デイリーフレネ

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2007年10月04日

vol/1391

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1391--------- 2007/10/03
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.体育祭準備、始まる!―新宿
2.木幡マンのお授業あれこれ―新宿
3.熊谷な日々
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★今日はなんの日
1920 明治神宮創建
★今日の花言葉
もみじ「自制」
★今日は誰の誕生日
山本耀司(1943 ファッションデザイナー)
★今日の名言
「人生五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくあ
り。一度生を受け、滅せぬ者のあるべきか」
   
 ―織田信長―

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■1.体育祭準備、始まる!―新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今週の土曜日に迫った体育祭。 今日は人数の少な
い新宿ですが、キャタピラレースのキャタピラを作
ります。材料は段ボールとガムテープ。

「キャタピラを作るよ」
スタなっちの声に、まず反応したのは、女の子たち。
「大きさはこれくらいかなぁ~」
「壊れないように補強しないとね」
ボランティアさんにも手伝ってもらい、いろいろ工
夫しながら進めます。

その一方、なかなかブロック遊びをやめない、けい
ちゃんとかずき。
「体育祭は当日だけじゃないんだ。準備も体育祭の
うちなんだよ」
卒業生ばんくんの言葉で、2人もキャタピラ作り開始。

「にら」と書いてある段ボールからは、にらの葉片が
落ちてくるというハプニングも。
「どうりでにら臭いと思った」と、ボラ・ひろきんぐ。

そして、キャタピラ完成!
ガムテープとビニールテープでいたるところを補強
してあるせいか、いかつい印象で、本当に戦車のキ
ャタピラのよう。
「わーい!」喜ぶ子供たち。
試乗で壊さないように気をつけないとね。

● 思いやり

帰る間際、軽く喘息の発作が出てしまったかずき。
なかなかご両親と連絡がとれず、やっとお父さんと
電話がつながったときには、外はすっかり暗くなっ
てしまった。

「迎えに来てくれるって」
「良かったね」
スタなっちもひと安心。

と、かずきが、ふと不安げな表情に。
「遅くなっちゃって、なっちゃんの家族のひと、心
配しないかな・・・」

自分がつらいときに、人を思いやれること。
そんな強さをいつの間にか身につけていたかずき。
心が温かくなったなっちでした。


■2.木幡マンのお授業あれこれ―新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm


● なごり雪と正負の数

今日は数学のお授業。
おもむろに、「なごり雪」の歌詞をホワイトボード
に書き始める木幡マン。
算数なのになごり雪?みんな怪訝な表情。

一通り歌詞を書き終え、「さて、この中で、反対の
言葉があるものを挙げていこう。」
「君の横」の「横」には「縦」という対義語。
「東京で見る雪はこれが最後ね」の「最後」には
「最初」。

対義語探しから、正の数と負の数の話へ。
負の数がなぜ誕生したのか、対義語の観点から説明。
「それにしても、どうして例文がなごり雪なんです
か?」とももちゃん。
「俺が好きな歌なんだ」
木幡マンらしい答えでした。


● 全国あほばか分布

続いては、「あほ」と「ばか」の分布について。

「あほ!と言われるのと、ばか!って言われるのと、
どっちが傷つく?」
木幡マンの質問に、「別にどっちも平気だよ」とひ
ろ。昨日の熊谷のかいに続き、フレネには打たれ強
い子が多いのかも?

「あほ」という地域、「ばか」という地域はどのよ
うに分かれているのか?関西以西は「あほ」を使う
のか?

それをあるテレビ番組でしらべたところ、「あほ」
は関西の一部だけ。 つきつめていくと、言葉は発
生した地域から同心円状に広がっていくということ
が分かった。

これに関わるのが例えば江戸時代の「北前船」。
当時の文化の中心は京都・大阪だった。その文化を
船が運ぶ。「ばか」という言葉も古い時代に運ばれ
ていった。「あほ」は比較的新しい言葉なので関西
中心にしか残っていな。

ちなみに、ホンズナス、タクラケン、フリムンもす
べて「あほ」「ばか」の同義語。
「函館に住んでいるとき、ホンズナスは言われた~」
とひろ。

しばらく「ホンズナス」「タクラケン」は新宿フレ
ネで流行するかも・・・。


■3.熊谷な日々■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

● 和風カレー

プロデューサーは、かい君とまさひろ君。
先週、「和風カレー」を作ろう!と提案しました。
レシピは2人が作りました。

和風と普通のカレーの違いは、ジャガイモが
ごぼうに!
そして、かつおだし、みりん、醤油を加えることです。

「忘れていた、おれ、ごぼう嫌いだった。」
と話すのはまさひろ君!!
思わずふきだしてしまいました。

毎週タマネギに泣かされる子ども達。
今日から会員のみのりちゃんも目がうるうる。
一方、ニンジンチームは、切れない包丁でがんば
ります。こんど磨ぐことにします。

毎度、コンロで炒めたり煮たりするのぞみ君が
野菜、肉を炒めていきます。
その間に、まな板などのお片づけ。

ハプニング発生!!
「あくとる前に、ルー入れちゃった!!」
「あーそれは・・・」
しばらくの沈黙後
「まっ食べれるからいいでしょう」ということに。

後は、ご飯が炊けるのと煮込むだけ。
新会員、体験の子どもを合わせると大人数!!
テーブルは、満席状態。
「最近人が多いなぁ。ご飯足りるかな?」と心配し
ましたが、ぴったり!
大家族のような食卓でした。

● ミーティング

まずは、差し迫った体育祭の詳細と係り分担。
係りは、得点係、準備係が2人ずつ、MVP賞の
審査員に1人。
司会はゆうた君。

「得点係りやりたい人?」
シーン・・・・・。
「準備係やりたい人?」
シーン・・・・・。
「一人一役だよ。」

「じゃぁ簡単な係りやる!」

「コラーそれではダメだろう!」
「係りに簡単とかないから!!」
と非難轟々。

みんなの行事だからね、力を合わせて
がんばろうね!

● 久しぶりの群読

先週は、人が揃わず練習できなかった群読。
体験のゆう君も混ざって練習。
1回目
「わっしょい、わっしょい、・・・。」
最後の方にずれが。
「リズムをそろえよう!」
「声を大きくはっきりと言おう!」と意見交換。

2回目
あまりにも大きな声での郡読。
とても活気があり良かった!
「大きい声のほうが気持ちいいね!」

ラスト
今日の締めです。
いつも引っかかってしまうみさきちゃん。
今日のラストはGOOD!!

毎日の積み重ねだね!