デイリーフレネ

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2008年03月02日

vol/1471

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1471--------- 2008/03/03
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.都会のオアシス等々力渓谷―新宿
2.熊谷な日々
3.木幡マンの一夜一冊(55)
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★今日はなんの日
1860 桜田門外の変で大老井伊直弼暗殺される

★今日の花言葉
れんげ草「私の幸福」

★今日は誰の誕生日
ジーコ(サッカー ブラジル 1953)

★今日の名言
「私たちはときとして情念に動かされ、これを熱
心さと思い違える」
―トマス・ア・ケンピス『キリストにならいて』より―

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■1.都会のオアシス等々力渓谷―新宿■

http://jfreinet.flier.jp/nakama/


今日は、都会に残された自然のオアシス、等々力渓
谷へ。等々力駅へ降り立ったフレネ一行。
「なんか、普通の商店街じゃない?」
「本当に渓谷なんてあるのかなぁ」

しかし、「等々力渓谷入り口」と書いてある階段を
らせん状に下ると、そこは別世界。
「意外と水がきれい」
水のせせらぎ、木漏れ日、鳥の声。とても23区内と
は思えない。

平日とはいえ、お天気に恵まれた今日は、散策を楽
しむ人も少なくはありません。遊歩道は狭いので、
譲り合ってハイキング。


● 男子のお約束

歩いている途中に、枝を拾って杖代わりにしてしま
うのは、男子のお約束。ふと見ると、けいちゃんが
持っていたのは3メートルは優に超す竹。
「それは持って歩くと危ないね」
渋々、竹を手放すも、しばらくすると、また枝(と
いうか、木?)を拾っている。

「これね、長いから半分に折り曲げたよ」
けいちゃんなりに工夫を凝らしているよう。
「ハイキングの間だけね。電車にはもっていかないこと」
お約束をしてハイキング続行。


● 不法侵入注意

1時間も歩かないうちに、等々力渓谷の最下流に。
ここからは、少しだけ住宅街を通って、多摩川の河
川敷を目指します。

携帯を手に走ったり止まったりしているのは、ヒロ
とかずき。
「これ珍しいかも!!」
何かと思えば、駐車してある車のマークを撮影して
いる様子。

「BMWあったよ」「ベンツもあるな」さすが世田谷。
(車種に興味を持つ年頃になったのかなぁ。やっぱり
男の子ね。)
スタなっちが変に感心しながら見ていると、
「おーこれは見たことないマークだぞ!」と、かずき。

車庫に駆け込む二人。
「他人の家に入っちゃ駄目!」
しっかり者のゆうちゃんがすかざず注意。
不法侵入に問われないようにね・・・。


● 多摩川河川敷ランチ

12時には多摩川に到着。
「お昼にしようか」と言い終えぬ間に、
「わーい」「おお~!」歓声をあげて走り出すみんな。

青空、芝生、ゆったりとした川の流れ。
絶好のピクニック日和。
ベンチ、芝生、堤防の縁、各々好きなところでお昼ご飯。
しーくんは、テトラポットでランチタイム。


● 男子のお約束(2)

多摩川の浅瀬には、敷石代わりに立方体のテトラポ
ッドが並んでおり、人が歩けるようになっています。

子どもにとって、『水+ちょっと危険=魅力的』。
男の子たちは枝を拾い、ちゃんばらごっこ。

「落ちないでね~」
注意した言葉もむなしく、けいちゃんがドボン。
「ああ~!」「大丈夫?!」女の子たちはあわあわ。
でも、当人はいたって平気。「うん、大丈夫だよ」
「僕もね、落ちたことある」とようちゃん。

落ちるとまでは行かなくても、男の子たちのズボン
の裾はびっしょり。コントではよくあるものの、川
に落ちた人、初めて見ました。

水がある場所へ出かけるときは、男子のみ着替えが
必須なのかも・・・。


■2.熊谷な日々■
   ↓
http://jfreinet.flier.jp/nakama/

●四則の計算

久しぶりにゆう君登場!
ゆう君の学習スタイルは、数学の計算問題と
国語の文章を書く練習。

数学のファイルを見ながら
「俺、どこまでやったかな?」
「四則の混じった計算だと思うよ。」

加減乗除の混じった計算にチャレンジ!!
割り算を掛け算になおすところが勝負の決め手。

始めの方は、マイナスの間違いや掛け算
になおすのを忘れていたり。

スタカケともう1度一緒に練習。
「そうか!そうだったのか!」
ゆう君、思い出す。

後半の問題は、ばっちりOKでした。


●え!あと2週間!?

金曜はミーティング。
司会は、ゆう君。書記は、のぞみ君。

「来週のお料理は、何にしますか?」
みんな、カレンダーを見てびっくり。

「来週ってもう3月じゃないか!?」
「そして、残り2週間!!」

この、2週間をどう過ごすか!
中身の濃いミーティングの始まりです。


●お散歩は?

毎年、最後のお散歩は、遠出。
ボラさんたちと一緒に思い出を作る遠足をする。

「遠足をやりたいから、お散歩はなくていい?」
「いいよ。その方が、遠足にお金かけられる。」

水曜のお散歩は、無しに。
けれども、かい君から
「体育館で運動はしたい。」

確かに体育館は、みんなで体を動かせられるし、
お金がかからない。

みんなの意見も聞いて体育館の日を設けることに。

かい君、ナイス提案!


●バーグ?

お料理は、2月でボツにされた生春巻きを採用。
あと、1回の料理は、ハンバーグに決定。

まさや君が「ハンバーグいいんじゃない?」
と、提案。
ゆうた君が賛成したのだが・・・
「バーグいいね!バーグにしよう。」

その後もゆうた君は、ハンバーグをバーグ
と言い続ける。
周りの仲間達も気にしていない様子。

熊谷では、ハンバーグをバーグというのか!?


●GO!横浜

最後の思い出作りの遠足。
日にちは決まっていませんが、行き先は決定。

行き先は横浜。
中華街やランドマークタワーなど、名所が数々。
交通機関も新宿湘南ラインを使えば乗換え無し!

お世話になったボランティアさんと楽しみたい。

土日、横浜のことについて調べる宿題。
楽しみだね!


●ランニング

荒川の公園で野球。
とてもいい日差しで、気持ちよくキャッチボール。

のぞみ君が
「オレ、走りたい。」と服を脱ぎTシャツに。
かい君もつられて「俺も走るよ!」

2人は、公園を一周。
体育館や野球はするものの、ランニングは初めて。

走り終えて二人から提案。
「みんなで走らない?気持ち良いよ。」

「僕も走るよ。」と、まさや君参加。
子ども達から
「カケさんも!絶対!」と。

「ハンデつけてよ。」とスタカケが言うと
「ハンデはないよ、自分のペースで走るんだよ。
競争じゃないから気持ち良い。」とかい君。

時間はかかりましたが、みな1周走り息切れ。
でも、気持ちよかった!

■3.木幡マンの一夜一冊(55)■
   ↓
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●『越境者 松田優作』
       松田美智子(新潮社 1600)

俳優松田優作が膀胱ガンで亡くなってから、もう20
年が経つ。ぼくと同じ年なので生きていれば58歳。
さぞ、渋い俳優になっていたに違いない。

今思い起こすと遺作になった「ブラックレイン」は、
鬼気迫る演技だった。死を意識していたのかもしれ
ない。

元妻が描く衝撃の評伝。どうも松田優作は、病気の
深刻さを理解せず、まだまだ生きると思っていたよ
うだ。

この本を読んで初めて知ったことがたくさんある。
彼の母親は韓国人で彼は在日二世…。山口県下関市
での在日コリアンとしての悩み…。整形手術…。
帰化申請…。離婚…。苦悩の果てにある芸への執着…。

うーん、読んでみてください。


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