デイリーフレネ

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2007年02月25日

vol/1304

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1304--------- 2007/02/26
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.りょうすけとの会話―ようやく復活
2.ひできからのオーストラリア便り(2)
3.ジャパンフレネあれこれ
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★今日はなんの日
1936 陸軍皇道派の青年将校らが政府、軍部の要人を
   襲撃。高橋是清らを殺害。世に言う2・26事件

★今日の花言葉
福寿草「思い出」
★今日は誰の誕生日
桑田佳祐(サザン 1956 A型)
ユーゴー(小説家 仏 1802)

★今日の名言
「老人は自分の老齢に無知な子供であり、この意味
で人間の世界は未熟の惑星なのである」
            ―ミラン・クンデラ―
※ チェコの作家。映画化もされた『存在の耐えら
  れない軽さ』(1984)で一躍有名になった。

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■1.りょうすけとの会話―ようやく復活■

http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

「りょうすけ、君のインフルエンザが感染して大
変だったよ」
「ごめんねえ」
「結局、1週間ぐらいダメだったの?」
「そう、39度も熱が出たんだよ」
「俺もそう。でもタミフルのおかげで割りと楽だ
ったなあ」

そんなこんなでりょうすけも代表木幡もようやくイ
ンフルエンザから復活。デイリーフレネは1週間休ま
せていただき、今週から再び発信します。

ご迷惑おかけしました。


■2.ひできからのオーストラリア便り(2)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

今週のメルボルンの気温は38度の予想で、考えた
だけでも頭がとろけてしまいそうです。

さて、頭がとろけてしまう話といえば、やはり甘い
恋愛の話ははずせません。

辞書によると、バレンタインデーの正式名称は“St
Valentine’s day”(聖バレンタインの日)だそう
です。バレンタインは269年頃殉教死したローマ
の司祭だそうで、2月14日は彼の記念日で「この
日に愛する人に(特に女性から男性に)贈り物をす
る」とあります。

日本では、「お菓子屋さんがチョコレートを沢山売
りたいから」ということも聞いたことがありますが、
意外としっかりとした理由がありました。日本では、
1958年頃よりの流行だそうです。

日本のバレンタインデーといえば、女性から男性へ、
チョコレートを、内に秘める思いと共に送るという
日という理解が主流であったと思います。

今日、2月14日のオーストラリアでよく見かけた
のは、男性がお花をもっている姿でした。

女性は、いつもと少し違う色の明るいワンピースを
着て明るい雰囲気をかもし出し、男性はジーンズに
明るめの色の柄のシャツを着、ある人は公園のベン
チで待ち合わせ、ある人は颯爽と風を切って大切な
人の下へ向かっていく様子でした。

聞いた話では、オーストラリアの人達は「大切な人」
であれば、女性から男性でなくても、贈り物を届ける
のだそうです。学校でも、案の定いつもと違う雰囲気
が漂い、見慣れないペアも見かけました。

年に一度の、大切な人に「思い」という不可知な贈り
物をするという日としては、オーストラリアも日本も
さほど変わりは無いように思えます。

■3.ジャパンフレネあれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

● みんなで決めていくこと-新宿

先週から、ミーティングにて新宿フレネのLAWを
決める作業を開始。

先週出てきた懸案事項を再確認して、もう一度み
んなで話し合いました。

「反論がある人、新しい提案がある人は発表して
ください!」
ちせを議長に進みます。
「はい!ゲームを復活させたいと思います」とけ
んたーぼ。どうしてもゲームをしたいようだけれ
ど…。ゲーム禁止の今の状態の方がトラブルも少
なく平穏だとの意見が多数。

「改善されたことをまた決めなおす必要はないと
思う」と、ちせ。

自分のニーズとみんなで過ごすための集団のニー
ズはちょっと違う。それが憲法を作る意義なんだね。

決まったことは…
・お散歩のときにゲーム機は持ってこない。
・お料理はリーダー制にする。
・ミーティングや授業は、態勢を整えて集中してやる。

決まったことは壁に掲載して、みんながいつでも確
認できるようにしようね!

●熊谷の卒業遠足―東京見物

2月いっぱいで卒業のボランティアの方が多いので、
熊谷は今日が卒業遠足。

熊谷に集合したのは、朝7時半!通勤の皆さんと一
緒に電車に揺られること1時間以上。
最初の目的地は東京タワー!

<東京タワー>

みんなでエレベーターを登っていくのだけれど、
「恐い…。外が見える…。」

高いところが苦手な人にはなかなかハードな時間…。

「初めて来た!」という人はなかなかのはしゃぎよう!

それにしても、高い…。
「そろそろ降りない?」
時間が経てば経つほど出てくる声。なかなか慣れ
ないもんだね…。

ご丁寧にも床がガラスになっていたり。
「ちょっとダメだぁ…。」という声を聞くと俄然
元気になってくる子もいたりして…。
「ほらー!乗れー!!」
「本当に勘弁…。」

<月島もんじゃ焼き>

今回の遠足のもう一つの目的が月島のもんじゃ焼
き。
「行ったことないから!すごい楽しみ!!」

ボラ・いいちゃんが調べてくれたお店へみんなでレッ
ツゴー!

お店は開店前だったけれど、入れてくれました!
みんなそれぞれに食べたいものを注文。

「どうやって作るん?」
みんな興味深々に。

お店の方が作ってくれるもんじゃ焼きには感動!
「すごい!うまい!!」

満腹でお店をあとに。
それにしてもとっても美味しかった!
「また来たいなぁ!!」

大満足のお昼ご飯でした!!


<葛西臨海公園>

東京タワーで高いところにいったのに、さらに観覧
車へ。

「これは、高い!!」
「乗るの?いや、キツイ…。」
下から見上げて、腰が引けているのは男性陣…。
女性陣はウキウキ…。

ちょっと風が吹いたりすると、ぐらぐら…。
「おー!やばい!」
「落ちたらどうしよう…。」
「落ちる途中で気を失うから大丈夫だよ。」
「おれなんか、『ガチャ』って音で気絶するよ…。」
とは、かいでした。


<水族館へ>

最後に水族館へ。ここの水族館はなかなか面白い!
「さめ!」
「イセエビ!!」

なかでも人気だったのは、マグロとカツオの水槽。泳
いでくる魚を、
「マグロ!」
「カツオ!!」と、大きな声で選別。
周りの人は「???」と言った顔…。

海岸に寄っておしまい。久しぶりの海の景色にみんな
力が抜けたよう…。

これで卒業のボラ・しず、まきちゃん。二人とも2年近
くお世話になりました。本当にいろんな面で大きくサポ
ートしていただきました。

これからも元気でね!どうもありがとう!!