デイリーフレネ

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2008年02月05日

ヴぉl・1456

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1456--------- 2008/02/05
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.短歌を詠もう―新宿
2.新聞ができました―熊谷
3.木幡マンの一夜一冊(53)
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★今日はなんの日
1862 小学校設置令公布、小学校の開設を奨励

★今日の花言葉
しだ 「愛らしさ」

★今日は誰の誕生日
大地真央(1956 B型)

★今日の名言
「やや長きキスを交わして別れ来し 深夜の町の遠
き火事かな」
              ―石川啄木の句―

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明日から『飛ぶ教室』で野沢温泉に行きます。
そのため新宿スペースは、6日(水)~8日(金)
まで閉鎖されます。

これに伴い『デイリーフレネ』と『おーい仲間
たち―新宿』も8日(金)までお休みになります。

■1.短歌を詠もう―新宿■

http://jfreinet.flier.jp/nakama/

『てふてふが一匹 韃靼海峡を 渡っていった』

木幡マンがホワイトボードに書いた一首。今日は、
短歌についてのお授業。

「韃靼海峡はダッタン海峡と詠みます。音は、漢字
の右側を見ると、分かることが多いよ」

短歌と言うと、国語のカテゴリーに入るものですが、
フレネの授業はボーダレス。韃靼海峡は、サハリン
のあたり。そこから、北方領土のこと、終戦後のシ
ベリアの強制収容所のこと、中国残留孤児のこと・
・・話は歴史へとも広がります。

「僕の親父も、シベリアで2年間拘留された。たく
さん人が死んでいったそうだ」と、木幡マン。
りょうすけ「時給いくらくらい?」
木幡「もらえるわけないよ!」
ヒロ「バイトじゃねーんだぞ」

短歌についても一通り説明し、「では、実際に短歌
を作ってみよう」と、木幡マン。
「難しそう・・・」そういいながらも挑戦するみんな。
意外や、スラスラ書いているのはヒロ。
「俺、もう4つできた!」

完成したら、みんな発表。

● のび太くん 道具に頼り 仕返しを 道具に頼って ドラは悲しむ

● 晩御飯 沢庵一個 さびしいな ナタデコロッケ コケコッコーラ

● どうしよう タンカを気って 短歌詠む 難しすぎて できません
 
● ミツバチは張るの季節の 宅急便 運んできたよ 春の始まり

たくさんの名句、迷句が出来ました。


■2.新聞ができました―熊谷■
   ↓
http://jfreinet.flier.jp/nakama/

●新聞やるぞ!

3期に入り、作成を続けている熊谷フレネ新聞。
内容や役割分担を決め、それぞれ個人で
頑張ってきました。

そして、今日発行予定!

「おはよう」ではなく
「新聞完成させるぞ!!」
と意気込みを見せるゆうた君。

表紙担当、かい君は朝1番に
「表紙ミスがあるからやり直し!」
と言われ、
「ふざけんなー、俺もう3回やり直しだよ!」

原稿が完成し集まったメンバーで、原稿をコピー。
ページをはりつけ、印刷OK!

今回7号となる熊フレ。全26ページ。
両面印刷をしていきます。

両面印刷のため、印刷の向き、位置が難しい!
「ページ数の小さい方が左で・・・表は・・・。」
と、印刷担当のゆうた君が試行錯誤。

午前中に3枚印刷終了!

なかなか順調!

●事件発生!!

昼休憩後、再び印刷を開始!
ここで事件発生!

「ページがおかしい!!」
何がおかしいのかと言うとページ数は26ページ。
両面印刷なので1枚に4ページ分の記事です。

分かった方もいるかもしれません。
26ページだと4で割り切れません。

つまり!『重大ミス!』

ここで、子ども達は頭をひねります。
両面印刷のため、印刷したものは水の泡。

「今から28ページにするために2ページ書くのは
大変だな。」
「でも、誰かのページを消すのは・・・。」
「キャンプ消す?スタッフ変わったから。」
と子ども達で冷静に判断。

キャンプを消して24ページにすることに。

今回の失敗は、よく考えると数学に結びつくような。
物事を確認するということや考えること。
色々な要素を逆に学べたかな?

●熊谷フレネ7号完成!!

今日、発行する!
と決めていたので子どもたち、行動がテキパキ。

前スタッフのテッシーが続けて欲しいという願いも
込められていた熊フレ。

製本し、出来上がると
「やったー!できたー!」

頑張って作った新聞。
色々な人に読んでもらえると嬉しいね!


■3.木幡マンの一夜一冊(53)■
   ↓
http://jfreinet.flier.jp/nakama/

●  かの蒼空に―坊ちゃんの時代第3部
        谷口ジロー+関川夏央(双葉文庫)

短歌の授業をしたので短歌関係のお勧めマンガ。
全5巻中の第3部。1部には漱石、2部には鴎外、
そして3部には啄木・・・。明治のそうそうた
る人物を関川夏央の文章と谷口ジローのマンガ
で綴る。手塚治虫マンガ賞受賞作!

岩手にある啄木記念館に行っても、彼の正の部分し
か見ることができない。彼の負の部分も知っておい
たほうが、啄木短歌を理解するのにいい。

この作品は、そういった意味で啄木の負の部分を見
事に描ききっている。そう、借金の天才としての啄
木を・・・。

文庫なので数百円で買えます。全5巻、一気読み!

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