デイリーフレネ

日々の状況や教育エッセイをJF代表・木幡が執筆。メールマガジンでもお届けしています。登録はこちらから

2006年06月04日

vol/1189

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1189--------- 2006/06/05
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.潮干狩りだよ、全員集合!
2.ジャパンフレネ熊谷あれこれ
3.木幡マンの一夜一冊(27)
==================================================
★今日はなんの日
1864 新撰組が京都・三条の池田屋に集まっていた尊王
   攘夷派の志士を襲撃

★今日の花言葉
マリーゴールド「可憐な愛情」

★今日は誰の誕生日
ベネディクト(人類学者 米 1887)

★今日の名言
「物事を考える人間はおおぜいいるが、行動を起こすの
はたった一人だ。」
             ―シャルル・ド・ゴール―


---------------------------------------------------

■1.潮干狩りだよ、全員集合!■

http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

「潮干狩りの持ち物は何ですか?」
ミーティングでりょうすけがみんなに聞く。
「お弁当に水筒に…」
「帽子もね」
「潮干狩りの達人のことを新聞記事で読んだんだけ
れど、捨ててもいい靴下を履くんだって」と、木幡
マン。
「えー、かっこ悪い!」

さてさて、どうなったかな?

------------------

~ふなばし三番瀬海浜公園~

● いっぱい採れるかな?

今日のお散歩は、潮干狩り!
雨も降らず、かといってカンカン照りでもなく。ち
ょうどいいお天気。

海浜公園まで30分歩いた後は、芝の上でお昼ご飯。
潮干狩りに向けて、充電!

● 本気のスタイル

木幡マン曰く、潮干狩りの達人はサンダルや長靴で
はなく靴下一丁でやるとか。靴下で参戦したフレネ
一行。
「こんな格好の人、誰もいないよ」
…完全に浮いていました。

● 大漁旗!!

砂にぷつぷつ穴が開いているところを掘ると、アサ
リが出るわ出るわ!もう、みんな夢中で掘りまくる!!

「靴下レーダー作動!」
足であさりの感触を察知すると…
「わー!一気に二つも出てきたよ!!」
 靴下は勝ち組かも! 気づけば袋いっぱいのアサリ!

本日一番大量のアサリをゲットしたのは、シュウ君!
アサリがごろごろいる、いい場所を見つけ当ててい
ました。

「おうちでアサリバターにして食べようっと」と、か
ずき。袋いっぱいのアサリにご満悦のみんな。

楽しかったね!


■2.ジャパンフレネ熊谷あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm

● お授業―リレー作文

「『北風と太陽』のお話って知ってる??」
知っている子、うろ覚えの子、そして、知らない子。

急遽リレー作文に変更!
「あるところに旅人がいました。」
から、順番に一文ずつ作文。

知らない子もいるので、
「旅人は女の子に出会いました。」
「へ?女の子って出てきたっけ?」
「フォロー!フォロー!!」

みんなで協力して何とか物語が完成!
「ずいぶん回り道したなぁ。」と言いつつも満足!

最後に北風と太陽のアプローチの仕方を考えて
おしまいでした。

●ドライアイスで遊ぶ!

今日、遊びに来てくれたしぃちゃん。なんとシュー
アイスのお土産まで!
「おれ、コーヒー味!」
暑い今日にはとっても嬉しい差し入れでした。どう
もありがとうございます。

そして、中に入っていたドライアイスを使ってみんな
でいろいろと遊びました!

まずは、ドライアイスにエタノールを入れてその中
に二十日大根などを入れてみる。
「すごい!カチカチ!!」
「釘が打てそう!!」

あとは、余ったドライアイスを取り出してヤカンの中
へ。そして水を入れると…、
「すごい!ふたを手で押さえると、口から水が飛び
出してくる!!」
「なんで?」
「んー、あ!中の煙がいっぱいになって…、」と、見
事にご名答はかいでした!

■3.木幡マンの一夜一冊(27)■
  
● 脈動する超高層都市、激変記録35年
     ―西新宿定点撮影―
中西元男 ぎょうせい 3200円

1969年…、ちょうどぼくが上京してきた年…。その
ころの新宿の記憶をたどってみる。

東口…、今のアルタのところには<二幸>というス
ーパーマーケットがあった。三越裏には、ふーてん
の溜まり場<風月堂>。靖国通りには都電が走り、
ゴールデン街の全盛期。紀伊国屋書店の裏には、ジ
ャズ喫茶<ピットイン>。今と比べて建物などの大
変動はない。

ひるがえって西口はどうだろうか?まだ、淀橋浄水
場の跡地が残り、そこにはなーんにもなかった。当
時一番大きなビルは、百人町の<フランスベッド>。
今も残っているが、周囲のビル群に埋もれている。

この写真集は、1969年以来、新宿西口の変動を定点
観察という手法で追っている。その変貌たるや!

1969年以前、新宿西口を出ると<小田急建設>(旧
野村舗道)のビルが十二社の街中にぽつんと見えた。
それが1969年の京王プラザホテルの進出以来、淀橋
浄水場の跡地は、超高層ビルに埋められてしまう。

ぱらぱらマンガのように写真集をめくってみるのも
面白い。定点観察の努力に敬服…。

<新宿西口駅の前、カメラはヨドバシカメラ>とい
うCMソングの意味、これでわかりますよね。