デイリーフレネ

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2008年01月28日

vol/1449

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1449--------- 2008/01/25
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.詩人になろう―新宿
2.みんなの詩
3.バター作り―熊谷
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★今日はなんの日
1978 「未知との遭遇」封切。SF映画ブームに

★今日の花言葉
じゃこうばら「移り気な愛」

★今日は誰の誕生日
ジョージ・ハリスン(元ビートルズ 英 1943)
ルノアール(画家 仏 1841)

★今日の名言
「家庭の幸福は諸悪の本(もと)」―太宰治―
※ 短編小説「家庭の幸福」の最後の1行

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■1.詩人になろう―新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

木幡マンが取り出したのは、一冊の絵本。
文章を隠し、「絵を見て、どんな様子かを言ってね」
ただし、「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「ど
うした」かを出来るだけ詳しく言わねばなりません。

一ページ目。
「犬がいるよ」
「どんな犬?」「黒いよ」
「どんな様子?」
「寂しそう」
「場所はどこ?」「砂漠?」
「よく見て。砂丘の向こうに何が見える?」
「海?じゃあ砂浜だ!」

こんな風にして、場面を読み取っていきます。
まとめると、「夏の昼下がり、海辺で一匹の野良犬
が寂しそうに歩いていました」という文に。

ところが、実際に絵本に書かれていた言葉は、「あ
ついひ」のみ。
「この絵本に書かれているのは詩。みんなが考えた
のは、作文」と、木幡マン。
「詩は、言葉を凝縮したものなんだよ」
「皆も詩を書いてみよう」
題材は、『冬』

雪だるまを詠む子、北の機関車を詠む子、食べ物を
詠む子。冬といっても、皆が思い浮かべるのは様々。
その子らしい、素敵な詩がたくさん生まれました。

■2.みんなの詩■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

『冬』
あったかいココア
お鍋は、おいしい
焼いもはおいしい
あったかいマフラー
        ともちゃん


『冬』
冬はやっぱり初もうで
冬の遊びといえばスキー
今年もとても寒い
冬には露天風呂
冬の鍋はうまい
冬のクリスマスパーティーは楽しい
        ゆじぇ


『雪だるま』
いつかはきえる ぼくだけど
今日の光を あびながら
せいいっぱいに 生きている
        しいくん

『冬のC62(シロクニ)』
北海道のゆきげしき
とうりすぎるC62
けむりはき
きてきならして
はしってる
C62
いまは
きょうとで
ねむってる。
         りょうすけ


『-雪-』
白銀の世界
天使が舞いおりる
時を止め
私達は
ただ
ただ
天使を見つめている-
         ももちゃん


■3.バター作り―熊谷■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

●バターづくり

今日の授業!
「生クリームからバターを作る!」
これは、先日のBASICで学んできたこと。

2種類の生クリームを用意し、別々の容器に入れる。
そして、容器をシェイク!バターが出来るはずが・・・。

なかなかバターにならない!
(おかしいな?BASICではすぐに出来たのに。)

「運動よりもシェイクしてる方が辛い!」
と、みんなで交代交代、シェイクします。
 
それでもなかなか出来る気配がない。
そして、30分経っても固まらず。
一応、スプーンでかき混ぜるもの・・・。
バターとは言いようがないクリーム状態。

ここで、かい君の発案。「塩を入れる!」

そこで、塩を入れたところ・・・、しょっぱすぎる!!
このしょっぱさ尋常ではありません。

一方、塩を入れなかったほうは、見た目はクリーム
ですが味はバター。

バターはクリーム状でしたが、塩無しの方
を焼きたてフランスパンでいただきました。


●しょっぱすぎるバターをどうするか?

大量に残ってしまった塩バター。
「これは、どうしようもないな。」

このままでは、食べられるレベルではありません。

「捨てるしかないかな?」
「そうだ!たまごでオムレツを作ろう!」
「いいね、いいね!」

早速、たまごを買いに行きます。
そして、たまごに塩バターを混ぜ、
オムレツを作りました。
味は、少ししょっぱい?という感じでした。

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