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2006年03月03日
vol/1151
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1151--------- 2006/03/03
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.お誕生日プレゼントクイズ
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.ジャパンフレネ熊谷あれこれ
==================================================
★今日はなんの日
1860 桜田門外の変で大老井伊直弼暗殺される
★今日の花言葉
れんげ草「私の幸福」
★今日は誰の誕生日
ジーコ(サッカー ブラジル 1953)
★今日の名言
「私たちはときとして情念に動かされ、これを熱
心さと思い違える」
―トマス・ア・ケンピス『キリストにならいて』より―
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■1.お誕生日プレゼントクイズ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
「あ!明日は、よう君の誕生日だ」
ぼくの誕生日にちゃんと自分の作品(陶製のかえる)
をプレゼントしてくれた。
「木幡さん、ぼくの誕生プレゼント忘れないでよ」
と何度も何度も確認されていたので、さすがの木幡
も忘れません。
しかし、ここは授業屋木幡、プレゼントも授業化し
ちゃうんだよね。
● 誕生日プレゼントを当てよう!
・三つの袋の中から好きなものを一つだけ選ぶ
・中身を質問で当てる。ただし、「はい」か「いい
え」でしか答えない。
※「チョコレートですか?」などのダイレクトな質
問には答えません。
みんなよう君のためにあれこれ質問!
「食べ物ですか?」
「いいえ」
「飛びますか?」
「はい!」
「昆虫かな?」
「バカ!鳥だよ」
あれこれ質問して、ついによう君が当てました!
「インコの置物!」
ピンポーン!
袋を開けてみて…、「あれ、これインコじゃないよ」
木幡、鳥の名前も知らずに問題を出していました。
ちなみに他の二つの封筒には、「鈴石」と木幡の
母校「青学の校章」。
校章を見て、「これじゃなくてよかった」と、よう君。
…プレミアものなんだけどなぁ。
■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
● 万歳三唱!
ついに壊れてしまったJFのテーブル。貧しいので
新品は買えません。そこで東急ハンズに行き、テー
ブルの脚だけ買ってきて、付け替えました。
脚4本だと少しぐらぐらするので6本脚にしました。
下から見ると、なんか変だよなあ…。
「補強に脚20本付けるのどう?」
「机買ったほうが安いってー」
おかしな会話をしながら。
そして完成したときには、思わず「ばんざーい!」
万歳三唱!
● お雛様完成!
昨日の続き、お雛様作り。
今日はみんなで手分けして、台座を作ります。
金紙や銀紙をつけて、豪華な台座の出来上がり!
できた台座に、それぞれが作ったお雛様を飾ります。
お雛様のようにかわいい、しほ!
「ガンダム」がいたり、「おきょう」がいたり…オ
リジナルな雛壇です
● お別れ旅行は「つるつる温泉」!
高校や予備校へ…、次のステップに進む会員とのお
別れ旅行。
出ていた候補地は…、鶴巻温泉・葛西の水族館・観
音崎・鎌倉&江ノ島、八景島シーパラダイス、つる
つる温泉。
まず、一人3回手を挙げ、候補地を三つに絞り、最後
に一つだけ選びます。推薦した人たちがそれぞれの
特徴を話します。
今回、木幡とけんごは息があった。二人でつるつる温
泉を推薦、そして見事選ばれました!
新宿→立川→御岳→日の出山→つるつる温泉→武蔵五
日市→立川→新宿。
みんなでハイキングを楽しんできます。
■3.ジャパンフレネ熊谷あれこれ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
● お料理―春巻き
今日のお料理は、春巻き。しかも揚げるものと生春
巻きで春巻き三昧。
今日は子どもだけでお買い物。
「この値段でおさめてね!」
安いものをさがしたみたいで、見事に目標金額以内
だったね!すごい!!
春巻きは下準備でいろいろとすることが多いと思っ
たけれども、
「おれは~やるよ。」
「何かやることは…?」
と、それぞれに仕事に取り組んだおかげで予想以上
のスピードで進む!
いつもは揚げものは大人の仕事だけれども、
「今日は、おれがやるよ。」と、ユータ。
おいしそうなきつね色に揚がりました!
そして、無事に食事。今日は8人で8合のお米を炊
いてしまった…。
「ぐぅ、苦しい…。でもまだあと少し!」
みんなで食べる。そして見事に完食!春巻きのお味も
最高だったね!
● お授業―国取り合戦 エネルギーバージョン
お料理が終わったら、2チームに分かれて国取り合
戦でお授業。
今回はエネルギーバージョン。
「エネルギーとして挙げられるものは?」というと
ころから、その消費の条件を考える。
「人がいっぱいいるとか。」
「あと、車だよ!」
「工場もね。」
ここから各地の地理的条件を探して予想。工場がた
くさん隣接している場所や、車社会で有名な都市な
ど、みんなで相談。
上位4位までは見事に順番に予想的中でした!だん
だんと日本の地理の様子が見えてきているのかな?
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日差しが暖かな今日この頃…、花粉症の季節…。
ジャパンフレネも今年度の活動は、あと2週間を残
すのみとなりました。
皆さん、楽しい週末を!
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2006年03月02日
vol/1150
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1150--------- 2006/03/02
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.続々合格!おめでとう!
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.熊谷のお散歩―国立科学博物館
==================================================
★今日はなんの日
1840 遠山の金さんが北町奉行に
★今日の花言葉
はなきんぽうげ「美しい人格」
★今日は誰の誕生日
ミハエル・ゴルバチョフ(政治家・露・1932)
★今日の名言
「あなたは、子羊がただたんに微温(ぬる)きもの
より、冷ややかなものを好んでいることに驚かれた
のですな」
―ドストエフスキー『悪霊』より―
※ 微温的な態度よりも徹底した態度をよしとした
もの
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■1.続々合格!おめでとう!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
ななえちゃん、けんごが高校合格!じゅん君、高検
合格!そして、とどめは昨日の都立高校合格発表で、
まっつぁんからの電話。
「木幡さん、受かりました!」
約束どおり、3時半ころの電話でした。おめでとう!
■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
● お店の味
本日のお料理は、エビチリとニラタマ。エビチリ担
当は、りょうすけとななちゃん。
「じゃあ、エビチリは二人に任せたよ!」
「オッケー、ベイビー!」と、りょうすけ。
でも、見ていると…
「次!ケチャップ入れて!」
「あーあー!こげちゃうー」大丈夫かしら。
どうなることかと思いきや…
「おいし~!大成功!」でした。みんなモリモリ食
べたね!!
● 来年度の企画
「しほ、今年は箱根行くから!」と、しほ。
「箱根じゃなくて、山形で紅花摘みっていうのはど
う?」と、りょうすけ。
新宿のみんなは、もう来年度の行事に思いを馳せて
います。
「JFFでは、しほがお客さんをお出迎えする!」
「どんな風に?」と、聞くと…
おもむろに正座をする、しほ。そして、
「『お背中お流ししましょうか?』」
そんなお出迎え!?
「電気は消してね」と、しほ。
「…怖いよ」
なんとなく、却下の空気が流れていました。
● 企画その2
「JFFで歌も歌うんだぁ!」ノリノリの、しほ!
「へぇ。いいんじゃない?どんな歌か歌ってみて」
と、りょうすけ。
「じゃあ、歌うよ!『きーがー、つけばそばにー
…』」しほノリノリ。
聞き終えた、みんな。拍手をするも…
「きーがー、つけばいつも…」
「あ…まだ続いてたんだ(泣)」
終わらない、しほの歌。
「あー!もう、うるさい!終わり!!」
自分で「歌って」と言ったのに、無茶苦茶なりょ
うすけでした。
■3.熊谷のお散歩―国立科学博物館■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日のお散歩は森林公園の予定だったけれど、あい
にくのお天気。
昨日の段階でみんなで話し合って上野の国立科学博
物館に変更。久しぶりの上京お散歩でした。
●最近のお授業と関連付けて
博物館の中はたくさんのテーマ。それぞれにフロア
が違うのでとってもわかりやすい。
最近の授業ででてきた原子・分子の説明もある。
「人間の体は…。こんな原子でできてるの??」
「なるほど!」と、目で見て納得できる展示はさす
が!
周期表を目の前にしては、あれこれ説明を見る。
実になったね!!
放射線を見られる展示。
「えー!こんなに!!」と、びっくり!
●ウグイス??
口笛がやたら上手になってきているかい。館内で剥
製を見ていると、
「ホーホケキョー」と、聞こえてくる。
館内の鳥の鳴き声の放送と重なって、どっちが本当
かわからなくなるくらい!
すると、係りの人がきょろきょろしながらこちらに。
「お兄ちゃんが吹いてたの?放送が壊れたのかと思
って!」
思わず赤くなるかいに、
「上手ねぇ!」と、他の係りの人まで連れてきて褒
めていました。
ますます赤くなるかいでした!
●見学者たくさん!だけど…
今日は幼稚園児に小学生がたくさん。お昼をみんな
で食べていれば、後ろのテーブルでは小学一年生ら
しき団体と、先生が食事中。
「ほら!~して!!」
「ほら!~しちゃだめ!!」
という言葉が聞こえてくるたびにフレネのみんなは
苦笑い…。
当然そこの子ども達は
「~していいですか?」と、許可待ちの言葉ばかり。
館内で再び見かけたと思ったら、
「記念撮影のときはピースしちゃだめ!撮りなおし!」
って…。さすがに唖然としてしまいました。
2006年02月28日
vol/1149
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1149--------- 2006/03/01
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.お授業「大喜利」―新宿
2.電気分解からイオンのお話―熊谷
3.まっつぁんとの会話
==================================================
★今日はなんの日
1954 マグロ漁船「第5福竜丸」がビキニの米水爆
実験で "死の灰" かぶる
★今日の花言葉
デンドロビウム「わがままな美人」
★今日は誰の誕生日
芥川龍之介(1892 小説家)
★今日の名言
「ここでいっさいの優柔不断をすてなければならぬ。
臆病根性はここでいれかえなければならぬ」
―カール・マルクス『経済学批判』岩波書店より―
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■1.お授業「大喜利」―新宿■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
「みんな、大喜利って知ってる?円楽とか木久蔵と
かやってるでしょ。大喜利で授業やるからね」
木幡の提案にみんな??????
● 本日のお題
「みんな、口を閉じなさい。○○じゃないんだから」
朝、最寄の駅(始発)から電車に乗ろうとしたら、
ホームに小学生(5年生かな?)の大集団。画板を
持っているのでどこかに写生に行くのだろう。
嫌な予感がしたら…、その通りに。ぼくの座ってい
る車両に、どどどーっと、その集団が…。大声でし
ゃべるは、つり革にぶら下がるは…。
引率教員は何もせず。学級崩壊してんじゃないの?
だったら、ぼくが言ってやろうじゃないか!
と思ったとき、中年男性教員が言いました。
「みんな、口を閉じなさい。○○じゃないんだから」
珍回答続出!
「口を閉じなさい、バカじゃないんだから」
(もえちゃん)
「口を閉じなさい、赤ちゃんじゃないんだから」
(まっつぁん)
「口を閉じなさい、鼻が悪いんじゃないんだから」
(ボラへいちゃん)
「何それ?なんで?」
「鼻が悪いと、口で息をするから口が開く」
これにはみんな大爆笑でした。
そこにやって来た教員志望のじゅん君。
「教員志望なんだから、きちんと答えろよな」
「????なんでおれがー」
「教員失格!」
さてみなさん、その教員は、なんと言ったと思いま
すか?
「口を閉じなさい。遊びに行くんじゃないんだから」
木幡、唖然!
はー?遊びだったらいいのかよ?つり革にぶら下が
ったり、どたばた車両内を走っても…。
木幡、注意する気も失せて、降車。一本電車を遅ら
せました。
だいたい、前もって公衆道徳の話をきちんとしてい
たら、こんなことならないって!フレネでは徹底的
にその事を伝えています。
■2.電気分解からイオンのお話―熊谷■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日のお授業は昨日の分子のお話の続き。
まずは、原子のお話から。
「うちらの体もこれからできてるの?」
「そうそう、例えば骨は?」
「カルシウム!!!」
目に見えない世界だから、何ともイメージがわかな
いのだけれど、聞いたことのある名前が出てくると
妙に納得。
そして、電気分解の実験。
鉛筆の芯を重曹を溶かした水の中にいれ、電気を流
す。
「何もおこらないよ…。」と、不安そうなみんな。
ところが少し待っていると、
「あっ!泡が出てきてる!!」と、かい。
「本当だ!すごい!!」
見事に大成功!!
そこから簡単な説明へ。すると、
「なんで水に重曹を溶かすと電気が流れるの?」
「空気中にある水は、どうなってるの?目に見えない
し。」
たくさんの疑問がたくさん湧き出る実験でした!!
明日のお散歩は国立科学博物館に変更。さらに発展
した内容に出会えるといいね!
■3.まっつぁんとの会話■
「まっつぁん、高校の合格発表、いつ?」
「明日です」
「おれ用事があるから、午後に連絡して」
「発表は午後なんです」
「ああそうなんだ。じゃあ、午後3時ごろ結果を知
らせてよ」
「3時すぎごろ発表なんです」
「じゃ、3時15分ごろね」
「3時20分過ぎ発表なんです」
息が合わないなあ…。
周りにいるみんな、爆笑。
vol/1148
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1148--------- 2006/02/28
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.ジャパンフレネ新宿あれこれ
2.熊谷のものつくり―凧揚げ
3.お授業―浄水器から分子のお話
==================================================
★今日はなんの日
1591 千利休、豊臣秀吉の逆鱗に触れ死を命じられ切腹
★今日の花言葉
わら「一致協力」
★今日は誰の誕生日
菊川怜(1978 AB型)
★今日の名言
「或ことをなしたために不正である場合のみならず、
あることをなさないために不正である場合も少なく
ない」
―マルクス・アウレーリウス『自省録』より―
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■1.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
● フォトシネマ鑑賞会
熊谷スタ・テッシーが作ってくれたスキー合宿のフ
ォトシネマ。どうもありがとう!!
そこで今日は、みんなでフォトシネマ鑑賞会です。
「これ誰?これ誰?」
と熊ボラ・こじのことばかり指差す、しほ。
「誰だと思う?」と、質問返しすると、
「こじでしょ」(…ちゃんとわかってるじゃない!)
わざと知らんぷりしる、しほ。ちょっと照れている
のかしら??
● おりこうちゃん新聞
今日はおりこうちゃん新聞の発効日。
「何について書こうかな」悩む、ともちゃんとしほ。
「読む人が楽しくなるような記事がいいねぇ」と提
案すると…
・おすし屋さんに行った時に、キムタクに似てる人
がいました(しほ)
「えー!どこどこ?どの店?」
読んで即、楽しくなってしまいました。新宿で今一
番話題の記事です。
■2.熊谷のものつくり―凧揚げ■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日のものつくりは、「凧」。
「この風の強さは大丈夫??」
というくらいの強風デー!おまけに寒い…。
だけど、そんなことはどこ吹く風。
「作る!作る!揚がるんじゃない?」ということで
早速作成開始!コピー用紙にはがき、新聞紙、布と
素材はいろいろ。
りょうの持ってきてくれた凧を参考にみんなそれぞ
れに作成。
部屋の中では、
「おっ!なんか揚がりそう!」と興奮気味だけれど、
外に出てみると…、
「あー!!」っと、広場に到着前にユータの新聞紙
号は破れる…。
到着後、揚げてみるも、
「なー!!」
強風に煽られて、それはそれは空中分解…。見る
も無残。しかも、着地しないで舞っているので、
「ゴミみたい!!」
なんともおかしな時間でした!
■3.お授業―浄水器から分子のお話■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
「浄水器の授業が見たい!」と、突然のリクエスト。
ちゃんと取っておきました!使用済みのフィルター!
ということで、急遽お授業開始!いつもの通り、牛
乳、しょうゆ、お茶、赤ワインなど、フィルターに
通すものを準備。
「じゃぁ、これがどうやって出てくるか!」と、み
んなで予想!
「お茶ぐらいなら、透明!」―「いや、やっぱり色
が薄くなるくらい。」
どうして浄水器を通すと水になって出てくるんだろ
う?という質問から、分子のお話へ。二酸化炭素な
どで分子の存在を説明。
そして最後は、水150mlとアルコール150mlをメ
スシリンダーに入れる。
「どうなるかな?」
「減るんじゃない?」
「300ml!」
そして、いざ実験!
「おー!」と、感動のみんな。ここで、これまでの
話をフィードバック。
「そっか!間に入っていくのか!」というかいの説
明にてお授業おしまい!
分子の世界、なんとなくイメージできたみたい!!
明日は水を水素と酸素に分ける実験です!
vol/1147
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1147--------- 2006/02/27
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.物流博物館へ!-新宿
2.熊谷の授業―日本なんでもランキング
3.木幡マンの一夜一冊(22)
==================================================
★今日はなんの日
新撰組の日
★今日の花言葉
おおあまな「純粋」
★今日は誰の誕生日
エリザベス・テーラー(女優 英 1932)
★今日の名言
「世界は偉人達の水準で生きることはできない」
―フレイザー『金枝篇』より―
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■1.物流博物館へ!-新宿■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
本日のお散歩は、高輪にある物流博物館です!
● 物流って??」
博物館に到着。学芸員さんからいきなり
「物流ってどういうことか知ってる?」との問い。
「???」
まずは「物流」についてのビデオ鑑賞。
「大きい船だねぇ!」
なんとたたみ20畳ほどあるコンテナを3000個
も運搬できる貨物船!
こうして運ばれお店の棚に並ぶ、商品。値段には物
流コストが含まれているんだね。
● 飛脚に変身!
ビデオ鑑賞の後は、ものを運ぶ道具を実際に使って
みました!
手に抱えると重いものでも…
「こうすると、ほら!運べるね」なるほど、といえ
る古人の知恵。
かずきとシー君は飛脚に変身!なかなか似合ってい
ました。なかでも二人が気に入ったのは、飛脚には
なくてはならないもの、刀!!
(盗賊から身を守るのだとか)
江戸時代には飛脚時刻表なんてものもあっただね。
● 変身!今度は…
女の子たちは、宅急便のユニフォームにお着替え。
「ヤマト・佐川・日本通運。ここはすべて揃ってい
ますよ~」得意げな学芸員さん。
大人気はヤマト運輸のユニフォーム。
「お届けもので~す!」ユニフォーム姿のしほ!走
りまわる!!
「あっつい!!」と、しほ。ふと見るとすかさず夏
の制服に着替えていました(笑)
「これ着て帰っていいの?」
「だめだめ」とても気に入った様子。
ゲームに没頭するともちゃんの後姿は仕事をさぼっ
てゲームセンターにいるドライバーさんのよう。
…哀愁を感じました。
■2.熊谷の授業―日本なんでもランキング■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
今日はいろんなランキングの載っている地図帳を使
ってお授業。
例えば、
「スギ花粉症の有症率の高い都道府県は??」
「産業廃棄物の排出量が多い都道府県は??」
「観光客数の多い都道府県は??」
という質問。
●こんな予想 その1
「産業廃棄物っていうのは…、」と、具体的な例を
出す。
「えっ??牛のふんとかも??」
「じゃぁ、一位は北海道?牧場だらけ!」と、かい。
大当たり!ひとえに『産業廃棄物』といってもいろ
いろな形があるんだねぇ。」
●こんな予想 その2
「観光客が一番多いのは京都!」
「沖縄じゃない??」
と、予想のみんな。残念ながら違う。
「沖縄は45位なんだよねぇ。」
「えっ?あ、でも行きづらいかぁ。」
「観光客っていうのは日帰りも入るの?」
「そう、そう!」
これは、みごとに正解!!人口の多い地域から行き
やすい観光地がやっぱり人気だね!
●いつも下位の都道府県
下位の都道府県も合わせてランキング予想。
そうすると、人口や、流行などが関連するランキン
グでは下位に良く顔を出す県がいくつか。
「やっぱり、若い人がいないのかな??」
「人口自体も少なそう。」
と、データからいろいろなことが推測できる。
その逆ももちろん。
「東京とその周りの県は上位が多い!」
「あとは大阪、愛知とか…。」
と、傾向を読む。
「愛知には大きな会社もあるね。」というと、
「わかった!」
はたまた、「餃子の消費量」「シューマイの消費
量」などの『食文化』の地域差のランキングも。
このランキングで下位によく出てくるのは、
「また沖縄!?」というくらいに沖縄県。
「やっぱり、食文化自体が違うのかな?」
「向こうで食べたものとかは違ったねぇ。」
いろいろなランキングをみんなで予想!文化の違い
や過疎化による影響などなど、様々な偏りが見えて
きてすごく興味深い。
「この地図帳、欲しい!」という言葉が出てくる
くらい、おもしろい地図帳です!
※ 「今がわかる 時代がわかる 日本地図
2006年版 成美堂出版
■3.木幡マンの一夜一冊(22)■
●『クオレ-愛の学校』アミーチス 偕成社
人が成長していく段階段階で読まねばならない本が
ある。例えば、ぼくの場合、デフォーの「ロビンソ
ン・クルーソー」とかベルヌの「二年間の休暇」…。
感受性の強い時に正義や哀しみ、そして愛について、
感覚的な衝動があってもいいい。いや、あったほう
がいいい。
--------------
小さい時から読書好きだったぼくは、本だけはよく
買ってもらった。一番古い読書体験は、確か3歳か
ら4歳ころ、同じ年の隣のAちゃんが虫垂炎で入院
したとき、お見舞いに持っていった『ジャックと豆
の木』だと思う。
本屋で買って、お見舞いに行くまでの間に読んでし
まった。今考えると、ぼくが読みたい本をお見舞い
に選んだような気がする。
--------------
『クオレ』もそうだろう。ドイツ的正義感にあふれ
たケストナーの『飛ぶ教室』と対比的な作品だ。
マルコという少年が書いた日記形式がイタリア的感
傷や愛にみちみちている。『母を訪ねて三千里』も
マルコの英雄譚としてこの中に入っている。昔、読
んだ時には、マルコ的に感動し涙を流したものだが、
今読むとやっぱり涙は出ないなあ…。
人の価値観や人生観など時がたってもそんなに変わ
らないと思うけれど、アミーチス自体、160年前に
生まれた人でやっぱり今の大人の感覚とはずれてい
る。
昔の人は、説教臭いなんて今の子どもは思うかもし
れないが、それでも少年少女時代に読んでおいて欲
しい…、団塊の世代のおじさんは、そう思います。