デイリーフレネ

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2006年04月23日

vol/1171

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1171--------- 2006/04/21
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.市谷フィッシングセンターへ!-新宿
2.お授業―想像してみよう
3.ナスカへの道(最終回)
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★今日はなんの日

1989 ゲーム機「ゲームボーイ」発売

★今日の花言葉

やなぎ「従順」

★今日は誰の誕生日

西本はるか(パイレーツ 1978 A型)

★今日の名言

新しい「伝統」の創造/捏造とは、当然にもそれま
で存在していた「伝統」を否定したところに成立し
たのである。
   
―森巣 博『越境者たち』下 P169―

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■1.市谷フィッシングセンターへ!-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm


今日は市谷まで歩きます!!
「チェックして、プロミス!」と、歌いながら歩く
しほ。鼻歌まじりでお散歩スタート!

● 上智大学でお昼ごはん

まずは、上智大学の学食で腹ごしらえ。

食堂は5階。
ひーひー言いながらも、若者たちは階段を使う!5
階までの道はさすがにしんどい!!着いたとたん床
に倒れこむみんな…

すでにそうとうカロリーを消費。ざるそばを食べる
じゅんじとよう君は、
「おかわりしたい!足りない!」

一番食欲があるのは、ともちゃん。冷やし中華にさ
らにサンドイッチも!!

「ともあんなに食べてるー!」
「すげー!」
ともちゃんの食べっぷりには一同びっくり!

● 金魚釣り・鯉釣り

心配していた空も晴れて、一気に釣り日和に。

しほ・かずき・ともちゃんは金魚釣りに挑戦!えさ
もつけずに、
「釣れたー!」
3人ともタイミングよく上手に釣っていました。

「口が切れないように、痛くならないように…」
と、丁寧に針を抜くのはかずき。

一方、なかなか連れない、りょうすけ・よう君・じ
ゅんじの鯉釣り班。
制限時間まで残り10分を切ったところで、ねばりを
見せたのはりょうすけ!!

「連れたどー!!」
大きい鯉が連れました!網で持ち上げて手ごたえを
かみしめていました。

● 不気味ディスプレイ

市谷から、帰りも歩く!!

途中のコンビニの店頭に、不気味なディスプレイが!
「な、なんだこれ…」
「ミイラ!?」

ETをさらにミイラにしたような生き物が、猿の着ぐ
るみを着ている。なんともセンスが悪いディスプレ
イ…

「これ、何なの?ねぇ、何なの?」と、気になって
しょうがないかずき。

店長の趣味なのかしらね

■2.お授業―想像してみよう■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

「はい!じゃぁ、みんな目をつぶって…。これから
話すお話を想像してください!」
みんな机にパタパタ…。

「『一人で歩いていると、前方に好きな子が泣いて
いました。さて、あなたはどうしますか?』」

「えー!それって、片思い?」
「そう、片思い。」
「『大丈夫?』って聞く。」
「声はかけるな…。」
みんな目を閉じたままの返答。

雨の日と傘を使って同じような話をもう1パターン。
「自分の傘、貸すよ!」
「一緒に入れてあげたり…。」
「トトロのカンタみたい!」
ちょっと恥ずかしそうなみんな。

そして、本題。
「同じ状況です。だけど、今度は前にいるのが同性
の親友です。さて、どうする?」

同じように声をかける子と、 
「へ?気付かないふり。シカト。」
なんて答えもチラホラ…。

友達関係というのは、一方通行では成り立たない。
自分が相手のことを考えて接することによって、お
互いの関係が深まる。

逆に言うと、相手のことを考えていないと希薄な人
間関係しか得られないということ。
これは『片思い』がありうる恋愛感情とは違うとこ
ろ。

「好きな子には自分のいいところ見せようとするし、
何よりも優しくするよね。同じように、仲間に対し
てもその様な心持をしていないとね。好きな子にす
るように行動してしまったらおかしいけどね。」

この先いろいろな人たちと出会っていくみんな。相
手のことを思いやることで、良い仲間にめぐり合っ
ていってほしいな。

■3.ナスカへの道(最終回)■
   
地上絵を見るのは、命がけだ。
サルや鯨の絵を見ているうちに、飛行機酔いする欧
米人続出。いつエンジン不良で落ちるのか?

そんなこんなで地上絵を見た後、また路線バスで帰
ろうとバス停に行くと、怪しいアンちゃんが近づい
てきた。
以下の会話はスペイン語を英語に通訳…。

「日本人、これ買わないか?」
「これは何であるか?」
新聞紙から泥がついたぼろぼろの布を取り出す。

「これは、ナスカの墓から出てきたものである」
要するに盗掘もの…。
「いくらであるか?」
「50ドルである」
「高いからいらないよ」

そのうちバスがやって来た。
怪しいアンちゃんは値段をどんどん下げてくる。
「40ドル…30ドル」
そしてバスに乗る瞬間「10ドル!」
ぼくは、10ドルでナスカの盗掘ものと言われる布を
買った。今度、何でも鑑定団に出してみようか?

預かってもらっていたにもつも無事だったし、なか
なかの珍道中でありました。

● 後日談

それから、4年後のこと…。早朝リマからクスコに
飛ぼうとしてリマ国際空港に行くと…、なんとあの
シロが空港にいるではないか!

「シロ、覚えているかい?」
「おーーー!日本人!」

クスコに行くと話すと、俺に任せろとのこと。どう
するのかと見ていると、長蛇の列の先頭にズル込み
しチェックイン…、ブーイングの嵐もなんのその…。

シロ、英語ぺらぺらしたたかなトラベルエージェン
トになっていたが、顔は以前より悪くなっていたなあ…。