デイリーフレネ

日々の状況や教育エッセイをJF代表・木幡が執筆。メールマガジンでもお届けしています。登録はこちらから

バックナンバー

2006年10月18日

vol/1243

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1243--------- 2006/10/20
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.いよいよ本日発売!
2.久しぶりのトラブル―新宿
3.JFFの準備―熊谷
==================================================

★今日はなんの日
1274 元大軍、台風のため多数沈没

★今日の花言葉
麻「運命」

★今日は誰の誕生日
ランボー(詩人 仏 1854)
坂口安吾(作家 1906)

★今日の名言
「病を去らんと一筋に思いかたまりたるも病なり」
       ―柳生宗矩「兵法家伝書」より―


---------------------------------------------------

■1.いよいよ本日発売!■

http://www.jfreinet.com/info/book/page_1.htm

「木幡さん、応援しています」という心より、形!
買ってくださいね!買うという形に押してくださいね。

※ 秋山仁氏推薦!
「算数を理解する能力は、日常を支障なく能力と変
わらない」

●『カレーを作れる子は算数もできる』
         講談社現代新書(700円+税)
※ 内容紹介

四つの柱でみるみる算数力がアップする!
子どもの「なぜ?」「どうして?」を育て算数の基
礎・基本を確実に身につけるユニークな問題満載。
楽しみながら学ぶ、親子のための算数練習長。

※ 目次

★プロローグ  
★第1章 靴箱に靴を揃えて入れる
★第2章 レシピを見て料理を作る
★第3章 知らない言葉を辞書で引く
★第4章 家から学校までの地図を描く
★エピローグ  

■2.久しぶりのトラブル―新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

スタ・おきょうから定時連絡。
「木幡さん、困ったことが起きたんですよ」

椅子の座席と背もたれに画鋲を仕込んだ子がいた。
確信犯。自分がやったと話したそうだ。その他にも
嫌がらせ。
された子は「ぼくを嫌いな子がいるんだ!」とパニ
ック。

木幡、北海道に出張なので、帰った後が怖いぞう!
久々に木幡爆弾炸裂か…・


■3.JFFの準備―熊谷■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm


今年の熊谷の出し物一つが竹細工。まずはお箸を
作ろうということに。

ところがこの下準備がなかなか大変…。今日は『油抜
き』という下準備作業。

苛性ソーダが必要と言うことだったけれど、薬局に行
くと、「何!何に使うの!?」と、薬剤師に聞かれてし
まう。なんと劇物扱いだとか…。

今回はお箸を作ると言うこともあって、重曹で代用で
す。これは、しばらく大変そうだね…。

●JFFの準備 その2―トラブル編

この竹の準備をしていたときのこと。係りはのんちゃ
んとかい。ひたすら竹を洗っていたのんちゃんは、
気付かずに他の事をしていたかいに激怒!
「やる気あんのか!」なんて。

かいはかいで掃除をしていたとか言っていて、平行
線をたどる二人。
結局、後始末をユータがやっている状態。

これは急遽ミーティング。
「あのねぇ。傍から見てるとどっちもどっちだと思う
んだけど…。」

自分が仕事しているのに、手伝わないのが気に入
らないというのが一番の理由みたい。だけど、それ
はお互いに常日頃から周りの子にしていることな
んだよね。

「そういってる横でユータが後片付けをしてたんだ
よ。それについてはどう思う?大きい子だから甘え
てもいいんか??やりっぱなしでいいんか??」
これは僕も引かない。やりたい部分だけやって後
は大きい子に甘えるという構図は脱却して欲しい。

とりあえずはもう一度やりたいし、任せて欲しいと
いうことなので、どの様に続けるかを考えることに。
「ちゃんと役割分担するよ。二人でできるように…。」
「どういう役割分担?」話は続く…。

手伝ってもらうことは決して悪いことではない。わ
からないことを聞くのも必要なこと。そこに、自分自
身に対する責任感があるかどうか。これから、しば
らく様子見です。

40分近くの話し合いでした。

vol/1242

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1242--------- 2006/10/19
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.間違えました
2.クリームソースニョッキ-新宿
3.お授業―クローンの是非
==================================================

★今日はなんの日
1781 アメリカ独立戦争終結

★今日の花言葉
ほうせんか 「私に触れないで」

★今日は誰の誕生日
林家木久蔵(1937 A型)

★今日の名言
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのた
めだけに生きよ」
              ―原民喜(詩人)―

---------------------------------------------------

■1.間違えました■

http://www.jfreinet.com/info/book/page_1.htm

申し訳ありません。木幡の新著発売は、10月20日
(金)でした。

※ 秋山仁氏推薦!
「算数を理解する能力は、日常を支障なく能力と変
わらない」


●『カレーを作れる子は算数もできる』
         講談社現代新書(700円+税)

※ 内容紹介

四つの柱でみるみる算数力がアップする!
子どもの「なぜ?」「どうして?」を育て算数の基
礎・基本を確実に身につけるユニークな問題満載。
楽しみながら学ぶ、親子のための算数練習長。

※ 目次

★プロローグ  
★第1章 靴箱に靴を揃えて入れる
★第2章 レシピを見て料理を作る
★第3章 知らない言葉を辞書で引く
★第4章 家から学校までの地図を描く
★エピローグ  

■2.クリームソースニョッキ-新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

● 今回はクリームソースで!

ニョッキを作るのは、二回目。

「今回は趣向を変えて、かぼちゃのニョッキにしよ
うか」
「えー!きらーい」
「じゃあ、栗は?」
「きらーい」

好き嫌いの多いお子たちとの協議の結果、クリーム
ソース味のジャガイモニョッキをを作ることに。

● 幸運を呼ぶニョッキ

生地ができたら、棒状にしてからちぎってまるめる。
のはずでしたが…

何やら夢中で作っている、ボラれなちゃんとともち
ゃん。見ると普通のニョッキの中に、スマイルくん
やお星さまが!

「お皿の中に偶然入っていたら、なんか嬉しいじゃ
ない?」と、ボラれなちゃん!なんてお茶目なんだ!

ニョッキをゆでる間に、クリームソースを作る。

セージを入れて香り付け。とてもいいにおい!

さてさてお味の方は?
「おいしい!ほんのり甘い!」
生クリームのソースはやさしい味でした。


■3.お授業―クローンの是非■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

今日はクローンのお話。まずは、クローン羊がどの
様に作られたかを説明。
「それって、双子に近い??」と、マサ。鋭い意見!

その後は、動物ではなくていろいろな食べ物におけ
るクローン技術を紹介。

ボラ・いいちゃんからは、
「虫が寄らないように遺伝子操作をしたジャガイモ
のとかがあるらしいよ。そのジャガイモを食べた虫
は死んじゃうんだって。」

「へ?そんなの食べていいの??」と、みんな。
しょうゆを持ってきて、原材料表示を見てみると、
「おっ!この大豆は遺伝子組み換えじゃないって書
いてある!」

牛肉に関してもそうだけれど、食の安全は自分で守
るのが当然というのが、今の日本。(本当にそれで
いいのか?)せめて、いろいろな情報は知っておき
たいね。

●遺伝子操作っていいのかな??

「そもそも、遺伝子を操作して、都合のいい命を生
み出すことが許されるのかどうか。」というのがこ
のお授業の最終テーマ。

いろいろな目的があろうとも、ぼくは基本的に反対。
命は人間が操作していいものではないからね。
「みんなはどう思うかな?」というところでお終い
でした。


--------------------------------------------------
////////// このメールマガジンについて //////////
★ 無断転載禁止です。転載希望の場合は、事前にジャ
  パンフレネのメールアドレス sinjuku@jfreinet.com
  までご連絡ください。
★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん
 『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ を利用して配信
  されています。登録・解除とも『まぐまぐ』の他に
  ジャパンフレネのホームページからもできます。
 (マガジンID:0000017401)
★ 記事内容についてのご意見、ご感想、ご質問等は
  mailto --------> sinjuku@jfreinet.com まで。
**************************************************
          フリースクール ジャパンフレネ
e-mail : sinjuku@jfreinet.com
URL : http://www.jfreinet.com
**************************************************
(C) free school JAPAN FREINET_Hiroshi Kohata 1999.


vol/1242

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1242--------- 2006/10/19
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.間違えました
2.クリームソースニョッキ-新宿
3.お授業―クローンの是非
==================================================

★今日はなんの日
1781 アメリカ独立戦争終結

★今日の花言葉
ほうせんか 「私に触れないで」

★今日は誰の誕生日
林家木久蔵(1937 A型)

★今日の名言
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのた
めだけに生きよ」
              ―原民喜(詩人)―

---------------------------------------------------

■1.間違えました■

http://www.jfreinet.com/info/book/page_1.htm

申し訳ありません。木幡の新著発売は、10月20日
(金)でした。

※ 秋山仁氏推薦!
「算数を理解する能力は、日常を支障なく能力と変
わらない」


●『カレーを作れる子は算数もできる』
         講談社現代新書(700円+税)

※ 内容紹介

四つの柱でみるみる算数力がアップする!
子どもの「なぜ?」「どうして?」を育て算数の基
礎・基本を確実に身につけるユニークな問題満載。
楽しみながら学ぶ、親子のための算数練習長。

※ 目次

★プロローグ  
★第1章 靴箱に靴を揃えて入れる
★第2章 レシピを見て料理を作る
★第3章 知らない言葉を辞書で引く
★第4章 家から学校までの地図を描く
★エピローグ  

■2.クリームソースニョッキ-新宿■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

● 今回はクリームソースで!

ニョッキを作るのは、二回目。

「今回は趣向を変えて、かぼちゃのニョッキにしよ
うか」
「えー!きらーい」
「じゃあ、栗は?」
「きらーい」

好き嫌いの多いお子たちとの協議の結果、クリーム
ソース味のジャガイモニョッキをを作ることに。

● 幸運を呼ぶニョッキ

生地ができたら、棒状にしてからちぎってまるめる。
のはずでしたが…

何やら夢中で作っている、ボラれなちゃんとともち
ゃん。見ると普通のニョッキの中に、スマイルくん
やお星さまが!

「お皿の中に偶然入っていたら、なんか嬉しいじゃ
ない?」と、ボラれなちゃん!なんてお茶目なんだ!

ニョッキをゆでる間に、クリームソースを作る。

セージを入れて香り付け。とてもいいにおい!

さてさてお味の方は?
「おいしい!ほんのり甘い!」
生クリームのソースはやさしい味でした。


■3.お授業―クローンの是非■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

今日はクローンのお話。まずは、クローン羊がどの
様に作られたかを説明。
「それって、双子に近い??」と、マサ。鋭い意見!

その後は、動物ではなくていろいろな食べ物におけ
るクローン技術を紹介。

ボラ・いいちゃんからは、
「虫が寄らないように遺伝子操作をしたジャガイモ
のとかがあるらしいよ。そのジャガイモを食べた虫
は死んじゃうんだって。」

「へ?そんなの食べていいの??」と、みんな。
しょうゆを持ってきて、原材料表示を見てみると、
「おっ!この大豆は遺伝子組み換えじゃないって書
いてある!」

牛肉に関してもそうだけれど、食の安全は自分で守
るのが当然というのが、今の日本。(本当にそれで
いいのか?)せめて、いろいろな情報は知っておき
たいね。

●遺伝子操作っていいのかな??

「そもそも、遺伝子を操作して、都合のいい命を生
み出すことが許されるのかどうか。」というのがこ
のお授業の最終テーマ。

いろいろな目的があろうとも、ぼくは基本的に反対。
命は人間が操作していいものではないからね。
「みんなはどう思うかな?」というところでお終い
でした。


--------------------------------------------------
////////// このメールマガジンについて //////////
★ 無断転載禁止です。転載希望の場合は、事前にジャ
  パンフレネのメールアドレス sinjuku@jfreinet.com
  までご連絡ください。
★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん
 『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ を利用して配信
  されています。登録・解除とも『まぐまぐ』の他に
  ジャパンフレネのホームページからもできます。
 (マガジンID:0000017401)
★ 記事内容についてのご意見、ご感想、ご質問等は
  mailto --------> sinjuku@jfreinet.com まで。
**************************************************
          フリースクール ジャパンフレネ
e-mail : sinjuku@jfreinet.com
URL : http://www.jfreinet.com
**************************************************
(C) free school JAPAN FREINET_Hiroshi Kohata 1999.


2006年10月17日

vol/1241

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= L/1241--------- 2006/10/18
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.木幡の新刊、本日発売!
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.熊谷のお料理―ほうれん草パスタ&鶏肉のトマト煮
==================================================

★今日はなんの日
1867 アメリカがロシアからアラスカを買収

★今日の花言葉
つるこけもも 「心痛のなぐさめ」

★今日は誰の誕生日
郷ひろみ(1955 A型)

★今日の名言
「ツキや運は日ごろから努力しているものだけが生か
せるんだ」
         ―石田 退三(トヨタ自工社長)―

---------------------------------------------------

■1.木幡の新刊、本日発売!■

http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

お待たせしました!代表・木幡の新刊が本日、店頭
発売されます。

●『カレーを作れる子は算数もできる』
           講談社現代新書(700円+税)

秋山仁氏推薦!
「算数を理解する能力は、日常を支障なく能力と変
わらない」

親子で楽しめる算数練習帳です。

と言うわけで、買ってくださいね!


■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

● 男は??

「どうせ僕はモテない男ですよ。どうせ、どうせ」
ちょっかいを出して、しほに「やめなさいよ」とあ
っさり叱られたけんちゃん。

「どうしてモテないんだろう。どうせ僕はモテない
んだ」

まだいじけているけんちゃんを見て、しほの衝撃の
一言!
「男なのにそうやっていつまでもイジイジしてるか
らでしょ!男ならね、筋肉だよ!!」

男は筋肉…??しかし直後に「ほら!これだよ!」
と、二の腕の筋肉を見せつけるしほ。しほは女の子…。

● 新しいニックネーム

「君の名前なんていうんだっけ?」と、しゅうたに
尋ねるけんちゃん。
すると、しゅうたより先に答えるシー君。
「“もちもち”だよ」もちもち??

「なんでだよ!」しゅうた。
「食べ物でいうと、そんな感じがするから」シー君。
「じゃあお前は“サラダ”だな!」

そしてしばらくすると、「オシムサラダシー君」・
「ジーコもちもちしゅうた」と、かみながら呼び合
う二人でした。

なんだか楽しそうでした…。

■3.熊谷のお料理―ほうれん草パスタ&鶏肉のトマト煮■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

今日はJFFに向けてほうれん草パスタ第二弾!前
回はうまくカットできなかったけれど、今回は成功で
きるように!

ソースは生バジルと梅を使ったもので、
「おっ!すごいいい匂い!」
香りがとってもいい!さわやかな香りが漂います。

松の実やニンニクやらを小さなすり鉢を使ってひた
すらする…。
「これはメンドクサイ…。」と、続けるユータ。

●もう一品にチャレンジ

もう一品は鶏肉のトマト煮。
「おかずになるようなものも出せたらいいね。」と、
急遽チャレンジ。

レシピを見ながら進めるかい。
「おっと、コンソメを…。」
なんて言いながらもそつなく仕事をこなす。

これは中々お手軽に完成!味見をしてみると、
「美味しい!!」
だんだんと味見が食事になってきそうな雰囲
気…。

●お味は…??

ほうれん草パスタは大成功!
「うまい!これなら完全に商品になるね!!」

鶏肉のトマト煮ももちろん大成功!あとは原価と
売価の調整のために材料の選定だね!

vol/1240

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1240--------- 2006/10/17
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.ぶどうでアントシアニン試験液-新宿
2.ものつくり―JFFの準備開始!
3.熊谷のお授業―物知りということと賢いということ
==================================================

★今日はなんの日
1781 アメリカ独立戦争イギリス降伏

★今日の花言葉
ぶどう 「信頼」

★今日は誰の誕生日
アーサー・ミラー(劇作家 米 1915)

★今日の名言
「『例』という文字を『時』という文字に言い換え
て考えよ」
     ―山名持豊(応仁の乱 西軍の旗頭)―

※ 先例や古い習慣にこだわらず、時代の流れを見
  て行動しなくてはならない。


---------------------------------------------------

■1.ぶどうでアントシアニン試験液-新宿■

http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

ぶどう狩りへ行ってきたという、しゅうた。自分の
手で狩ったぶどうをお土産に持ってきてくれました。

今日は、そのぶどうの皮を使っての実験。

ぶどうの皮をしぼった汁は、紫色。ここにさまざま
な物質をいれてみると…

「台所にあるもので、入れたいものを持っておいで」
酢・さとう・塩・レモン汁・クエン酸・はちみつ…

「わぁ!真っ赤になった!」
クエン酸を入れた、りょうすけ。

色の変化からぶどう汁が何性に変化したか、目で見
て確認。

家庭科学総合研究所(カソウケン)の内田麻理香さ
んの本『カソウケンにようこそ』(講談社)に紹介
されている、家庭でできる実験です。

■2ものつくり―JFFの準備開始!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

体育祭から2日後の今日。みんなかなりお疲れの様
子。なんとも目が開いていないような…。

そんな中でも、
「今日からJFFの準備始めようね。」ということ
で、買出しなどできることから。

それにしても動きが重い…。
「筋肉痛が…。」と、悲痛な声は大人。

●竹細工

まずは、かいパパから頂いた竹を切る。これでお箸
を作る予定。
鋸と、のみを使ってある程度の大きさまでカット。

ところが、『油抜き』という作業が必要らしい。こ
れは、竹がカビたりしないように、あぶったり煮た
りとしてアクをとる作業らしい(??)。
そのために必要な薬品が苛性ソーダ。
「苛性ソーダって何?」
薬局を回ってみたけれど売ってなかったねぇ。

これは、けっこう時間がかかりそう。今日はカット
までで終了。

●コースター作り

家族親睦会でも作ったコースター作り。絞り染め
はばっちり完成!
「これは大丈夫だよ。自分達でできる。」と、担
当のユータ。頼もしい。気がついたらほとんどの
下準備が完了!
「あとは、ひたすら手縫いね…。」

ミシンもいいけれど、手縫いのステッチがちょっと
かわいらしさを出すからね!ひと頑張り!

●それにしてもお疲れ…

今日はゆったりの一日。そして、お休みも多い。

いつもは元気に登場のかいも今日はいつまでたって
もこない。心配になって電話をしてみると、
「あ、テッシー。いやぁさぁ、かぜが。」
「あれ。風邪引いちゃったか…。」
「いや、風が強くて。今日は自転車乗らなきゃいけ
ないし、疲れてるし。」

しばしの休息でした。

■3.熊谷のお授業―物知りということと賢いということ■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

今日は、簡単に哲学のお話。
「『物知り』と『賢い』ってどう違うかな??」
「『物知り』は学校の先生とか。『賢い』は子どもに
多そう。」
「『一を聞いて百を知る』だよ!」と、かい。
(『百』とはまたすごい!)
「政治家は?」
「賢いかな。」
「賢いの前に『ズル』をつけるとぴったり…。」

その後、ソクラテスの逸話をみんなに紹介。『物知
り』と呼ばれる人たちと、本当の意味での『賢い』人
たちの違いをソクラテスはどう考えていたのかな??
「おふ…。頭がこんがらがる…。」

●何のために勉強するのかな?

「戦時中は、戦争に行くことが良しとされていたんだ
よね。今はどうだろう?」
「当然、ダメでしょ。」
「学校でも戦争を良しとして授業をしていたんだね。」

じゃぁ、勉強って何なんだろう?
「もしも、これから戦争が起こることがあって、戦前と
同じような教育を受けるようになっても、みんなは戦
争をいいと思うかな?」
「いや、思えない。」
「それは、みんながいろんな勉強をしてきたからな
んだね。」

みんなが『知ってる』つもりになっていることが本当
に正しいのかどうかは、みんなが自分で培った勉
強の結果によって、みんな自身が決めていかなきゃ
ならないんだね。

そしてそれは、周りの人の感覚と時にはぶつかる
かもしれない。そういったときに自分にとっても大き
な力となるのは、自分自身が勉強してきたことなん
だね。

vol/1239

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1239--------- 2006/10/16
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.体育祭特集!

==================================================

★今日はなんの日
1793 マリーアントワネット、処刑される

★今日の花言葉
こけバラ 「無邪気」

★今日は誰の誕生日
大山 のぶよ(1936 O型)

★今日の名言
「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に
人間を救う便利な近道はない。」
       ―坂口安吾(「堕落論」より)―

---------------------------------------------------

■1.体育祭特集!■

http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm


毎年恒例の体育祭も、今年で第6回!さらに今年は、
熊谷にて総勢40名以上が大集合!!

パン食い競争の練習をしたかずき…、残念無念、風
邪で不参加…。

実は新宿体育館が使えず、日を変更して熊谷開催に
なった関係で、代表木幡は、すでにOKしていた仕
事と体育祭がバッティング…。

大船で開催されていた湘南教育研究集会からとんぼ
返りで熊谷へ。しかし、到着したときは、すでに最
終種目のリレー…。とほほな体育祭でした。

● 開会式!

司会は体育祭実行委員のちせにお任せしました!
「えー。いいよ」とすんなり了解してくれた、ちせ。
ミーティングでの司会も努めてきた経験もあるから
か、しっかり進行してくれました。

はじめの言葉は、よう君!
「なんて言えばいいの?」と言っていたのも束の間。
みんなの前に立つと、
「これから体育祭を始めます!」大きな声で堂々と
開会宣言!

● 王様ドッチボール

最初の種目は、王様ドッチボール!例年、王様は小
さい子がなるのが暗黙の了解だけれど…
「黄色チーム、小さい子いないね…。一番年上の人
にしようか!」

王様という恐怖から解放された、小さい子たち。
「やったー!」大喜び。

初めて王様役をやる大人といったら、必死!
「王様になることがこんなに怖いと思わなかった!」
「でもちょっとみんなに守られる喜びを感じる…」
などなど。

赤・青・黄色、3チームが相殺しあって、この競技
は引き分けという結果でした。

● 借り物競争

今年初めて取り入れた種目、借り物競争!札に書か
れてる借り物を見て、
「タオル!タオル!」と借りまわる!

中には「黄色チームの最年長をおんぶする」なんて
内容も。「ありえねー!」と言いながら、まっつぁ
んをおんぶして走る、新宿ボラホッシー。なんとも
おかしな画…。

「やだ!貸さない!」
青チームの最年少をおんぶ、の札を見せられて逃げ
回る青・最年少のじゅんじ!

何がなにやらという感じでしたが、みんな楽しんで
いました。

● キャタピラリレー

キャタピラ作成の段階で、一工夫を加えた3年ぶり
のキャタピラリレー。なんといっても前が見えない
のだから、まっすぐ走れなかったり、思ったほどス
ピードが出ない競技。

しかし!とっても早い人がいました!熊谷ボラいい
ちゃん!!「ドガドガドガ!」早いけれど、進むと
きの音もすごい。なんだか恐ろしいものが迫ってく
るような…。

「シャツがまくれあがってきたけど、それどころじ
ゃなかった。今更お嫁に行くわけでもないし」捨て
身の挑戦、じゅんじママ!

結構体を張る競技です。終わったあとは、ひざにア
ザ(泣)

● リレーでフィニッシュ!

最後の競技は、リレー!最終種目ということで、得
点配分も高い。

「アンカーやって」黄色組みのまっつぁん。
「いいよー」スタおきょう。
なんて安請け合いしてしまったのが凶。アンカーの
スタおきょう、ゴール1m手前で後ろからきた、青
組みエースのゆうたに抜かれました。

最後のあがきでヘッドスライディングをしてみた
ものの、無駄に終わる…。

この結果が決め手となって、一位は赤チーム!二位、
青チーム!三位…黄色チーム。

「おれが駆けつけたから優勝したんだ!」
一応赤チームの代表木幡。
「おきょう、恨むぞ!」毎年優勝を経験してきたま
っつぁん、納得行かず愚痴っていました(泣)

● かいの終わりの言葉

そして閉会式。終わりのことばは、かい!
「えー、みなさん、まぁ、ね。ばいばーい!!」
これには、拍手喝さい!大爆笑!

時間内にすべての種目を実行できたし、なにより誰
もけがすることなく、無事に終了することができま
した。どの子も一生懸命、競技に参加していたし、
楽しんでいた様子が見て取れました。OBの子どもた
ちの元気そうな顔を見ることができたのも、よかっ
た!

成功で終わることができたのは、応援に駆けつけて
くださった保護者の方々、せっせと裏方仕事を務め
てくれた新宿・熊谷のボランティアの皆さんのご協
力があってこそです。どうもありがとうございまし
た!

アザやら筋肉痛やらで、週末は体が悲鳴をあげそう
ですが…みなさんゆっくりお休みください!

これにて2006年度体育祭は、終了!!
パチパチパチ!

2006年10月15日

vol/1238

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1238--------- 2006/10/13
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.体育祭はいよいよ明日!新宿にて猛特訓!
2.お授業―発電方法から
3.ものつくり―今度はJFFの準備!
==================================================

★今日はなんの日
1974 長嶋茂雄引退

★今日の花言葉
菊(白)「真実」

★今日は誰の誕生日
正岡子規(作家 1868)

★今日の名言
「わたしは書物はきらいだ。書物は知りもしないこと
について語ることを教えるだけだ」
           ―ルソー「エミール」より―


---------------------------------------------------

■1.体育祭はいよいよ明日!新宿にて猛特訓!■

http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

いよいよ明日は、待ちに待った体育祭!楽しみだな
ぁ!!と思いきや…
「パン食い競争のことを考えると…緊張する」と、
かずき。

パンを上手く取れないんじゃないか、失敗したらみ
んなに笑われるんじゃないか、と不安で仕方がない
らしい。

「みんな楽しくやるんだから、上手く取れなくても
誰も笑わないよ」と、説明はしたものの不安の面持
ち。

初めて挑戦することだから緊張するんだ。
「一度やっておくと、感じがわかるでしょ」という
ことで、菓子パンを買ってきて、体育祭前日のパン
食い競争猛特訓!

自分に合うひもの高さを見つけることや、袋の隅に
かみつくことなど、コツをつかんだみんな。

「この方が早く取れる!」必殺技まであみだしてい
ました。特にともちゃんのかみつき方は、ダイナミ
ック!「うわー!ともちゃんの振動で他のパンも全
部落ちた!」

体育祭前に元気爆発のみんな。明日はケガなく、思
う存分体育祭を楽しんでこようね!!


■2.お授業―発電方法から■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

「いろんな発電方法があるけれど、どんなのを知っ
ているかな?」という質問から。

「火力」
「水力!」
「風力!」
「原子力」
「あと、自転車も」
みんなポンポン出てくるね。

日本の発電量のうち、一番の割合を占める方法が
どれかを考えてみる。
「原子力かな?話の流れからすると…。」
「川があるからやっぱり水力でしょ?流れが速いし
さぁ!」と、かい。

次はアメリカ。ダントツで火力発電の割合が大きい。
「火力発電に必要なものは?」
「石油…。アメリカってそんなに石油あるの?」
「あるだけじゃなくて、その値段も重要だよね。」
なんだか色んな政治的事情が見えてくるような…。

「水力発電が一番多い国は??」
「川の多いところかな…。」みんなの推理は続く。
地図を開いてみる。
「みんなの知ってる一番大きな滝は?」

●原子力発電は…

「ドイツは原子力の割合を減らそうと努力している
んだよ。世界的にそういう流れが多いのだけれど、
原子力発電を増やす傾向の国があるんだよ。どこの
国でしょう?」

「へ?どこ?」
「今までの話題に出てる国??」

と、答えは日本。
「えー、なんで?」
原子力発電における、環境への影響や安全性につ
いてをみんなで考えてみる。

その後も、放射能や原爆など、『原子力』という言
葉からいろんなエピソードも飛び出すお授業でした。

■3.ものつくり―今度はJFFの準備!■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm

体育祭の準備が完了したら、次はJFFの準備!
次から次へと続く、行事の数々!スタミナ切れしな
いように、準備に取り組んでいこう!

さっそく今日は、一番の大仕事、バードコール作り
に取りかかる。担当は、よう君とスタおきょう。

なんと言っても、土台となる木材にネジの大きさの
穴を開けていくのが大変!彫刻等を使って、穴を拡
大していく…。

やっとネジが差し込めるくらいの穴が開いたけれど、
「グリグリ…。音が鳴らない」
「ほんとだ…。鳴らない」
あんなに彫り続けたのに!!悲しい…。

もう一度彫り直しかとあきらめかけた瞬間。
「チュイ!チュイ!」鳥の鳴き声が!見ると、楽し
そうにともちゃんがバードコールを鳴らしているでは!

「とも、すげー!」
「これもさっき鳴らなかったんだけど」と、ともちゃ
んに渡すと「チュイ!チュイ!」またしても鳴った!

「これからは、仕上げにともちゃんに渡して、笛の魂
を吹き込んでもらおう!」
「実演販売の売り子は、必ずともちゃんで!」
「うふふ」と、ともちゃん。特に秘訣はないらしい。

なぜ鳴るんだろう??不思議なともちゃんの手。