、しぃちゃん。
「なかなかいいコンビねぇ。」

懐かしい顔、とっても嬉しいです!
「やっぱりかわいいねぇ。」と、顔がほころぶみんなでした!

また遊びに来てね!!


■3.木幡マンの一夜一冊(12)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● 「日本フォーク私的大全」
           なぎら健壱(筑摩書房)1995

昔、吉祥寺の東急デパート裏に<武蔵野火薬庫―ぐ
ぁらん堂>というライブハウスがあった。1980年代
初頭に店を閉めてしまったが、そこで今は亡きフォ
ークの鬼才・高田渡とよく飲んでいた。彼とは、や
はり吉祥寺の<笹の葉>という飲み屋の外にビール
箱を出して飲んだくれていたなあ。

彼とはぼくが彼のインタビュー記事を書いた縁で25
年以上お付き合いしていただいた。彼のライブを何
度も企画したり、ぼくのクラスの子ども達が彼のア
ルバム作りに参加したり…、ぼくの本の出版記念会
でも歌ってもらった。今年の一月に企画したライブ
が最後になってしまったなあ…。

この本は、高田渡の一番弟子を自称するなぎら健壱
が1960年代後半以降のフォーク界の裏話をリアルな
証言と爆笑のエピソードで綴ったものである。

高田渡はもちろんのこと、RCサクセションの忌野
清志郎や岡林信康、吉田拓郎、泉谷しげるなどそう
そうたるメンバーの逸話が並ぶ。

例えばRCサクセションと言えばロックというイメ
ージだけれど初期はフォーク。ぼくは、渋谷の<青
い城>というライブハウスで彼らの演奏を聴いたこ
とがある。あの三浦友和と忌野清志郎は都立日野高
校の同級生で、三浦友和もRCサクセションでボン
ゴをたたいていたことがあるんです。

団塊の世代のおじさんおばさんには堪えられない一冊
です。