デイリーフレネ

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2006年04月23日

vol/1168

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1168--------- 2006/04/18
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.ガリ版印刷にチャレンジ!
2.熊谷のお散歩―スネークセンター
3.ジャパンフレネ新宿あれこれ
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★今日はなんの日

1942 アメリカの陸軍機B25が東京初空襲

★今日の花言葉

れんげ「感化」

★今日は誰の誕生日

市川良子(陸上 1976)

★今日の名言

「人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない」
               ―芥川龍之介―

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■1.ガリ版印刷にチャレンジ!■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今から21年前、木幡が毎日発行していた学級通信を
子ども達に見せる。同時に印刷前段階の原紙も見せ
る。

「この紙を使って印刷するんだけれど、普通の紙と
違うよね?」
「何か、塗ってあるんだ」
「油?」
「ろうそくのろうだ!」

ろうを塗ってあるのでインクが下に行かない。そこ
で…?
「削るの?」

ガリ版(謄写版)印刷の仕組みを説明してから、木
幡が鉄筆ガリ版のヤスリを使い、原紙を切る作業の
お手本を見せる。次回からおりこうちゃん新聞は、
ガリ版印刷です。

このガリ版印刷一式、すでに生産していないのでネ
ットであれこれ探し、大変でした。木幡も新品のヤ
スリと原紙100枚、鉄筆セットなど捨てずに持って
いましたが、印刷機本体を3台・ヤスリ1枚・インク
1缶・修正液1瓶・鉄筆数本をオークションで手に
入れました。

かつて100円位だった修正液が何と!5000円!

手間・暇・お金をかけなければガリ版印刷もできな
い時代になりました。


■2.熊谷のお散歩―スネークセンター■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

今日のお散歩は群馬県にあるジャパンスネークセン
ターへ。片道一時間半の長旅に。蛇を見に行くとい
うこともあって、参加者は3人。のんびりお散歩。

駅から歩くこと20分。ようやくスネークセンター
に到着。

中は、その名の通り蛇だらけ…。大蛇のコーナーに
毒蛇のコーナーに…。どこを見てもウニョウニョ…。
「さすがに気持ち悪くなってくる…。」
蛇が苦手だと、もう何がなんだか…。

しかもケースに入っているだけではなくて、大きな
穴に入っているような展示もたくさん。
「出て来てそうで怖い…。」と、ユータ。
カサっと物音がするたびに、ビクっとするみんな。
なんとも緊張しながらの見学…。

圧巻はアナコンダの皮。とてつもない大きさ!
「でかい!飲まれたらどうしよう…。」
なんて言っていると、蛇に飲まれた人の写真。
「やばい!やばい!!」
爬虫類好きのかいもさすがにビビる…。

毒蛇の怖さなどを見た後に入った場所では、なんと
蛇のびっくりしかけ。急に動き出したコブラの人形
に「ギャーー!!」と大騒ぎ!!

しまいには、
「トイレに蛇がいそうで、行けない…。」

びっくりと、笑いの止まらないお散歩でした!


■3.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm


● 油が取れる…

温かい午後。スタおきょうが油とり紙をおでこに当
てていると、
「やなさん、それなぁに?何してるの?」よう君。
「油とり紙。皮脂がとれるんだよ」

「ふーん…」
何やら考えている様子のよう君。しばらくして、
「それじゃあさ、それでコロッケの油全部取れるか
なぁ?」だって。

コロッケの油、嫌いなのかな?

● お子たちの会話

ひとつのテーブルを囲んで、おしゃべりをしている
新宿の子どもたち。はたしてその内容は…

「僕アンパンマン嫌い。あれ絶対復活するところが
嫌だ」と、よう君。
「そうそう、食べられたはずなのにね!」りょうす
け。

「しほは、お子様ランチが嫌い!」しほ。
「お子様ランチってさ、小さいとんかつが一個とか
しか入ってないんだもん」よう君。
「それなのに高いよねー」
「うん、高い」

「そういえば、最後にお子様ランチ食べたのいつだ
っけなぁ?」と、りょうすけ。
「いつだっけ…?」ぼんやりと、みんな。

子どもだから好きだろう、と思っていることの大半は、
大人の勝手な思い込みなのかもねぇ。