デイリーフレネ

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2005年11月22日

vol/1097

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1097--------- 2005/11/21
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.秋の昭和記念公園-新宿
2.お授業―男性と女性、どっちが大変??
3.木幡マンの一夜一冊(13)
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★今日はなんの日

1970 ケンタッキー・フライドチキン第1号店銀座三越に開店

★今日の花言葉

ほたる袋 「誠実」

★今日は誰の誕生日

古賀稔彦(柔道 1967)

★今日の名言

「私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、
倒れるごとに起きるところにある」
                ―ゴールドスミス―

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■1.秋の昭和記念公園-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● 自転車に乗って

現地に着いたら、まずお弁当。そのあとは、レンタ
ル自転車で広い公園内を走り回ります。

早いのは、しほ!それはそれは、凄いスピード!!

「自転車キライ」という、ともちゃんはドラゴンと
二人乗り自転車で移動。(いーなぁー)

ドラゴンがスピードを出すと、後ろから、
「もう!早いよ」と、ともちゃんからダメ出しされ
ます。

● おぼっちゃま

「この鍵どうやってかけるの!?」
旧式の自転車の鍵に悪戦苦闘の、ドラゴン。

「チェーン式しか使わないもん。ぼく、お育ちがよ
いので。あ、できた」
得意気に立ち上がったとたん、ガシャーン!!
自転車が倒れると、
「やーい、やーい!早く行こう!」とっとと散るみ
んな。

取り残されたドラおぼっちゃま。

● 飛んだり跳ねたり

みんなのお目当ては、フワフワドーム!

飛んだり跳ねたり、鬼ごっこをしたり。みんな大喜
びで転がり落ちて行きます。

滑って登ってこられないドラゴン
「やーい、ドラゴンだっせー」
みんなの笑いものに…(泣)

こうやっていじられるのは、実は大人気のお兄さん
だから。
それにしても、いつきても楽しい遊具だねぇ、これは。
みんな汗だく。

秋のポカポカ陽気の中で、思う存分自転車をこいだり・
遊んだりしました。

帰りには、
「足痛い…」すでに変な歩き方のりょうすけ。
明日は全身筋肉痛かな…

■2.お授業―男性と女性、どっちが大変??■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日は、みんなでディベート。お題は『男性と女性、
どっちが大変?』というもの。

まずは、みんなの意見を聞く。
「やっぱり女の人のほうが大変だよ。」という意見
がほとんど。

だけど、今回はディベート。基本的には、自分と違
う性別、もしくは自分と反対の立場の組へ振り分け。
チーム内で意見を箇条書きにまとめる。

発表→反対意見者の質問→それに対する反論、
がベース。

●女性のほうが弱い??

「女性の方が弱い→だから大変」という意見。

これに反論しなければならなくなったかい、
「女の人は子どもを産むだけの強さがあるでしょ。
男の人はその強さがない。それだから平均寿命も
女の人のほうが長い。だから、女の人のほうが弱
いとは言えない!」

すごい!今日のディベートの中で一番論理的な意
見でした。横で聞いていたボラ・いいちゃん、スタ・
テッシーも「おぉ!」と目を合わせていました。

だけど、『男性のほうが大変チーム』のほうが、圧
倒的形勢不利…。やっぱり妊娠・出産という話題に
なると反論できない…。

そんな中頑張るかいの一言、
「男性は女性にダイヤモンドを買わなきゃいけない
から大変なんだー!買ってもフラれるからもっと大
変なんだーー!!」

「そうだ、そうだ…」と、小さな相槌が聞こえたの
は気のせいかな??

■3.木幡マンの一夜一冊(13)■
  
● 「誘拐」本田靖春(筑摩文庫)

ぼくが中一の頃、「まつげえねえよ」という文言が
流行った。「それなあに?」と、先輩に聞いたとこ
ろ、「木幡、知らないの?ほら、誘拐事件の犯人が
身代金を取るために電話したとき話したせりふだよ」
と話してくれた。

が、実際にそれを聞いたことがないのでピンとこな
かった記憶がある。いわゆる、<吉展(よしのぶ)
ちゃん事件>である。

この本は、<吉展(よしのぶ)ちゃん事件>を題材
にしたノンフィクション。この事件がおきたのは東
京オリンピックの前年だが、犯人の小原保を単に極
悪非道な男としてとらえず、高度経済成長という光
に隠されネガティブな生き方をせざるを得なかった
人としてとらえている。

何故彼がこの事件を引き起こし、どのような流れの
中で逮捕され、事件が解決して行ったのか…。戦後
を代表するドキュメンタリーと言っていいだろう。

この本をベースに事件はテレビドラマ化されたが、
犯人役の泉谷しげるの演技が秀逸だった。