2005年12月05日
vol/1106
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1106--------- 2005/12/05
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.みんなでお餅つき!-新宿・熊谷合同
2.文部科学省指導室長来る!―合宿研究会です
3.木幡マンの一夜一冊(15)
==================================================
★今日はなんの日
603 聖徳太子、冠位十二階制定
★今日の花言葉
アンブローシア 「幸せな恋」
★今日は誰の誕生日
ウォルト・ディズニー(映画製作者 アメリカ 1901)
★今日の名言
「何千年という間、人間の歴史は愛という言葉を小汚く
使いなれてきてしまった」
―大宅歩「詩と反逆と死」―
---------------------------------------------------
■1.みんなでお餅つき!-新宿・熊谷合同■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
2年前から始まったお餅つきのイベント。年内最後
の新宿・熊谷合同ということもあって、みんなとっ
ても楽しみにしていました!
当日はこんなことが…
● やさしいドラゴン
池袋から現地に向かう電車の中でのこと。前に座っ
ていた男の人が、帽子を忘れていってしまった。
それを見てすかさず車掌室に届け出る、かっこいい
ドラゴン!
「さっすがドラゴン!かっこいいねぇ」
「ああいう風にできたらいいねぇ」
女の子の間でドラゴンの株、アップ。
ところが武蔵横手の駅に降り立つと「寒いー!あ!
俺、ジャケットと帽子、電車の中に忘れてきちゃっ
た!」おまぬけなドラゴン。
「人の忘れ物届けてる場合じゃなかった…これは今
日のネタになるね!」と、さわやかに笑うドラゴン。
ドラゴンの人の良さを象徴するような出来事でした。
● つまみぐい
みんなでお餅をついたあとは、分担をしてあんこや
きな粉で味付けをします。
「ほら、できたよ!」お餅を丸める、しほ。なんと、
握りこぶしサイズ!
さらに、それをそのままあんぐり!食べちゃった!
「あーーー!!」絶叫するみんな。
それを見て次から次へとつまみ食いをしようとする、
みんな。「みんな、他の子のことも考えてよ。自分
だけ食べられればいいの?」
注意するスタおきょうの脇を、する~り忍足で通り
過ぎる、かい。手にはしっかりつきたてお餅が握ら
れていました。
● 楽しかったね!
年内最後の新宿・熊谷合同行事、お餅つき。楽しい
時間はあっという間。帰りの電車に乗り込む、新宿組。
「ばいばーい!またねー!」熊谷のみんなに手を振る、
新宿のみんな。熊谷のみんなも手を振って見送ってく
れる。
熊谷のみんなの姿が見えなくなっても手を振り続けて
いたのは、しほ。
「今度みんなで熊谷にお邪魔しに行こうか?」
「うん!行く行くー!」
行事の度に、両スペースの子が協力して仲良くなっ
ていく姿が見られるのはうれしいことです。
■2.文部科学省指導室長来る!―合宿研究会です■
年に2回行われているジャパンフレネ主催の合宿研究
会(ワークショップ)も17回目を迎えました。
今回は、ささきくみこさん(カンカンアーティスト)
をお招きし、絵を描くことを楽しんでみます。同時
に小学校図工の授業作りにもなります。
※ カンカンアート
押しつぶされさび付いた路上の缶を使いオブジェを作
るアートです
そして、夜のナイターは、文部科学省指導室長の亀
田徹さんをお招きし、教育問題を徹底的に語り合い
ます。このような機会はめったにありません。ぜひ、
お集まり下さい。期日は、下記の通りです。
費用などの詳細は、後日、デイリーフレネでご案内し
ますが、参加希望者は、ジャパンフレネまでご連絡下
さい。
期日:2006年1月7日(土)午後1時30分~8日(日)正午
会場:山梨県甲州市勝沼町 宿坊「大善寺」
■3.木幡マンの一夜一冊(15)■
● バナナと日本人 鶴見良行(岩波新書)1982
ぼくが子ども時代、バナナは貴重品だった。病気や
遠足の時しか口に入らなかった。とても高価な食べ
物というイメージがあるのは、やはり団塊の世代だ
ろう。
北海道の片田舎の小学校1年のときの遠足でバナナ
を持ってきたのはぼくだけだったという話をずい
ぶん後で当時の担任から聞いて、自分でびっくり
したぐらいだった。
そのバナナが突然、いつでもどこでも誰の口にも入
るようになったのはいつの頃だったろう?最近のニ
ュースで私達が購入する果物ランキングで、ついに
バナナがりんごを抜いたことを知り、ちょっとショ
ックだったなあ。
なぜ、安くなったのか?それは、この本を読むと良
くわかる。陰謀があるんです。巨大多国籍企業と旧
植民地の間で…。生産の農家の悲惨な生活…、そし
て農薬問題…。これを読むとバナナを敬遠したくな
る…。小学校高学年以上の授業としても使えます。
それでも、時々バナナを食べるんです…。ぼくの好
きなのは、昔懐かしい台湾バナナです。