デイリーフレネ

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2005年02月04日

VOL/967

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1.あまり、お勉強してはいけない
2.科学実験-ころりん(新宿)
3.節分-豆まきバトル!(新宿)
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★今日はなんの日
1861 アメリカ南部11州が合衆国から脱退、アメリカ
   連邦を結成し南北戦争起こる
★今日の花言葉
さくら草(赤)「美の秘密」
★今日は誰の誕生日
小泉今日子(1966 O型)
リンドバーク(飛行家 米 1902)
★今日の名言
「人生は一行のボオドレイルにしかすぎない」
―芥川竜之介―
-■1.あまり、お勉強してはいけない■
見事、中学受験をクリアーしたしょう君。
「中学校の数学を予習しておこうか」ということに
なった。
「じゃあ、はるやとたくろうも3人でやろう」
しかし、はるや、受験後インフルエンザでダウン。
結局、来週から…。
しかし、「勉強やろうよ」と、しょう君。
「でも、はるやがいないからね」
30分後、ふと目をやれば…。なんと、しょう君、
正負の数のプリントを自習している。
「だめー!ちゃんと授業してからやるの」
「いいじゃないかあ!」
「あんまり、勉強しちゃいけないんだぞ!」(爆笑)
「どうして!?そんなのおかしいよ、木幡さん!」
もうじき春ですね!中学校に期待いっぱいのしょう
君、待ちきれないみたいだね!
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父方の祖母は、いつも、ぼくにこう言っていた。
「寛、あんまり勉強しちゃいけないよ。勉強ばっか
りしているとろくな者にならない。どうして、お前
はそんなに勉強するんだい。勉強はほどほどにして、
味噌汁はちゃんと飲みなさい。日本人は味噌汁を飲
まないと力がでないからね」
小さい頃、「勉強しろ」と一度も言われたことがな
かった。これは、子どもにとってとても嬉しいこと
だったなあ…、今考えてみると…。
■2.科学実験-ころりん(新宿)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
二つのものを、傾斜から転がす実験。
シーチキン缶、缶ジュース、ミニ缶ビール、缶ビー
ル2リットルサイズ、乾電池etc…
「どっちが早く転がるかな?」
最初は、シーチキン缶と缶ジュースを転がして比べ
てみる。
「直径が大きいから、シーチキン缶が早いと思う」
「重さが重いほうが早いと思う」
みんなそれぞれの根拠に基づいて、予想を立てる…
「えー?!なんでこっちが早いの?」
今の結果を踏まえて、仮説を立てる。そしてまた次
の実験の予想をする。
こんなふうに、予想しては、議論して、実験してま
た考える。
木幡マンの授業は、こんなふうに進んでいきます。
※ 斜面の角度をどんどん大きくしていき90度にす
ると、これはもう落体の自由落下の実験と同じ。
レベルとしては高校1年の二次関数!
■3.節分-豆まきバトル!(新宿)■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2004.htm
●鬼のお面完成!
さて、とうとうやってきました、節分!!
3日目にしてついに完成した、ひできのお面。
頭の頂点にトンボ、額に魚!鼻は、天狗のように長い…
勇敢にも、自ら鬼の面を被る、ひでき・ともちゃん
・しほちゃん。(今日の主役!)
●やっぱりこうなる、新宿の豆まき…
「ここで豆まきしたら床が散らかっちゃうよ」
「じゃあ、みんな一粒ずつ投げよう」と言っていた
はずの木幡マン。
いざ豆まきが始まると…気づけば、鬼役でもないの
に大量の豆を浴びている木幡マン。
「あ!やったな!」反撃に出る。しかも、わしづか
みで投げ返している!
「今までで一番激しい豆まきだった…」(木幡マン)
●…そして大掃除
後先考えず、とりあえず豆を投げまくったら…
その後の床は…豆だらけで足の踏み場もない(泣)
進んで掃除機をかけてくれる、ちせちゃん。
「豆を一箇所に集めたほうがいいよね」と、もえちゃ
ん。ほうきで床をはいている。
そんな姿を見て、
「俺もなにかやらなきゃ」と、まっつぁん。
誰も何も言わなくても、机や椅子を移動させたりと、
自分のできることを手伝うみんな。
気分も片付けもスッキリした豆まきでした。
※ 家に帰り、お風呂に入るので着替えしていたら、
ころりと豆が一粒落ちてきました。激戦の豆まきを物
語っているなあ…。