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2008年03月14日

vol/1480

============= ◆　　日刊通信　　 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1480--------- 2008/03/14
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.学習発表会、直前練習―新宿
2.卒業式準備―熊谷
3.2008年度、フレネは変わります
==================================================

★今日はなんの日
1701　忠臣蔵の発端、江戸城中松の廊下の刃傷事件

★今日の花言葉
アーモンド「希望」

★今日は誰の誕生日
アインシュタイン（物理学者　1879）

★今日の名言
「死に至る病とは絶望のことである」
　　　　　　―キェルケゴール「死に至る病」より―

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■1.学習発表会、直前練習―新宿■
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明日はいよいよ決戦。学習発表会当日です。
今日の新宿は大忙し。
午前中に文集制作、午後は、歌2曲練習、群読練習、
そして劇「白雪姫」の最終チェック。

●　歌練習

歌は、2チームに分かれて歌い、お互いに改善した
ほうが良い点をアドバイス。

「しーくんの声はよく聞こえる」
「かずきも大きい声出てるね」
「けいちゃん、上手に歌えるようになった！」

良いところがあればそれを褒めることも忘れません。

●　群読

午前11時から文集制作、お昼をはさんで1時から歌
練習、2時からは群読練習。

「わっしょいわっしょい！」
威勢のいい声ではあるけれど、さすがに疲れからミ
ス連発。

「ここは、こうやるとやり易いよ」
けいちゃんに優しくアドバイスするゆうちゃん。

パートごとに練習するも、なかなか今日は上手く
いかず・・・「明日また練習しよう！」とりょうすけ
。
気持ちを切り替え、明日の直前練習で頑張りましょう！！

●　白雪姫

一方、劇練習は快調。

ゆじぇ召使い
「悪いお妃め、いい加減にしろ！このおばさんめ！」
りょうすけお妃
「おばさんですって！私はまだ30代よ！しわだってナ
ッチより少ないし！」
なっち「脚本にそんなこと書いてないんだけどな…」

快調すぎて、アドリブを連発するみんなでした。

■2.卒業式準備―熊谷■
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●かけさーん、何やるの？

昨日の横浜の疲れもあり、子ども達は５人。
ゆうた君は、明日渡す写真の編集作業。

残りの子ども達は、
「何やるの？」
「明日の準備をしよう！」
「えー面倒くさい。」
「面倒くさくない！明日は特別な日なんだから。」

そう明日は１９年度最終日一品持ち寄りパーティー
その後卒業式。

旅立ちの日だからこそ、しっかりと下準備したい。
ということで、スタカケ司令塔となり準備をします！

●うそつきかい君

「誰もこねーなー」とぼやくかい君。
そこへ
「おはよう」と現れたのはゆう君。
みんなから、「よく来た！えらい！」

なぜ、偉いか分からないゆう君。
みんなが、メッセージを書いたり写真の編集
をしている姿を見て・・・
「今日、最終日じゃないの？」
「え！？」みんな驚き。だって明日ですから。

一人にやけたのはかい君。
ゆう君がうったえる。
「かいが最終日だから来いって言ってた！」

かい君、うそをついた様子。
しかし、明日で卒業するかい君と仲良く
１日多く過ごせたね。

●仕事分担

今日は、明日のための日。
準備なんてしなくていいじゃん、という雰囲気。
しかし、ゆうた君が次々に写真を編集している姿
を見て、メッセージカードや次第書きをする。

卒業式の次第をりょう君に書いてもらっていた
のだが・・・。
「卒業する人が卒業式の次第を書くのも？？？」
と思い、卒業しないゆう君に仕事を頼む。

「なんで、俺がやるの？他の人がやればいいじゃん」
と文句ばかり。
「でもね、ゆう君がお休みのときにかい君や
他の人達が代わりにやってくれているんだよ」

うつむいたものの、分かってくれた様子。
フレネにきて半年のゆう君。
徐々に成長を遂げています。

●熊谷２回目の卒業式

熊谷フレネで卒業式を行うのは昨年から。
スタッフが変わり、様式も変更する点が。

子ども達に、祝辞や送辞、答辞の意味を説明。
学校とは、違う順番。
証書授与を最後にした理由も説明。

いざ、明日のための最終ミーティングをしたところ
子ども達は何かを感じトランプゲームや将棋に
フレネの思い出話。

２回目の卒業式。
次へのステップへの架け橋としたい。

■3.2008年度、フレネは変わります■
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本日は、2007年度の最終日…。明日から春休みに入
ります。2008年度は4月10日（木）にオープンです。

4月からホームページを抜本的に改革。完全にブログ
化していきます。内容も大幅に変更します。
お楽しみに！

また、自学教材を取り入れ、学習の習熟をはかる予
定です。

詳細は、4月からの新しいホームページをご覧下さい。

それでは、4月10日までさようなら！

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vol/1479

============= ◆　　日刊通信　　 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1479--------- 2008/03/13
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.ヒロキングの日本史『織田信長』―新宿
2.漢字バトル―新宿
3.横浜大旅行！―熊谷
==================================================

★今日はなんの日
1988　世界最長の青函トンネル開通
1863　近藤勇ら新撰組を結成

★今日の花言葉
野かんぞう「愛の忘却」

★今日は誰の誕生日
ヘボン（ヘボン式ローマ字の創始者　1815）

★今日の名言
「万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である。民衆が
飲み食いするところでは、崇敬するところでさえも、常
に息がつまるものだ」
―ニーチェ『善悪の彼岸』より―

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■1.ヒロキングの日本史『織田信長』―新宿■
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●　独立国だったら？

ヒロキングからみんなに質問。
「日本に都道府県はいくつ？」
「47！」と、しゅうた。

「じゃあ、その47が全部別の国だった場合を考えて
みてください」
埼玉国、神奈川国、東京国など、県がそれぞれ独立
した国だと想定してみる。

ゆうちゃん「戦争が多くなるんじゃないかな」
しーくん「現代だと人口が東京に集中しちゃってる
けど、そういうのがなくて過疎化を防げるんじゃな
い？」
他には、「県を越えるだけでパスポートがいるって
ことだから、移動がしにくい」、「地域の特色が今
より豊かになる」などなど。

●　日本は、一つじゃない？

なぜこんなことを考えてもらったかというと、戦国
時代は、事実そうだったから。

「戦国時代には、日本が一つだなんて意識は全くな
かった」と、ヒロキング。
各地の戦国大名は、いわば王様のような存在。そし
て、彼らの目的は、自分の領地を拡大すること。

「天下統一を目指す奴なんていなかった。ところが
織田信長は統一しようとしたんだ」
これは今で言えば、中国と韓国と日本を統一しよう
とするような発想だとか。

●　織田信長は、変なおじさん？

こんな発想をする人物だけに、変わり者だったこと
は間違いない。

神社仏閣をたてて、本尊がいるべきところに自分が
座り、「俺を拝め！」と自ら神と称したり、部下に
あだ名をつけたり。

「秀吉のことをサルって言ってたんですよね」と、
ゆうちゃん。しかしこの呼び名には根拠がなく、実
際には「ハゲねずみ」というのが有力だとか。

●　ヒロは信長が好き

織田信長は、日本を統一することにほぼ成功する。
「でも、明智光秀が裏切ったんだ！！」と憤る織田
信長ファンのヒロ。
「織田信長は光秀をきんかん頭（ハゲの意味）とよ
んだり、虐げたりして相当恨みをかってたからね」
「そんなの明智光秀の器が小さいんだ！！」
ゆるがないヒロの信長びいき。

－－－－－－－－－－－－－－－

ヒロでなくとも、人気の高い織田信長。
身近にいたら嫌な人間かもしれないけれど、歴史の流
れを変えるほどの人物には、やはり大きな魅力がある
ことを感じた授業でした。

■2.漢字バトル―新宿■
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かずきが持ってきた『読めない漢字』という本。
漢字テストの実施で漢字への関心が高まっている中、
今日はこの本を使って漢字バトル。

３チームに分かれ、それぞれ他チームに出題する漢
字を本の中から２つ選びます。その際、魚や虫など、
書いたものがどのジャンルに所属するかを開示し、
さらに１チーム２問まで質問OK。

「ジャンルは鳥です。信天翁はなんと読むでしょう
？」と、かずきチーム。
「それは、大きいですか？」「中くらいです」
「夜行性？」「違います」
「わかった」と、ふみちゃん。

「アホウドリ」で正解！漢字テストの勉強だけでな
く、珍しい漢字を調べたり練習したりと、漢字学習
に取り組んでいたふみちゃん。
見事に努力の花が咲きました。

一方、有利かと思われたかずきチームは、5問終わっ
て0点。
「ああ、僕が忘れちゃった漢字ばかりが出る！」と
嘆くかずき。

しかし、最期の問題。
「沙翁はなんと読むでしょう？」と、ともチーム。
ジャンルは世界の人物。
「ああ！知ってる！！」土壇場で「シェークスピア」
と正解。

得点は巻き返すことはできなかったけれど、気持ちよ
く締めくくることができたかずきチームでした。

■3.横浜大旅行！―熊谷■
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卒業旅行として、横浜へ。
熊谷から横浜までは、湘南新宿ラインで1本！
「みんなで楽しくBOX席に座ろう！」
という考えは甘かった。

座れない・・・。
座れたのは、かい君やみさきちゃん、まさや君。

そうです、ティーンズ。
結局、目的地関内駅まで立ち続けたゆうた君。
「き、きつい・・・」とマジ顔。

さぁ、今日はいっぱい歩きます。

●偶然！ドラマ撮影

放送ライブラリーを目指して歩いて行くとなにやら、
カメラや人が沢山。
のぞきこむと、「撮影だー！」と興奮。

ゆう君がすぐにわかって「○チクロだ！」
「すごい！きゃー。」とスタボラ。
確かに、ロケバスらしきものが周りを囲んでいる。

「I君いないかな？」
と探すアイドル好きのみさきちゃん＆スタカケ。
「ちょっとー、そこの2人早くしてよ！」
とかい君。

何か得した気分でした。

●放送ライブラリー

放送ライブラリーに到着、しかしハプニングが！　
「本当は事前に予約が必要なんです。」
と担当の方から。
なんとかお願いし、入場できました。

フロア内には、放送の歴史やアニメのキャラクター
クイズなど盛りだくさん。

実際に、ピンマイクやカメラでテレビ出演できる
コーナーを発見。
みさき、ボラなっちゃん、みなみちゃん
スタカケが新人アナウンサーとなり実際に撮影。　　
その様子を男の子たちは笑いながら見る。　　

無料とは思えないほどの充実感。
子供たちのテンションも上がっていきます。

●名物豚まん

中華街でお昼をとります。
早速、豚まんで有名なお店に直進。

「500円だよ、ゆーた買うん？」
「もちろん買うよ、ここ食べないのは来た意味
がないよ。」
「だって、コンビニの5倍だよ。」
「いーの、コンビニの肉まん5個より価値がある」

ということで、ゆうた君購入。豚まんだけあって、
とても大きい！

一人食べれば、食べたくなるもの。
ゆう君も豚まん購入。
まさや君は、餃子のような味の焼き串。

3人ともおいしいそうでした。

●タピオカジュース

「タピオカジュースが飲みたい！」
と豪語しているまさや君。
路地で売っていたタピオカジュース２５０円。
「250円か、高いな・・・、他探したい！」

まさや君、ひたすら売っている店を探す。
「本物よ～」と宣伝する売り子さんに出くわす。
値段は、300円・・・。
「この際値段はいいや、ここの買うね！」
まさや君がタピオカジュースを買うとまたしても、
一人が飲めばみんな飲む。

「タピオカがもちもちしていておいしい」
「ココナッツが本物の味だ！」
と大絶賛。
また、飲みたいですね。

●ブリキのおもちゃ博物館

最後は、ブリキのおもちゃ博物館。ところが、熊谷
フレネ一行は迷子状態。なんと、逆方向に歩いてい
た。気がついて逆戻り。

すこし、道にずれ外国人墓地を超えてようやく発見！

「やったー！ついたー！」
迷ったせいもあり、到着し喜び。

３０００個以上あるという昔のおもちゃに圧倒される。

「アトムが怖い。」
どうやら、昔のアトムをみたみさきちゃん、
今と全然違う顔に驚き。

看板犬のおおきなワンちゃんに別れを告げて、熊谷
へと帰りました。

2008年03月13日

vol/1478

============= ◆　　日刊通信　　 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1478--------- 2008/03/12
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.今年度最後のミーティング―新宿
2.最後のお料理「ハンバーグ」―熊谷
3.会員募集中です
==================================================

★今日はなんの日
1945 「アンネの日記」のアンネ・フランク、収容所で没。
　　　享年16歳

★今日の花言葉
やなぎ「従順」

★今日は誰の誕生日
江崎玲於奈（半導体物理学者　1925）
ライザ・ミネリ（女優　米　1946）

★今日の名言
「鳥の声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないという
のは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです」
―ローザ・ルクセンブルグ『獄中からの手紙より』―

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■1.今年度最後のミーティング―新宿■
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最後のミーティングも反省すべき点より、良かった
点が断然多かった！みんなダイアローグができるよ
うになり、仲良くなってきたんだ。学習にも集中で
きるようになってきたんだ。

●　二人でにんまり…

「漢字テストをやるようになって、漢字ができるよ
うになってきた」（テストをやらなくても、漢字の
面白さを楽しんでね）と言うりょうすけ、かずき、
ゆじぇ、しゅうた。

それを聞いていたけいちゃん。
ぼくの耳元に「ぼくはね、かけ算九九、言える様に
なったんだよ」
「すごいねえ！じゃあ、さんぱ？いくつ？」
「…忘れちゃった」

二人でにんまり…。

●　一回じゃなくても

反省すべき点に「漢字テスト、一発で100点取れなか
った」…。
「別に一発じゃなくてもいいんじゃないの？」

木幡マンの言葉に対し、
「でもさ、せっかく練習してきて一発合格じゃなき
ゃ悔しいんだよ」と、かずき。
「なるほど！そいつは偉い！」
みんなから大きな拍手！

●　実験実行隊

「実験の授業を増やしたい」と、りょうすけ。

「授業のリクエストはいいけど、いざ授業をすると
きにリクエストした人がいないこともあるよ」とい
う反論には、「お散歩やお料理みたいにさ、実験も
内容や日程をミーティングで話し合えばいいんじ
ゃない？」と、りょうすけ。
「それはいいね！」と木幡マン。

来学期から実践決定。
反省点をいうだけでなく、改善方法も考えられるの
が素晴らしい。

●　生活面もいいことだらけ

※　生活にリズムが出てきた

※　ほとんどの人がミーティングに集中するようになった

※　お料理がてきぱき出来るようになった

※　学習発表会の歌の練習が上手になってきた

※　年少の子の面倒を見られるようになった

また、反省すべき点としては、「○くんと○くんの
喧嘩が多い」とゆじぇ。おおー！すげぇ！その通り！

「でも、ミーティングで話し合う前はみんな我関せ
ずって感じだったのが、最近は皆で注意をしたり、
仲直りを取り持つようになったりしたよね」

いっぺんに何もかもを話し合いで解決することは不
可能。しかし、問題を共有化することで、全体とし
てはいい方向へ向かっていることも確か。

最後に木幡マンから。
「みんな良くできました」

昨年末の反省会に続き、今回も良い点が悪い点をは
るかに上回る結果となりました。
悪い点に関しても、向上心の高さゆえだったり、改
善点も一緒に提案できたりと、実りの多い今年度最
後のミーティングでした。

■2.最後のお料理「ハンバーグ」―熊谷■
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●何ハンバーグにする？

今日のメインのお料理は、ハンバーグ。

「和風ハンバーグにする？」
「デミグラスソースは？缶で買って来てさ」

「缶は、料理じゃないよ。作らなきゃ。」
「でも、デミグラスは今からじゃ作れないよ。」

「じゃ、違うのだね。」
「面倒くさいから、缶でいいと思うよ。」
「でも・・・。」

担当のかほちゃんが事前に調べてくれたレシピに
ソースの作り方が載っていた！！

結局、レシピのソースを作ります。
今日の第一バトルでした。

●ハンバーガーじゃないの？

かい君。今日の料理を「ハンバーガー」と勘違い。
しかし、彼は戦った。
「ご飯炊かないで、食パンでハンバーグはさもうよ！」
「決めたのは、ハンバーグだから、ハンバーグ！」
「なんでだよ！いいじゃないか！」
反論。

そこで、止めのの一発。
「ミーティングのときに、意見を言わないのが悪い」

今日の第二バトルでした。

●焼くのはフライパン？オーブン？

ハンバーグをフライパンで焼くのか！？
オーブンで焼くのか！？　
２つの意見に分かれる。

ゆうた君は、
「オーブン。フライパンは中まで火が通らない」
まさや君＆スタカケ
「フライパンで、肉汁をソースに混ぜる！
じっくり焼けば焦げない！」

お互い一歩も譲らない。しかし、言い争っても早く
食べられない。その結果、まずは、フライパンで表
面を焼き、その後オーブンでじっくりと。

今日の第三バトルでした。

●欲張ったがために・・・。

焼きあがったハンバーグ。手作りだから、形や大き
さは様々。配分は一人２個。

ここで、欲張ったのは、かい君。
「俺は、これとこれ。」
なんと、大きいのを２つ。

「かい、それは、だめだぞ！周りを考えろ！」
と、まさや君からの注意。

結局、かい君は大きいのを２つ。
食べ始めてみると・・・。

「苦しい・・・」とうったえる。
「欲張るからだよ！」全員一致の意見。

「欲張るんじゃなかった・・・」
身を持って体験したかい君でした。

■3.会員募集中です■
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お近くで不登校問題や発達障害などでお悩みの方が
いらっしゃればお声かけ下さい。

新宿、熊谷とも次のステップに移動する会員が多数。
これにともない両スペースとも会員を募集しています。

この時期、問い合わせが多くなり、面談の予約が込
み合いますので早めの連絡をお願いいたします。

詳細は、ジャパンフレネ新宿までお問い合わせ下さい。

2008年03月11日

vol/1477

============= ◆　　日刊通信　　 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1477--------- 2008/03/11
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.恒例餅つきハイキング
2.ヨガ講座信田さんからのお便り
3.ＪＦアーカイブス―2004.03.11
==================================================

★今日はなんの日
1582　武田勝頼が自殺、武田氏滅亡

★今日の花言葉
きくにがな「質素」

★今日は誰の誕生日
梅宮辰夫（1938　Ａ型）

★今日の名言
「もうじき三学期が終わるので、テレビを返さなけ
ればならない。テレビが入ってからは明るい心にな
って勉強していたが、テレビがなくなると太陽がて
らさないと同じになる。家で飼っている馬が売られ
ていくようだ。テレビがなくなったら私はスイッチ
を入れるまねをする。ああ、あの時はよかったなあ
と思うだろう。まるで、愛のようだった。」
―渡辺トキ子（1958年小学6年生）―

※　栃木県栗山村立栗山小学校土呂部分校に1年間
　　ＮＨＫ巡回テレビが貸し出された。その時の文
　　章。出典は『山の分校の記録』ＮＨＫアーカイ
　　ブス（双葉社）こんな時代もあったのだ…。　

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■1.恒例餅つきハイキング■
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●　総勢29名！

「木幡さん、お餅つきの男手が足りないんですよ。
今のところ木幡さんしかいませんよ」の声に、あち
こちに電話する。

「月曜、空いてる？餅つきに来てよ！」と、半強制。
じゅん君、ひでき、ドラゴン、けんちゃんのＯＢ4名
が助っ人に…。

はたして戦力になるかどうか？それが問題だ…。

●　久しぶりの西埼玉飯能付近

餅つき会場民宿「啓明荘」は、埼玉県越生町の山中
にある。しかし、ここに行くには、埼玉県飯能市の
西武秩父線「武蔵横手」駅を下車し、日高市経由で
…という複雑な経路。

大半は池袋集合で西武線に乗る。八王子在住の代表
・木幡は、八高線で途中の東飯能より合流。

早めに東飯能に着いたので飯能市内をぶらぶら。
1998年まで飯能市内のＪ学園で校長をして以来、10
年ぶりだ…。

うーん、あんまり懐かしくないなあ…。

●　熊谷組と合流！

午前10時12分「武蔵横手」駅で熊谷組と合流！
いざ、啓明荘へ向けて出発！

この日の気象情報は日中は雨…。しかし、山道に入
ると陽が射してきて汗ばむほど…。約45分で啓明荘。

すでにもち米も蒸してあり、いざ！餅つき！

●　嗚呼！無常！レ・ミ・ゼラブル！

高校生の頃（今から40年前か…）まで餅つきをして
いた代表・木幡。まずは見本を見せ、「ほら、つい
てみな」と杵をわたす。

しかし、ＯＢ連中…、上げた杵を持ち手を変えずそ
のまま下ろすものだから、へっぴり腰…。餅つきに
なっていない。

嗚呼、無常！レ・ミ・ゼラブル！しょうがない、も
う一度見本。

餅つき文化を伝える必要をひしひしと感じた木幡で
ありました。

●　嗚呼！無常！レ・ミ・ゼラブル！（2）

周りで見ている子ども達も持ち付きの経験がないも
のだから、臼と杵の周りに密着。危ない！

「つかせて！つかせて！」一人十回ずつチャレンジ。
しかし、そこに大きな落とし穴が…。

「1、2、3…」と数えて餅をついていたけいちゃん。
こねるのはＯＢじゅん君。4回目にけいちゃんの持つ
杵がじゅん君の頭を直撃！

嗚呼！無常！レ・ミ・ゼラブル！不幸中の幸い、怪
我はなかったものの、またまた、餅つき文化を伝え
る必要をひしひしと感じた木幡でありました。

●　つきたてはおいしい！

ついた餅をそのまま食べる。うまい！きな粉をまぶ
す。うまい！大根おろしで食べる。うまい！あんこ
をまぶす、あるいは中に入れる。うまい！

つきたては、どんな風に食べてもおいしい！

「納豆はないんですか？」と、りょうすけ。納豆や
海苔は、持ち込みＯＫなんだって。次回は、イチゴ
も持ってきてイチゴ大福を作ろう！

－－－－－－－－－－－－－－－－

そんなこんなのお餅つきハイキング。つきたての餅
を口に含み「ガム？」なんて子もいたね。

また、行こう！

■2.ヨガ講座信田さんからのお便り■
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毎週火曜日行われているヨガ講座。
インストラクター信田さんからのお便りです。

－－－－－－－－－－－－－以下、転載。

おはようございます。

さすが木幡さん。たった一回でヨガのポイントを掴
んでしまうなんて。でもまだまだ奥のフカ～イもの
です。何しろ5千年前、いやそれ以前の文明から受け
継がれてきたものですから。

身体にも勿論効果がありますが、本当の目的は心の
在り方や意識レベルのコントロールにあります。
それには自分への「気付き」がとても大切です。

でも難しいことは抜きにして、とにかく自分で感じ、
楽しんで下さい。子供達が気持ちよさそうに瞑想し
ていたのには本当にビックリしました。子供は想像
力に長けていること、忘れていました。

毎回私にも新たな「気付き」があって、とても楽し
みです。また来週、お願いします。

■3.ＪＦアーカイブス―2004.03.11■
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何年か前のこの日、どんな記事があったのか？過去
デイリーフレネより懐かしの記事を紹介！

2004.03.11にこんなことを書いた。

●　床で学習する…？？？

ずいぶん前のことだけれど、お散歩の帰りの中央線
電車の床で漢字の書き取りをしている小学生がいた
ことをテッシーに聞いた。
「見かねたおばさんが、『ぼく、座っていいよ』っ
て言っていたけれど、信じられない！」と、テッシ
ー。彼も名門Ｗ学院進学で塾に行っていた事がある
そうだが、そこまではやらなかったそうだ。
ところで、先日、熊谷に授業しに行くために新幹線
に乗ったところ…、いました！新幹線車両の入り口
付近の床にべったり座りこんで数学の問題を解いて
いる高校生が…。
ぼくが観察したところ、受験の名門Ｋ成高校の校章…。
解いているのは、三角関数と積分の複合問題…。
（おいおい、そこは出入り口だろうが…）と言いか
けたところ、熊谷に到着した。高校生、移動。
これが床に座ってマンガを読んでいたり、ジュース
を飲んでいるのなら、これまた例の『だらしな系』
と納得するのだが…、床に座って三角関数は何系に
なるのか…、異様だった…。
山梨県では、座席に座っていたぼくの前に制服姿の
女子高性があぐらをかいて座りこみ、アンパンをあ
んぐり食べ出したことがある。
「見苦しいからあっちへ行って」とシッシッしたら、
いやそうに移動した。これまた駅伝の名門Ｙ学院大学
付属高校の生徒だった。
うーん、こういう場面によく遭遇する代表・木幡です。　

2008年03月09日

vol/1476

============= ◆　　日刊通信　　 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1476--------- 2008/03/10
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.最後のお散歩―新宿
2.ジャパンフレネ新宿あれこれ
3.ジャパンフレネ熊谷あれこれ
==================================================

★今日はなんの日
1945　東京大空襲、死傷者約12万人

★今日の花言葉
にれの木「高貴」

★今日は誰の誕生日
渥美清（1928）
松田聖子（1962Ａ型）

★今日の名言
「憧れる大人のいない時代でも、生きることを心か
ら楽しみ、働くことを心から喜び、物ではなく常識
でもなく、いつも笑っている大人にこどもはなりた
いと思う」
　　　―「ビッグウィング」ビッグコミックより―

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■1.最後のお散歩―新宿■
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今日は、池袋にあるトヨタの総合ショールーム、
AMLAXへ。実は、今学期２度目のAMLAX。

行ったことのある子は「また行きたい！」、行った
ことのない子は「そんなに面白いなら行ってみたい！」
と利害が一致。

まずは、前回同様、デパートの屋上でお昼ご飯。
日陰だと「寒い」、日向だと「暑い」。春の気候は
難しい。でも、青空の下、みんなで食べるランチは
とても楽しいもの。
「日向でも、風が吹くと寒いよね」と言ってる傍か
ら、「ソフトクリームうまい」と、ゆじぇ。子ども
は風の子です。

●　AMLAX

「いろんな車がある～」とみんなおおはしゃぎ。
「この車、10人乗りだよ」
「じゃあ今日の人数にぴったりだね」
「でも誰も運転できない・・・」
スタなっちは免許を持っていません。（実は木幡マ
ンも・・・）
※　木幡マン、自動二輪は持っています。

OBひできの免許取得を本人以上に楽しみにしてます（笑）。

「この車、高そうだねぇ」と、とも。
ふと値段を見てみると、０がいっぱい・・・。
「ねぇちょっと！一千万円以上するよ！！」
せっかくなので、乗り込んできました。

●　F1レースチームフレネ

一番の人気は、F1ドライバー体験。
対戦できるとだけあって、みんな夢中。
「あ、逆、逆だよ～」とも逆走。
「ああまたぶつかった！衝突ゲーム？！」
ゆうかちゃんはクラッシュの嵐。
「俺もヒロに体当たりしちった」と、しゅうた。
サーキットを縦横無尽に走り回るフレネメンバー。

意外に（？）上手いのは、ゆじぇ。全然ぶつかり
ません。
「1位だ！」
「俺は、ゆっくり走るほうが実は好きなんだよね」
と、ゆじぇ。余裕の発言です。

●　幸せは日常に
「みんなで行ったから、とても楽しかった。」と、
『みんな』を強調して言ったふみちゃん。

今年度のフレネはあと一週間。進学が決まっている
子もおり、実は今日がこのメンバーで行ける最後の
お散歩でした。

あまりにも、いつもどおりのフレネのお散歩。
しんみり「最後だね」なんて言うよりも、わいわい
馬鹿なことをしてそれに大笑いして終わるほうが、
確かにみんなには似合っています。

幸せが何気ない日常にあるように、何気ない今日の
お散歩に、たくさんの幸せがあると感じた最後のお
散歩でした。

■2.ジャパンフレネ新宿あれこれ■
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http://jfreinet.flier.jp/nakama/

●　新宿男子の野望

「あ！ポケットティッシュ配ってる！」
しーくんが言うか言わないかのうちに、ア○ムのお
姉さんに群がるヒロ、りょうすけ、かずき、けいち
ゃん。

「しゅうた、あの群がってる男の子たちって、まさ
か私たちの知っている子じゃないよね・・・」
「うん、知らない人知らない人」
他人のふりをするしゅうた＆なっち。

「俺、20個はもらったぜ！」
誇らしげにヒロが見せるリュックの中はポケットテ
ィッシュでいっぱい・・・。
「ティッシュをいっぱいもらってさ、フレネをティ
ッシュの海にしよう！」
その海で泳ぐのがヒロの夢だそうです。

●　旧知の仲

「あれ？この傘誰のだろう？」
フレネの机の下に転がっていた、オレンジ色の傘。
「木幡マンのかな？」首をかしげるなっちに、「
貸してみて」と、りょうすけ。
傘を手に取り、柄の匂いをかぐ。
「あ、木幡マンのだよ」
りょうすけ断定。

「匂いで分かるんだね・・・」
「うん、僕長いから」
りょうすけ、木幡マンとは7年のお付き合いです。

■3.ジャパンフレネ熊谷あれこれ■
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●ローマ字の「ディ」って？

ローマ字を練習しているかい君。
そこに、まさや君登場。

「ローマ字覚えた？」
「いや、まだ全部できていない・・・」
「問題出してあげるよ、国語辞典」

かい君が書いた文字は
「KoKuGoJiTeN」
「なんで、大文字と小文字？」
「違うん？」・・・「最初だけだよ」

次は、かい君からの出題
「ディア」
まさや君
「あれ？diだとヂだ、あれあれ？」

これには、周りもちんぷんかんぷん。

のぞみ君が、パソコンのキーボードを使い
調べた結果、「dhi」と判明。
とても勉強になりました。

●実行委員という手があった

今日で最後のミーティング。
卒業旅行、最終日のパーティーなど盛りだくさん。

なかなか、意見が出ず話が進まない。
どうしたものかと、司会のゆうた君も頭を悩ます。

そこに、木幡マンの鶴の一声。
「新宿では、実行委員を決めてやってるよ」

「そうか！その手があったか！！」
子どももスタッフも納得。

来期から、実行委員をたてて企画していこう！

●木幡マンのお授業第1弾

今日の授業は2本立て。

1つ目は確率（中2程度）。
サイコロを使う授業。
しかし、一般的に学校で行われているサイコロ
ではない。

数字の部分にホシが３つ、マルが２つ、四角が
１つ貼られている。
このサイコロ２つの出た目のマークを観察。

さて、どのパターンが1番よく出るのか？
かほちゃんは、ホシとマル。
他の子ども達は、ホシとホシ。

実際、100回実験。
3つの班がやり、合計してみると・・・。

1番出た目がホシとマル・・・。あれ？
ホシとホシは、2番目。

さぁ、なぜだろうか。考えてみてください。

●言葉の変化

２本目の授業は、ことばについて。
「自分をなんと呼ぶか？考えてみよう。」

私、わたくし、あたし、うち、僕、オレ
せっしゃ、おいら・・・・・・・・。

毎日言っている言葉だが、
よく考えるとたくさんある。

「カケさん、うちって言ってるよね。」
「そうそう、盛岡生まれなのにうちなんだよ。」

「うちは、関西の方だよね、京都とかかな。」
「どうやって、カケさんは、うちになったのか
気になる。」

まさや君の疑問。
調べてみるのもおもしろいですね。

日々の状況や教育エッセイをＪＦ代表・木幡が執筆。メールマガジンでもお届けしています。登録はこちらから