デイリーフレネ

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2007年06月12日

vol/1358

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1358--------- 2007/06/12
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.ジャパンフレネ新宿あれこれ
2.熊谷は親睦会準備―進む!ティッシュケース作り
3.木幡マンの一夜一冊(46)
 なぎら健壱の東京居酒屋『夕べもここにいた』
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★今日はなんの日
645 中大兄皇子が蘇我入鹿を討ち、大化の改新始まる

★今日の花言葉
もくせい草「魅力」

★今日は誰の誕生日
アンネ・フランク(作家 1929)

★今日の名言
「骨董界には『ボロ着て、絹着て、木綿着ず』とい
う言葉がある。贅沢はしなくともいつも自分の境遇
を高いところに保つ。そのくらいの気位を持たなけ
ればホンモノは見抜けないのです」
         ―中島誠之助(骨董店主)―

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■1.ジャパンフレネ新宿あれこれ■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● やっと形になった!

先週推敲に推敲を重ねた寸劇の台本。考えてから形
にするのが台本作り担当の仕事です!

台本作り担当はりょうすけ。
「まず文章を打つときに使うソフトは…」
パソコンの使い方も併せて覚えていきます。

一時間ほどみっちりパソコンに向かって、台本完成!
入力しながらすでに台詞を覚えていた、りょうすけ
でした。

● わかめも台詞付き!

「わかめの役がやりたい!」
浦島太郎のお話で意外な人気は、わかめ役。なんと
二人もいます。その二人とは、シー君とひろ。

「わかめわかめ~くにゃくにゃ」
と、調子に乗っていたのはつかの間…。
「はい、これわかめの衣装の材料ね」
「えー!!もしかしてこれって俺の!?本当にやる
のかよ!…恥ずかしい」
にわかに恥じらいを見せた、ひろ。

「何をいまさら!本当にやるんだよ。今やってたの
よりもっとオーバーにくにゃくにゃしてねー」
「うぅぅ…」

劇本番は思いっきり!楽しみだね!!


■2.熊谷は親睦会準備―進む!ティッシュケース作り■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今日も、家族親睦会に向けてティッシュケースカバ
ー作り。作業の早い子は、お昼ごはんを食べ終わ
って個人学習のまでの間にチクチク…。

そして、
「とりあえず完成!!」というところまで。
そして、あとはコーチの係り。
「ここは、こういう風に…、」と、他の子に教えていき
ます。

ちなみに最近のみんなの本日のフレネには、

今日やること―チクチク
一日の感想―今日もチクチクだった

と、「チクチク」だらけです。長い時間をかけての準
備も親睦会の目的の一つ。ちゃくちゃくと進んでい
ます!!

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家族親睦会まで残り二週間を切ったということで、
「レクは…、」と、空いた時間には話し合いを進め、
すでに形も出来上がりつつあります!

去年は大成功だったからね!今年も念入りに計
画を練っています!皆さんのご参加をお待ちして
ます!!

■3.木幡マンの一夜一冊(46)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

●なぎら健壱の東京居酒屋『夕べもここにいた』
        なぎら健壱(毎日新聞社 1470円)

昔、吉祥寺に武蔵野火薬庫<ぐゎらん堂>というラ
イブハウスがあって、故高田渡やシバ、友部正人な
んかのライブをしょっちゅうやっていた。

1980年代の中ごろ店はなくなったけれど、ちょうど
最後のころなぎら健壱のライブを聴いた。彼は、テ
レビで見るよりずっとまじめでシャイな男だとその
時思った。

自転車やカメラについてもうんちくを持っているが、
なんたって飲み屋関係に強い。『東京酒場漂流記』
なんて本をだすくらい。

その彼の新刊が出た。東京都内あちこちの居酒屋が
紹介されている。みんな彼の思い入れが強い。例え
ば、吉祥寺<いせや>のついては、こんなことが書
いてある。

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(吉祥寺のぐゎらん堂で朝まで飲み、泊らせてくれ
るやつを見つけて転がり込み、昼近くに起きてまだ
朦朧として歩いていると)

…、すると高田渡をこの店で発見する。
「飲んで行きなよ」
「いや~二日酔いで…」
「飲めばいいんだよ。万事それでうまくいくよ」
「だってまだお天道様が高いよ」

そんなことを言いながらも、すでに片手にグラスが
あった。若かった―何も責任がなかった―明日なん
て全く気にしていなかった。

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そうなんですよ。ぼくにもそんな時代があった。
なぎら健壱が書いているように、いせやにはいつも
渡ちゃんがいたなあ…。暖かい雰囲気がいつも漂っ
ていたなあ…。

この本を読んでいると、飲みに行きたくなっちゃうよ。