デイリーフレネ

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2007年06月01日

vol/1351

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1351--------- 2007/06/01
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.『フシムヌガタイ―星が語る』
2.熊谷のお授業―『不都合な真実』
3.ひできのオーストラリア便り(6)―レポート
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★今日はなんの日

1951 1円アルミ硬貨発行

★今日の花言葉

白のカラー「しとやかさ」

★今日は誰の誕生日

山下泰裕(1957 柔道)

マリリン・モンロー(1926 米・女優)

★今日の名言

「楽しんでやれ、とよくいわれますが、ぼくにはそ
の意味がわかりません」

―イチロー262のメッセージ(ぴあ)より―

※ イチローは笑顔で野球をやることを楽しむとは
  とらえていない。楽しむ=充実感を持って野球
  をやることと考えている。


---------------------------------------------------

■1.『フシムヌガタイ―星が語る』■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

「本州にあって沖縄にないものはなあに?」
「電車!」
さすがに鉄道好きのりょうすけ。
もう一つは、雪。気象観測上、沖縄では雪が降った
ことがない。沖縄は亜熱帯気候。

「飛ぶ教室」の事前学習、二回目です。

「どうして鉄道がないの?一昨年、モノレールがや
っとできたんだよ」
「????」
「戦争で壊されたの」
その通り!「どことどこが戦ったの?」
沖縄は日本本土の中で唯一米軍との白兵戦があった
場所だ。

「戦争で沖縄の人がたくさん亡くなったんだけれど、
アメリカとの戦争だけで亡くなったわけじゃないん
だよ」

というわけで、本日は沖縄在住の漫画家・比嘉スス
ムさんの作品集『カジムヌガタイー風が語る沖縄戦』
の中から、『フシムヌガタイ―星が語る』の読み聞
かせ…。

これは日本兵(ヤマトンチュー)に殺された沖縄の
人(ウチナンチュー)の物語。

沖縄戦末期になると転戦に次ぐ転戦…、そして敗戦
濃厚…。そこで日本軍はどんなことをしたのか…。
例えば、ガマ(壕)の明け渡しを迫り、拒む住民の
殺害…。婦女暴行…。

沖縄戦は住民にとって敵味方分かれての戦争だけで
はなかった。沖縄戦で日本軍戦死者約6万6千人、ア
メリカ軍戦死者約1万2千人。沖縄住民死者約12万人
(軍属、防衛隊など含む)当時の沖縄の人口は約45
万人だったので、住民の死者は4人に1人の割合。

大きい子も小さい子もしーんと聴いていました。


■2.熊谷のお授業―『不都合な真実』■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今日は一つのグラフから。このグラフはジグザグに
刻まれながらも確実に右肩上がりになっている。
「これは何のグラフかな??」
「環境系でしょ??」と、いきなり大当たり!
これは大気中の二酸化炭素の濃度の変移のグラフ。

「どうしてジグザグなんだろう??」
「夏と、冬?電気の量??」と、まさや。
これまた、いきなり近い!けど、少し違う。地球の大
陸の位置や地軸のお話をしながらみんなで予想。

●氷河の変貌

その後は、ボラ・いいちゃんにお借りしたアル・ゴア
氏の『不都合な真実』の写真を紹介しながら、地球
温暖化の現実を見つめてみる。

「ほとんど、氷がなくなってるじゃん!!」
「ここなんて湖になっちゃってる!!」

結構衝撃的な写真の連続。もともとにあった氷がど
のくらい前からあったものなのか、そして、それがど
のくらい短い時間で失われてしまっているのか。

この時間の差には驚愕せざるを得ない。

●現代の人にできること、すべきこと

そもそもどうしてこういうことになってしまったのだろ
う?
「公害って日本にもあったでしょ?…。」と、少し重な
るようなお話を。もちろんこれが全てではないけれど、
意識の上では関わってくる。

大きく違うのは、地球規模で取り組まなくてはならな
い問題だということ。
「自分ひとりが何かしても、何も変わらないよ。」と、
みんなが思ってしまったらどうだろう??
みんなの子ども、孫の世代のことを考えて行動して
みようね。

■3.ひできのオーストラリア便り(6)―レポート■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● レポート

熊谷フレネで、最近レポートの提出など、論理的に
物事を考え、それを書き出し、他の人に伝える、と
いうエクササイズを行っているようですね。
こちら豪州でも、イヤー11(高校2年生)の初め
に、英語版の小論文の書き方を教わったので、少し
紹介してみます。

小論文の構成は、大まかに5段落に別れ、最初の段
落は、自分の結論の紹介(Introduction)。次からの
3段落は、Bodyとよばれ、一段落ごとに、Introduc
tionで紹介した自分の考えの証明、または構成する
材料を示すために使われます。最後の段落は結論です。
これは、最初の段落で、行ったものを、別の言葉で
書き、更にBodyで紹介した証拠などをひっくるめる
必要があります。

構成としては
Introduction結論の紹介
Body1 一つ目の証明
Body2 二つ目の証明
Body3 三つ目の証明
Conclusion 証明を含んだ結論

という風になります。

うすら覚えですが「戦略思考のできない日本人」と
いう本には、西洋は要塞文明であり物理的にも精神
的にも身を固める文明であると説明してありました。

精神の要塞は、自分以外のどの存在に対しても、自
分の論理的正しさを証明するのが前提です。

これは、読み手に「ここ間違ってるんじゃないか?」
と疑問を持たせるようなあいまいなものではなく、あ
くまでも、証拠を使っての論理的証明が必要となりま
す。さらに、自分の言っていることを相手に伝えるこ
とが目的となっているので、自分の意見が最初にくる
形になります。

日本の小論文の書き方は、とっくに忘れてしまいまし
たが、確か、日本の形式では、結論を最後に置き、
Introductionのところでは、問題提起など、結論への
道を設けるのが基本であったと思います。

言語の違いは、文化の違いにも影響されている様ですね。

-----------

あっという間にもう6月…。後1ヶ月ちょっとでジ
ャパンフレネは夏休みです。

それでは皆さん、また、来週!
楽しい週末を!チャオ!

2007年05月31日

vol/1350

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1350--------- 2007/05/31
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.「飛ぶ教室」in鳩間島
2.交流会の反省―新宿
3.雨の日の熊谷
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★今日はなんの日

1952 東ドイツが東西ベルリンの境界線を封鎖

★今日の花言葉

射干(シャガ)「反抗」

★今日は誰の誕生日

鈴木京香(1968 女優)

クリント・イーストウッド(米 1930 俳優)

★今日の名言

「酒は微酔に飲み、花は半開に見る」
        -貝原益軒『養生訓』より-

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■1.「飛ぶ教室」in鳩間島■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

恒例の「飛ぶ教室」in沖縄のプランが煮詰まって
きました。例年、あれもやりたいこれもやりたい…、
しかし日数は限定されている…。

過去、『ちゅらさん』で小浜島が、『Drコトー』
で与那国島がブレークしたように、一昨年日本テレ
ビ『瑠璃の島』の放映により、われらが毎年通う鳩
間島もブレーク…。

鳩間島シュノーケリングツアーも始まり、かつて自
販機もなかった島なのに食堂もできてしまった。何
より、一日に何便か高速船も立ち寄る。

島の人の生活は便利になったが、島が騒がしくなっ
てしまった。


そういうわけで観光客が来る前に僕たちは、さっさ
と鳩間島に向かいます。泊まる所は例年ばっちり押
さえてあります!

7月9日(月)東京→那覇→石垣。
石垣泊。のりば食堂で夕食を取るのが楽しみ!

7月10日(火)過去2年間、台風のため断念した野底
岳の登山。東シナ海と太平洋が一望!

7月11日(水)~18日(水)の朝まで鳩間島生活。シ
ュノーケリング、釣り、西表島でのカヌーツアー、
学校間交流、その他いろいろの楽しい生活!

7月18日(水)~20日(金)那覇を基点にしての自由
行動!

■2.交流会の反省―新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今日は先日熊谷にて行った、新宿・熊谷の交流会
「球技大会・流しそうめん」の反省会をしました。

いつものように、よかったところ・改善するところ
をみんなで出し合ってのミーティングです。

● よかったところ

・そうめんがおいしかった。
準備した竹筒からキャッチして食べるそうめんはお
いしさひとしおだったね!

・球技大会(特にドッヂボール)が楽しかった!
新宿のみんなは久しぶりの運動。思いっきり動けて
楽しかったね!

・最後のリレーが楽しかった!
勝敗を決める最後の種目なだけに盛り上がった!!

・流しそうめんのときに、役割分担ができた。
熊谷のみんなと協力しながら仕事を進められたね!

● 改善するところ

・人のそうめんを取ったり、手で取る子がいた。
得意不得意は誰でもあるから、怒らずに優しく説明
してあげようね。みんなの分も考えて、取ったそう
めんを食べ終わってから次のそうめんを取るように
しよう。

・ゼリーは流さない方がよい。(ドロドロになるから)
そうめんだけでも、十分楽しむことができたね。

・準備は自分たちでやってほしい。
買出しなど誰かがやってくれると思わないこと。自
分たちの提案は、自分たちで準備するように。

このような意見が出てきました。一番は、怪我をす
ることなくみんなが「楽しかった」と言える一日だ
ったことがよかったね!


■3.雨の日の熊谷■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

●映画鑑賞会

今日はお散歩の予定だったけれど、生憎の空模様と
いうことで、フレネで映画鑑賞会。

「なんか、ふざけた映画がいい…。」
「あまりキツイのは…。」

ということで、一本目は、かいの持ってきた『スモ
ールソルジャー』。なんでもおもちゃとトラブルに
なっていというお話。意外にみんな真剣な面持ちで。

だけど、一本目が終わった時点で、
「う。疲れた…。」

そこで二本目は『風の谷のナウシカ』に。
こちらは、見たことのある子も多くて、のんびり…。

と、思いきや、話が進むにつれてみんなの目が真剣
に。何度も見たことのある子は、セリフが先に出て
きてしまいます!


●個人学習、算数隊

最近の熊谷の個人学習では、算数の図形問題が流行。
到着するや否や、目の前に出される問題。
「さぁて、今日もやるかな…。」

一ひねり、二ひねりしないと見えてこない問題にチ
ャレンジ。最近では、
「もう少し難しい問題の方が楽しいなぁ…。」なんて。

自分の知っていることを活かして問題に向かい合っ
ています!「できた!」というときには達成感に満
ちた顔に!!

2007年05月30日

vol/1349

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1349--------- 2007/05/30
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.新宿の基礎学習
2.関東一暑い熊谷、お料理は冷やし中華
3.紙屋悦子の青春―お便りです
==================================================

★今日はなんの日

1431 フランスの英雄的少女、ジャンヌ・ダルクがイギ
   リス軍の手で処刑

★今日の花言葉

ライラック「あいの芽生え」

★今日は誰の誕生日

ダンテ(詩人 伊 1265)

★今日の名言

「悲しい話は夜するな。つらい話も昼にすれば何と
いうこともない」

―『島田洋七を育てた!
  おさのばあちゃんの楽しく生きる方法語録』より―

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■1.新宿の基礎学習■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● 漢字の持つ意味

みんなで漢字のお授業!まずは象形文字を見て、そ
の形から何という漢字を予想します。

「二つとも似てる形だけど、その点点は??」
「おっぱいだ!」
大きな声で大正解だったのはけいちゃん。
一方は“女”、お乳がある方が“母”という漢字で
した。

左と右、どうして書き順の第一画目が違うのか。
それも漢字の元の形や意味が知ったら納得!

よう君は、授業の後、漢字字典で自分の名前につい
て調べていました。

● どんどん進んで行こう!

今日も元気な声が聞こえてくるのは、英語のお授業!

今日の確認ポイントは、冠詞。aとtheの使い分けに
ついて学習しました。さらに今日から挨拶ではなく
会話のやり取りが始まりました。

会話のやり取りだから、感情を込めていきます。
「The kitten is cute!」
みんななかなか上手!

難しい発音もあるけれど、何度も何度も口に出して
練習していました。


■2.関東一暑い熊谷、お料理は冷やし中華■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

なんだか暑い日が続いている今日この頃。
「やっぱり暑いときには冷やし中華!」と、今回の
お料理プロデューサー、のんちゃん、かほちゃんの
提案!

「冷やし中華だったらレシピはいらないよ。」と、
心強い言葉。のせる具をみんなで話し合って、即
開始!

調理といっても切るだけ。錦糸玉子はユータがあ
っという間に。
「もうやることないなぁ…。」
みんなの作業はあっという間に完了。

今日のもう一品は、
「ゼリー!!」ということで、こちらはのんちゃ
んが着々と。気がついたら型に入れらて冷蔵庫へ。

残った茄子はピリ辛揚げ出しに。これも大成功!

「いただきます!!」
今日のお料理は食べるのもあっという間。どれも
とっても好評だったね!

おやつの時間にはゼリー。
「駄菓子みたいな味がする!」
なんとも懐かしい味でこちらも大満足でした!!


■3.紙屋悦子の青春―お便りです■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

四国はTさんからのお便りです。

-------------以下、転載。

C.イーストウッドの『~星条旗』は見てなくて、
『硫黄島~』は見ました。そのすこし前に、黒木一
雄の遺作になった『紙屋悦子の青春』を見ていたの
で、それと比べて、思うことがあったので、書いて
みます。この意見は、フレネのお子たちには、ちょ
と難しいかな。

『硫黄島』では、パン屋だった新兵が、「こんな島、
アメ公に呉れちまえばいいんだよ」とか、いろいろ
と「本音」を語ることになっています。アメリカ人
にとっては、映画は(あるいは、人間は)本音とい
うか「内心」を語るはずのものだ、語るべきものだ、
というのがあるのでしょう。日本兵にだって、言い
たい本音はあるのだ、と。

いっぽう、『紙屋悦子』の大まかなストーリーは、
鹿児島の知覧の特攻基地の近所の家庭に、隊員達が
休暇で招かれて、接待される。その家の年頃の娘、
紙屋悦子と訪れた特攻隊員とは、その家の家族から、
互いに好意を持っているのではないかと、思われる。

次の休暇に、隊員は整備兵の友人を連れて現れる。
翌日、意外にも隊員から、悦子の兄に、悦子と整備
兵との縁談が持ちかけられる。兄夫婦は、その提案
をいぶかしむが、悦子は言下に見合いを承諾。

悦子と整備兵の見合いは成立。 その後、特攻隊員
が訪れて「明日、沖縄方面に出撃となりました」と
伝える。隊員を見送った悦子に、兄嫁は「悦ちゃん、
これでええんね、ほんとうに、これでええんね」と
いうと、悦子は台所の隅にかけこんで、声をあげて
泣く。 というものです。

この映画では、「お国のため」という建前が社交辞
令として、日常会話にしょっちゅう出てくるのに対
して、誰も「本音」を語らないまま、劇は進行して、
画面に背中を向けた悦子の号泣で、カタルシスを迎
えます。

色川武大の小説では、戦時中は建前100パーセン
トの生活を強いられた、とありましたが、日本人に
とっての、あの戦争がどういうものだったか、この
映画はよく物語っています。

その「建前」を流通させた奴らの醜悪さを見せないで、
特攻隊を美しく描くことは、犯罪です。

---------------転載、終了。

2007年05月29日

vol/1348

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1348--------- 2007/05/29
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.沖縄へ行く前に知っておこう-アニマシオン(新宿)
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.熊谷はものつくり―家族親睦会準備
==================================================

★今日はなんの日
1953 イギリス登山隊のヒラリーとシェルパのテンジン
   がエベレストに初登頂

★今日の花言葉
むらさきつめ草「快活」

★今日は誰の誕生日
美空ひばり(1937)

★今日の名言
「腐敗した善から立ち昇る悪臭ほど胸の悪くなるもの
はない」
           ―ソロー『森の生活』より―

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■1.沖縄へ行く前に知っておこう-アニマシオン(新宿)■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今日の授業は、絵本の読み聞かせ。読み進めながら、
いくつかの質問をしていきます。

「沖縄のこの戦争は、誰と誰がしたのか知ってる?」
「アメリカと日本だよね。沖縄では3ヶ月くらい戦
ったんだよね。」と、りょうすけ。よく知っている
ね。

墓に逃げ込んだ沖縄の住民に武器を向け、追い出す
日本兵。
「どうして日本の兵隊はこんなことするの?同じ日
本人なのに…」

沖縄戦が日米両国そして沖縄の人たちにとってどん
な戦争だったのか、お話の違和感を切り口に説明し
ていきます。

「平和祈念公園内に摩文仁の丘というところがある
から。ぜひ行ってきて欲しいな」

公園内には日本人だけでなく、外国の人たちの記念
碑もある。どうしてそういった記念碑があるのか…
「戦争のために連れて来れれた人たちかな」
みんなは予想できていたね。

今日のお話に出てきたいろいろなもの。アダンとい
う植物、沖縄のお墓、ガマという場所…。

いろんなところに足を運んでいろんなものを見て感
じて来ようね。

■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● 反射神経ゲーム

物差しをこぶしの10cm上から落とします。それ
をキャッチするといった単純なゲーム。つかんだ場
所の距離が長い短いを競います。

最初はつかめなかったけいちゃん。みごとつかめた
ときは「!!!」
嬉しさのあまり目がまん丸になっていました。

● 公園での惨事…

日頃の運動不足を痛感したスタおきょう。公園へ同
行を自ら志願したはいいけれど…

鬼ごっこの際、スタおきょうとけいちゃん、後ろ向
きで逃げたらゴミ箱と一緒に転倒(泣)

「今までで一番おもしろかった瞬間だ!」
「みんなに見せたかった!」
再現をするみんな。

「もう公園、来ない!」
結構痛かった…。

■3.熊谷はものつくり―家族親睦会準備■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

交流会も終わり、いよいよ第一期で一番大変な行事・
家族親睦会に向けて本格的に始動!

今日は、ティッシュケース用の布を
「絞り染めにしたい!」というユータの提案で、生
地を染める作業を。

染め方は慣れたもの。
「こういう風にやると…。」と、ユータの説明で、
初めてのみさちゃん、かほちゃんも順調に作業を進
める。

「どんな風にできるかな?初めてだから!!」
期待も膨らむ!!

染め上がったものを広げてみると…、

「おー!いいじゃない!綺麗!」
「これは、満足!!」
やっぱり絞り染めは味があってとってもいい!!

これでさらにオリジナルの贈り物が出来上がりそう
だね!

●懐かしカルタ!

ユータが取り出したるは、数年前にみんなで作っ
たカルタ。ちなみに僕は作ったことすら覚えてい
ない…。「棚で発見したよ!」ということで、み
んなで勝負!

「ドラえもん、よく見てみると、たぬきだよ」
「近づいて、よーく見たら、ドラえもん」
と、ドラえもんネタが多くて、取り札もドラえも
んだらけで難しい…。

他にも、
「夜間に使うやかん」
「利口だね、みんなテッシー、お世辞中」
なんて、おちゃめなフレーズがたくさん…。

「これは、いつ作ったんだ!!」と、言いながら
大盛り上がりでした!

vol/1347

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1347--------- 2007/05/28
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.今年も!流しそうめん&球技大会!-in熊谷
2.そうめんだけじゃない!?
3.午後は球技大会!
==================================================

★今日はなんの日
1953 イギリス登山隊のヒラリーとシェルパのテンジ
   ンがエベレストに初登頂
★今日の花言葉
むらさきつめ草「快活」
★今日は誰の誕生日
美空ひばり(1937)
ジョン・F・ケネディ(政治家 米 1917)
★今日の名言
「その人の性質は、自分自身に課している規範に表れて
いるものです。」
         ―レイ・ロック(マック創業者)―

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■1.今年も!流しそうめん&球技大会!-in熊谷■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

毎年恒例の流しそうめん&球技大会。今年も熊谷に
て行いました!

● スペース内に竹筒!

前日から熊谷メンバーが準備してくれたそうめん会
場。熊谷スペース内をいっぱいに使って、竹筒を設
置。
「部屋の中でどうやって流すの?」
と言っていた、初参加のけいちゃん・ユジェ。組ま
れた竹筒を見て、
「すごい!ここでこうやって取るんだぁ!」
大興奮!

各自紙コップを手に、竹筒の周りをポジション取り
して流しそうめんがスタートです。

■2.そうめんだけじゃない!?■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● みんなで順番こ

そうめんを取る気まんまんのみんな。上流へ群がる。
そんな中流で水桶の交換を担当してくれたのは、の
んちゃん・シー君・しゅうた。

「意外と一番下が一番食べられるかも」
みんなが取り損ねたそうめんをざるでキャッチして
食べていま
した。

「僕もう十分食べたよ。桶係、交換しようぜ」
シー君としゅうた、声を掛け合って役割分担と食事
を交互に。

「上流の子と下流の子も場所交換ね」
せっせと麺を茹でてくれた、りょう・ユータ・りょ
うすけも参加できるように場所は交換しながら。

「手でとっちゃだめー!」
「取ったそうめんを全部食べてから、次のそうめん
を食べること!」
諸々の係をしていて食べていない人、取れなかった
人のことも考慮してね!

みんなで流しそうめんを楽しみながら食べられたか
な。

● そうめんだけじゃない!?

新宿から案が出ていた、スーパーボール流し。ただ、
竹筒は食べ物を流すところだからスーパーボールは
懸案事項に。

そこで熊谷のみんなが考えてくれたのが、うずらの
卵流し!この卵がなんと言っても転がるのが速い、
速い!
「あぁ!取れない!」
みんな必死で箸を出すも、取りきれず竹筒を通過し
ていくばかり。

「また卵だ!みんなちゃんと取ってよ」
下流でざるを構えるしゅうたとシー君。

さらにゼリーまで流れてきます!これまた取れない。
「今度はゼリーが…」
またしてもざるの中には細切れのゼリーたちが…。

終いには普通に手でゼリーのふたを開けて食べる姿
が見られました。

● そしてスーパーボールは…

スーパーボールは桶に入れてすくうことに。つまり
スーパーボールすくい!

すくう用の竹製の勺も、熊谷のみんなが作ってくれ
ました。
「これ…すくうの難しそう」
中には上級者向けと思われる勺(勺の面積が異様に
小さい!)も準備されています。

どの勺を手にするかは運次第。後ろを向いて「右か
ら何番目」と選んだ勺を使います。

制限時間もあって、必死ですくうみんな。

取ったボールはお部屋の中や道路で遊ぶことのない
ように!おうちへ帰ってのお楽しみです。

流しそうめんにボールすくい。その他レクリエーシ
ョンと、さまざまな感覚に集中した午前中でした。

 
■3.午後は球技大会!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

手分けをしてそうめんの片付けが終わったら、体育
館へ移動。午後のお楽しみ球技大会です!

今年の種目は、ドッチボール・しっぽとり・スプー
ンリレー・バスケットボール、そしてリレー!

赤・青・黄色チームに分かれて、いざ勝負!どのチ
ームが優勝するかな??

● スプーンリレー

「さりげなくインコースをとらないでよ」
「えへへ」
かいとスタおきょうの会話。

「そういう自分も、さりげなくインコースをとらな
いで下さい」かいに文句を言っていたスタおきょう
に対して、ぼそりとボラいいちゃん…。第一走者間
では地味にインコース取りの熾烈な争いが行われて
いました。

一度おたまから転がったボールは手ごわい!
「落ち着いて!」
と思うけれど、焦る手元。どこまでも転がっていく
ボール。気づけば周回遅れの青チーム…。

● ドッチボール

ドッチボールといえば、「王様ドッチボール」。小
さい子が王様になるのが恒例です。

「僕、王様いやだな…。」とかずき。
「じゃあ、わたしが王様になるよ。」即答したのは、
みさきちゃん!
ボールが当たって、
「う…」となっていたけいちゃんでしたが、泣かな
かった!強かったね!!

けいちゃんは、休憩時間もみんなとドッチボールの
特訓をしていました。

● リレーで逆転のチャンス!

最終種目の前の途中経過では、青・黄・赤チームと
いう得点順で接戦です!

「最後のリレーで逆転のチャンスがあるよ!」
どのチームもここは負けれらない!

「頑張れ!こっちこっち!」
そして熱の入った応援!

黄色チーム・ボラけんちゃんと赤チーム・エースユ
ータのアンカー勝負!ほぼ同時にゴールした二人で
したが、僅差でユータが一位!!

「ということは!?結果は!!」
結果は、一位が黄色チームと赤チームの同点優勝!
やっぱりリレーの勝敗が鍵でした。

● また来年

これにて無事、球技大会も終了。

「突き指した…」
「走りすぎて気持ちが悪い…」
「すでに足が筋肉痛かも」なんて声は聞こえました
が、大きな怪我もなく、存分に日頃の運動不足を解
消!楽しいスポーツ交流会でした。

久しぶりに会えたOGなみ・かなちゃんの元気そうな
顔も見られたのも嬉しい出来事でした。

反省点や改善点はあるけれど、熊谷・新宿ともに振
り返ってまた来年につなげられたらいいね!

とにかく、体の悲鳴がおさまるのを待ちつつゆっく
り、休んでまた来週!

みなさんお疲れ様でした!!