デイリーフレネ

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バックナンバー

2005年12月16日

vol/1115

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1115--------- 2005/12/16
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.2005年ジャパンフレネの十大ニュース
2.ジャパンフレネあれこれ
3.文部科学省指導室長来る!―合宿のお知らせ
==================================================

★今日はなんの日

1932 日本橋白木屋デパート、初の高層ビル火災

★今日の花言葉

はんのき「壮厳」

★今日は誰の誕生日

森田健作(1949 O型)
松山千春(1955 O型)

★今日の名言

「死と同じように避けられないものがある。それは生
きることだ」

          ―映画「ライムライト」より―

----------------------

今年1年、いろいろとご支援賜り、ありがとうご
ざいました。ジャパンフレネ2004年度第3期は、
1月10日(火)オープンです。

入会をご希望の方は、定員が間近になりましたので
早めのご連絡をお願い致します。

皆さん、良いお年を!
来年もまたよろしくお願い致します。

次回のデイリーフレネは2006年1月10日(火)発信です。

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■1.2005年ジャパンフレネの十大ニュース■

本日で2005年第2期の終了です。今年のエピソー
ドを集めてみました。

● じゅん君!高検合格!(9月)

一発で合格!教師志望だそうです。

● ひでき、オーストラリアへ旅立つ(4月)

9月からハイスクール入学です

● キャンプで泥酔した木幡マン、道端で寝る!(5月)

「じゃあ、お休み」と言ってから数歩、一瞬にし
て眠る

● りょう&よう、JFFでコントのコンビ結成!(11月)

その名も「ガメオキング」!

● ひかる君、専門学校合格!(10月)

文章修行が稔ったね!

● 台風直撃下、沖縄・鳩間島へ!(7月)

恒例の「飛ぶ教室」、釣り舟では船酔いでほぼ全
員全滅!

● けんご、オープン以来の在籍記録更新!(12月)

足掛け7年の在籍

● 体育祭、大盛況!

60名以上の参加で4チーム結成!

● 各種行事、新宿・熊谷の連携定例化!

体育祭・JFFなど相談がうまくいき、大成功です。

● 代表・木幡の新刊決定!

来年4月講談社現代新書として上梓します。
乞う!ご期待!

■2.ジャパンフレネあれこれ■
 ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● 最後は持ちよりパーティー!

第2期最終日は、恒例の一人一品持ちよりパーティー!

「木幡さーん!待ちくたびれたよ!」
「早く、乾杯しようよ!」

りょうすけが、ご挨拶。
「えー、みんな、今年1年頑張ったね。特に木幡さ
んが頑張った」

よう君は「木幡さーん、これ誕生日プレゼント。ぼ
くが焼いたの」
手製のふくろうの焼き物!ありがとう!うれしいー!

「木幡さーん!ほら、ばあちゃんが作った稲荷寿司
だよ」と、しほ。

手作りケーキ・サンドイッチ・から揚げ・シューマ
イ…、その他たーくさんのご馳走!

木幡も頑張りました。
「ほーら、お鍋ができたよ」
簡単・安い・うまい=みぞれ鍋です。

体験入会のさとちゃんもなじんだ、今年1年の最後を
飾る大パーティーでした。

● もう一つのパーティー

これまた恒例…、合格お祝いお食事会。高検合格の
じゅん君とカルビ焼きを食べました。

食べ終わって「じゃあ帰るか」とジャケットを羽織
る木幡に、「木幡さん、エプロン、エプロン」

なんと焼き肉屋のエプロンをしたままジャケットを
着ていた木幡でした。

■3.文部科学省指導室長来る!―合宿のお知らせ■
   
―「絵を描くって楽しい!」
&「文部科学省生徒指導室長と語ろう!」―

ジャパンフレネでは毎年、夏と冬、多彩なゲストを
お迎えし、授業作りに関するワークショップを行な
っています。

この冬のゲストはあのカンカンアーティスト、ささ
きくみこさん、そして文部科学省生徒指導室長亀田
徹さんです。

楽しいひとときを過ごしていただければ幸いです。
大人も子どもも楽しめるワークショップです。お知
り合いの方にもおすすめ下さい。

※ カンカンアート
 路上に落ち、錆びてつぶれたカンカンをアートに
 するという斬新な発想で一世風靡

●日 時 :2006年1月7日(土)午後1時集合
      2005年1月 8日(日)午後12時解解散 
        <日帰りの参加も可>

●会 場 :宿坊・柏尾山大善寺 山梨県甲州市勝沼町
勝沼3559 tel 0553-44-0027

● 定 員:30名

● 費 用 14,000円
(参加費・イベント費―5,500円 宿泊費―8,500円 
1泊3食 飲み放題)

※ 宿泊なしの方は、参加・イベント費(5,500円)と夕
食代(3,500円)計9,000円をお支払いください。お子
様の参加は10,000円です。
費用は、当日、お支払いいただきます。

※  夜の「文部科学省生徒指導室長と語ろう!」だけ
参加の方は参加費3,000円のみお支払い下さい。

※ 前日・当日のキャンセルはご容赦下さい。後日全
額お支払いいただくことになります。

● ワークショップの内容 (1) 
「絵を描くって楽しい!」

 1月8日(土)午後2時~5時
1月9日(日)午前9時~12時

【ささきくみこさんから一言】

参加者の皆様が主に小学校の先生であることと、美
術(図画工作)の授業に多少難しさを感じておられ
る様に思いましたので、「よく観て描く」授業に決
めました。

今まで二回、私も大善寺に参加させてもらって、静
かでいい所だと思っていました。その環境に助けて
もらって、瞑想するかの様に絵を描けたらいいなと
思っています。

「絵を描く」授業は昔から多く、どの地域でも行わ
れている課題ではありますが、そのわりに、進化し
てない、指導する側もいまいちよく解っていないと
いう現状…かと言って私も今だに成功し得てない授
業であります。

だたひとつ、私の体験に、今でも残っている、頭の
どこかに引っかかっている描画体験がありまして、
それをヒントに、なんとか、少しでも現状を変えら
れたらと思い、このワークショップに参加したいと
思います。
 宜しくお願いします。

※  参加者は水彩絵具セットをご持参下さい。

【ささきくみこさんプロフィール】
1967年 大阪生まれ
1991年 京都教育大学教育学部特修美術科卒
1992年 同研究科

<主な展覧会歴>
1994年 缶鑑賞者~発見されたオヴジェ展 
          ギャラリー・そわか 京都
1995年 缶々商社・極上枚缶鑑賞会
    アジア太平洋トレード・センター 大阪
1996年 FIELD WORK~個人からの出発
          ギャラリー・そわか 京都
1998年 THE LIBRARY KANAZAWA
 東寺・弘法市 京都、知恩寺・手作り市 京都
1998年 FRONTIERS vol.6. "COLLECTION"
    金沢市民芸術村アート工房 石川
2000年 『出会い』 DE FIETSZN FABRIEK 
     オランダ・ハーレム
2004年 『東からの光跡』
     前島アートセンター 沖縄

<主な職歴>
1992年~1994年 大阪府守口市立第四中学校 
        非常勤講師
1993年~2000年 第一楽器絵画教室 講師
         こうづアトリエ主催

● ワークショップの内容 (2)
「文部科学省生徒指導室長と語ろう!」

 1月8日(土)午後7時30分~エンドレス!

文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導室長
亀田徹さんをゲストに、現在の教育問題を語りあい
ましょう。

めまぐるしく変化する教育行政の中、現場の本音・
行政の本音を出し合い、状況をすこしでもよい方向
に持っていくことができればと思います。

亀田さんはとても気さくな方、ひざを交えて語り合
いましょう。いろいろ質問を用意してみるのもいいで
しょう。

【亀田徹さんから一言】

「これからの学校教育のあり方を考えるにあたって、
私は、学校や教育委員会、フリースクールなど様々
な方々からお話をうかがっているところです。

木幡先生とお話している中で、『学校訪問ではなか
なか実際のところは分からない』と申し上げたとこ
ろ、『それなら』ということで、今回お誘いいただ
きました。

よい授業とは何か、学級・学校づくり、生徒指導の
課題などなど、ざっくばらんに意見交換したいと思
っています。

【亀田徹さんプロフィール】

昭和42(1967)年 生まれ
平成 3年 文部省入省
平成10年 福岡県教育委員会事務局 高校教育課長
平成12年 文部省高等教育局大学課 課長補佐
平成15年 文部科学省初等中等教育局児童生徒課 課長補佐
平成17年    同            生徒指導室長

● アクセス
・中央高速道・勝沼インター降りて約2分。
・JR線JR中央本線・勝沼ぶどう郷駅下車。
  タクシーで5分(1000円以内)。
●申し込み方法 
 12月26日(月)までに電話・FAX・メールで下記に
 お申し込み下さい。

※ お申し込み先 フリースクール ジャパンフレネ
      
TEL 03-3352-3135 
FAX 03-3352-3039
e-mail  sinjuku@jfreinet.com 

※  参加者には申し込み後、詳細を郵送致します

2005年12月14日

vol/1114

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1114--------- 2005/12/15
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.紙飛行機を作ろう!-新宿
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.お散歩―体育館(熊谷)
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★今日はなんの日

1963 プロレスラー力道山、暴漢(村田勝志)に
   刺され(8日)、死亡(39歳)

★今日の花言葉

シクラメン「嫉妬」

★今日は誰の誕生日

谷川俊太郎(詩人 1931)
A.エッフェル(エッフェル塔設計者 1832)

★今日の名言

「すなわち、最も良き人々は戻ってこなかった」
     ―『夜と霧』(アラン・レネ)より―

ここでの最も良き人々とは、勇敢な者、信念に基づ
いて行動した勇気ある人々を指す。ナチの強制収容
所から出てきたのは、臆病な卑怯者だけであったと
いう、生き残ったものの凄絶な自己処罰の哲学が、
この一行から読み取れると、森巣博(国際ギャンブ
ラー、作家)は言う。
   

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■1.紙飛行機を作ろう!-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● よく飛ぶ紙飛行機

今日のものつくりは、紙飛行機。紙飛行機の鉄則は、

1.切らないこと
2.のりを使わないこと
3.よく飛ぶこと(!)

この、よく飛ぶことが難しい。

翼に「ひねり」をつけることや投げ方の説明をして、
では折り始めよう!

「paper airplane」の本から、自分の気に入った飛
行機を選びます。
「私これがいい!」ななちゃんは、『フライヤー号』
を。じゅんじは、『ステルス』。

設計図とにらめっこしながら、やっと完成!!

● いざフライト!

作った紙飛行機を手に、太宗寺へ!
「いっせーの!」で、みんなで一斉に飛ばしてみる。

「あー!ともちゃんのが一番飛んだー!」
設計図に頼らず、自己流で作ったともちゃんの飛行
機が一番飛びました!!

なかなかまっすぐ飛ぶ飛行機はない。そこで、
「まっすぐ飛ばす練習!」
と言って、スタおきょうに向かって飛行機を飛ばし
てくるみんな。結構恐い、痛い…

自分が作った飛行機がよく飛ぶと気持ちがいいねぇ!


■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● これが本当の…

「ともちゃん、表のフレネの看板を拭いてきてくれない?」
「いいよー」と気持ちいい返事。

「看板拭き、これからともちゃんの仕事にしようか」
これが本当の看板娘です。

● 僕の靴を嗅いで!

スタおきょうがパソコンに向かっていると、
「ねぇねぇ、僕の靴のにおいを嗅いでみて」と、顔
に靴を近づけてくる、りょうすけ。

「いやだよっ!なんで私が靴のにおい嗅がなきゃい
けないの!」
「靴のにおいじゃないよ、これだよ」
今度は中敷を近づけてくる…

「いやだってば!!」
「いいにおいなんだよ、お花の」

それを聞いて、チャレンジャー・シー君
「くんくん。あ!いい匂いだよ。うふふふふ」

その笑いの意味は??

● 誰にしようかな

「やなさんまだ結婚しないの?」と、しほ。
「まだだよ!やなさんは、まだ誰と結婚するか考え
中なの!」
なぜか必死にフォローするりょうすけ。

「うーん、じゃあねぇ…だ・れ・に・し・よ・う・
か・な」と、スタおきょう。
その場にいた、りょうすけ・かずき・じゅんじを順
番に指さす…

「あっ!逃げた!!」
ささっと指の先から逃げたのは…じゅんじでした(泣)

■3.お散歩―体育館(熊谷)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日のお散歩は体育館。いつもはバトミントンをして
終わるのだけれど、今日はあれやこれや遊びまわり
ました!!

最初はバトミントン。
「ちょっと寒いね…。」と、みんな調子が出ない様
子。トーナメントをするも、いつもの優勝候補・ユ
ータは初戦にて早々に敗退。
「ふわぁ、だめだぁぁ…。」

みんなどことなく動きが硬い…。

●ドッヂボールは大盛り上がり!

今日一番盛り上がったのはアメリカンドッヂボール。
ボラ・コジの球は速い!みんなで挑戦するも、
「ぐあ!」
悲痛な叫び声…。

最後は子ども5人VS大人5人での対決。これはか
なり白熱!ボールも二つになって、
「誰を狙う??」と、作戦もかなりしっかりしたも
のに…。

ピンチが続いたのは大人チーム。
「うらぁ!当てろ!」と、かい監督の元子どもチー
ムが優勢!!

だけど、最後は大人の底力(プラスずるさ…)で終
わりました!!

気がついたら汗だくのお散歩だったね!!

vol/1113

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1113--------- 2005/12/14
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.2005年の新宿は…-新宿のミーティング
2.インスピレーションゲーム-新宿
3.お授業―第二期の総括(熊谷)
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★今日はなんの日

1975 北海道室蘭本線で最後の蒸気機関車運転

★今日の花言葉

松 「勇敢」

★今日は誰の誕生日

ノストラダムス(占星術師 仏 1503)

★今日の名言
「ひとは女には生まれない。女になるのだ。」
―ボーヴォワールの著『第二の性』の冒頭の句―

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■1.2005年の新宿は…-新宿のミーティング■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

本年度の最終週に入りました!
まず、今週最終日までのスケジュールをみんなで確
認。

「19日の大掃除に参加してくれる人は?」議長の
りょうすけ。
「はぁーい!」たくさんの手が挙がるのはうれしい
なぁ!

●新宿十大(重大)ニュース!

さらにみんなで、2005年度の新宿フレネの十大(重大)
ニュースをあげていきます。

「やっぱり、じゅん君が大検合格したことでしょ!」
そうそう!
「テーブルが壊れたこと…新しいの欲しい」と、もえ
ちゃん。
悲しいニュースです(泣)

極めつけは、
「キャンプで木幡マンが酔っ払って道端で寝ていたこ
と!!」
今年もいろいろあったねぇ…


■2.インスピレーションゲーム-新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

久しぶりのインスピレーションゲーム!
今日のおもしろ回答は…

● 変な名前と言えば

「ほにゃほにゃさん」(かずき)
「岩崎岩男」(スタおきょう)
 
● 宝箱に入っているものと言えば

「ダイヤモンド」(かずき)
「金(かね)」と答えたのは、もえちゃんそしてス
タおきょう。

「現実的で夢がないね…」ぼそりと、もえちゃん。

● 罰ゲームと言えば

「でこピン」(よっちゃん)
「尻文字」(スタおきょう)
そしてちせちゃんは…「校庭10週!」なんと!!


■3.お授業―第二期の総括(熊谷)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

いよいよ今週にて第二期が終了。思い返せば万博、
体育祭、JFF、そして先日のお餅つきと、盛り
だくさんの3ヶ月半でした。

その都度、反省会はしてきたけれど、冬休みの宿
題として、毎回作成している第二期を振り返るプ
リントを作成。

「お散歩、どこ行った??」と、聞くと、
「えーっと、気象台と…。あとどこだっけ?」
結構忘れてしまっているもんだね。
「お料理は??」
「ピザ!!」と、かい。
「それは去年!」

今日は「どうして、このようにいちいち振り返らな
きゃならないのか」ということについてもお話。
このグループでした経験や個人個人で感じたことなどを
整理していくことは、次につなげるために必要な作業な
んだね。

今日はぼくのお話でおしまい。休み明けのみんなのレポ
ート、楽しみです!

●この寒天の下…

もう冬本番。
「うー、寒い。」と、肩を縮こめて登場のみんな。熊谷は
風も結構吹くので、それはそれは寒い…。

そんな天気でも、
「外、行こう!!外!」
「え?寒いよ??本当??」なんて大人が言ってもどこ
吹く風。結局みんなで荒川にてサッカー。

こめかみがちぎれそうな冷たい風…。そんななのに、
「おう!冬の醍醐味!!」なんて。

子どもは風の子、だねぇ…。

vol/1112

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1112--------- 2005/12/13
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.お誕生日なのに…
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.ものつくり―ボンボン人形作り(熊谷)
==================================================

★今日はなんの日

1921 日英同盟破棄
1937 日本軍南京を占領

★今日の花言葉

菊(紫紅)「愛」

★今日は誰の誕生日

織田裕二(1967 A型)
仲代達也(1932)
ハイネ(詩人 独 1797)

★今日の名言

「需要と供給、人は価値ある人間に金を出す。それ
がルールだ。教室で経済を勉強する必要などない」

―カール・ルイス(オリンピック4冠のアスリート)―


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■1.お誕生日なのに…■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

「これ家からかっぱらってきた、みんなで食べよう」
と、まっつぁんが持ってきてくれたのは…
人の頭ほどある、大きなシフォンケーキ!!

「こんな大きいけど、一人でまるごと食べられるく
らい
おいしいよ」と、まっつぁん。
まっつぁんが丸ごと一個食べてしまうのもわかる!
ふわふわでおいしい!みんなでおいしくいただきま
した。

「なんで俺の誕生日に俺が差し入れしなきゃならない
んだー!」
ぼやくまっつぁんでした。

12月はお誕生日が集中しているんだなぁ。

■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● みんなでUNO

まったりと時間が流れる、月曜日。午後はみんなでU
NOをしました。

手持ちのカードが残り2枚になったかずきの前で、
「色変え」とWildカードを出す、ともちゃん。

「あ!…なんだよぉ。恐ろしい事するなぁ」と、か
ずき。
さらに、またしてもかずきがあがる間際、「Draw fou
r」を出すともちゃん。
「…とも、こえー」と、つぶやくかずき。

こうして10分以上も続いた、二人の一騎打ち。結局、
帰る時間になってゲームオーバー…

今日はみんなでのんびりの一日でした。

● レールを敷いて

車体の下に付いているセンサーで、線路を感知して
動くプラモデル。電車好きのりょうすけ、早速実験
です。

紙に自分で線路を描いてみる。
「幅7mm以上の線じゃないと感知しないよ。ピンク
色や黄色もだめ。黒か緑なら大丈夫」


■3.ものつくり―ボンボン人形作り(熊谷)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日のものつくりは、はるきママに教えていただいた
毛糸ボンボン人形作り。

毛糸をぐるぐる巻いた後にハサミで切って、さらに成
形。あとはフェルトでパーツをつけるだけというお手
軽さ!

お手本に頂いたものは、
「おぉー!かわいい!!」
と、大好評!人形からなんとクリスマスツリーまで!

「こんなの作れるの??」と、みんな目を丸くしていた
けれど、始めてみるとみんな黙々とグルグル…。

かわいいものを目指して作っていたのだけれど、出
来上がりは、
「なー!これは笑える!」というものが続出!フェル
トの切り方で出来上がりが大きく左右されたね!

かいは、最初「やんねー」なんて言っていたけれど、
作り始めてみると、
「ちょっと楽しい…。へへ…。」
ご満悦の様子。いろいろな色の毛糸をいっぺんに
混ぜての作品。カラフルでとってもいい!

またみんなで作って、豪華なものを仕上げようね!

2005年12月12日

vol/1111

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1111--------- 2005/12/12
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.中央大学学食・多摩動物公園-新宿
2.熊谷のお授業―ドラえもんでことわざ!
3.木幡マンの一夜一冊(16)
==================================================

★今日はなんの日

1988 黒人差別と判断、絵本「ちびくろさんぼ」絶版

★今日の花言葉

わた 「優秀」

★今日は誰の誕生日

小津安二郎(映画監督 1903)
福沢諭吉(教育者 1834)

★今日の名言

「ねむるなら目をつぶりなさい。考えるなら目をあ
けなさい。目をつぶって考える中身は大概くだらな
い。決断に向かって思考するとき、目は必ず見ひら
かれて輝いている」
          ―むのたけじ「たいまつ」―

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■1.中央大学学食・多摩動物公園-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● 期待通り!

本日のお散歩のもともとの目的地はここ、中央大学
学食。
「おいしいんですよ!」
ちせちゃんママのお墨付きです!

みんなが好きなのは、ラーメン。
「あ!おいしい!青学よりおいしい!!」ですって。

「はい、カツ丼大盛りね」
声のかかった方を見ると、注文したのはなんと、し
ほ!!

カツ丼大盛りをペロりとたいらげて…さらにソフト
クリーム!!!育ち盛りです。

● 出産ブーム?

多摩動物園は、9月10月と出産ラッシュだったよう
で、たくさんのかわいい赤ちゃんたちに出会うこと
ができました。

珍しいのは、マレーバクの赤ちゃん。もうじきこの
ウリ坊模様が消え、お母さんと同じ模様になるそう
です。

「あっちもこっちも赤ちゃんがいるね。秋は赤ちゃ
んブームだったんだねぇ」と、スタおきょう。言っ
た後で、何か違うなと気付く。

「…シーズンでしょ」と、すかさずちせちゃん。
「出産をブームにしてはまずいよ」と、しょう君に
まで突っ込まれる。

とにもかくにも、くっついて温めあう親子の姿をた
くさんみることができ、こちらまでほのぼの。

● オーストラリアゾーンには…

アジア・アフリカ・オーストラリアなど、いくつか
の地域別にわけられている園内。

「オーストラリアゾーンには、どんな動物がいるの
かな?」と、かずき。
「オーストラリアには、ひできがいるんだよ」スタ
おきょう。
「え!?ヒデキって何?どんな動物??」思わずみ
んな大爆笑!

噂のひでき、1月になったら一時凱旋帰国かな。会
えるのが楽しみだねぇ!!


■2.熊谷のお授業―ドラえもんでことわざ!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日は、新宿でもやっていたドラえもんのことわざ
マンガを用いた授業。
ことわざを導き出す4コママンガが書いてあり、そ
のマンガが何のことわざについて書いてあるのか
を当てるというもの。

まずはみんなで考える…。
「えー!わからない!!適当でもいいの??」
「もちろん!!」

そして発表。文章をたくさん書くまさるは、やっぱ
りすらすらと。その横で解いていたボラ・いいちゃ
んが、「これは、帯に…、じゃないかな。」と、思
わず口にしてしまうと、
「あー!まだやってないんだから!言わないで!!」

その後は、それぞれにこれらのことわざを使って作
文。
・おぼれるものは わらをもつかむ
・帯に短したすきに長し
・後の祭り
・穴があったら入りたい
・石の上にも三年
といったことわざ。

「んー!難しい!」
日本語独特のことわざ。普段はなかなか使わないか
な?こういう機会にいろいろな表現を使ってみるのも
いいね!!

●こんな例文…

みんなでことわざを使って例文作りをしていると、
「昨日、ウンコをもらしてしまってさぁ。穴があっ
たら入りたいよ。」と、なんとも下品な例文…。

すると、
「それは、後の祭りでもいいんじゃない??」
なんて…。

■3.木幡マンの一夜一冊(16)■

● 『ぼくたちの学校革命』久保島信保
    1975 中公新書(絶版)

● 『地方公立校でも「楽園」だった』川村美紀
    2005 中公新書ラクレ

昔、今から30年前、山梨県の片田舎ですごい教育実
践があった。中巨摩郡白根町立巨摩中学校…(現在
の南アルプス市白根巨摩中)。

教科の科学的な追及、合唱や絵画の芸術教育…。今、
文部科学省がいう<ゆとり教育>を40年前以上に先
取りし、毎年全国研究会も行いその授業を公開して
いた。

しかし、1975年13回目の公開研が突然の中止になる。
何故?????

『ぼくたちの学校革命』は巨摩中の実践的支柱だった
美術教師・久保島信保が赴任してから12年間の軌跡を
書いたものだ。また、『地方公立校でも「楽園」だっ
た』は巨摩中の卒業生でその教育実践の素晴らしさを
実感している著者が当時の当事者にインタビューした
り、議事録を丹念に調査したりしながら巨摩中抹殺の
真実を突き止めていく軌跡が書かれている。

この2冊を読めば、公立中学でも日本トップレベルの
教育実践が可能であることがイメージできる。同時に
<一人の百歩より百人の一歩=ことなかれ主義、長い
ものに巻かれろ主義>の行政や議会がこの素晴らしい
教育をどのようにつぶして行ったのかもわかる。

1976年に教員になったぼくは、巨摩中の実践を直接は
知らない。しかし、あの久保島信保と一緒の職場につ
くことになるとは、夢にも思わなかった。

1979年、請われて明星学園に移動した時、やはり山梨
県から明星学園に来ていた久保島信保と2年間だけ一
緒に仕事をした。

「都会の子と田舎の子は違うよ…」
彼は明星学園で3年間だけ勤務し53歳で教育界から身を
引いた。

公立学校の可能性、そして限界…。あなたはどちらに
賭けるだろうか…?、