2006年03月07日
vol/1153
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1153--------- 2006/03/07
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1.数え歌から算数について考える―新宿
2.ただ今、奮闘中!
3.ものつくり―熊フレニュース第2号!
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★今日はなんの日
1957 黒いアフリカ、ガーナが独立
★今日の花言葉
ひなぎく(明朗)
★今日は誰の誕生日
アンジェイ・ワイダ(映画監督 ポーランド 1926)
ミケランジェロ(芸術化 伊 1475)
★今日の名言
「子孫のために計画を立てる場合、美徳は相続されな
いということを忘れてはならない」
―トーマス・ペイン『コモン・センス』より―
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■1.数え歌から算数について考える―新宿■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
先日、木幡マンの著書の抜粋が、ある中学校の入試問題
に引用されました。
● この歌知ってる?
「一本でもニンジン、二足でもサンダル、三艘でも
ヨット…」
歌を口ずさむ、スタおきょう。
これは、有名な数え歌。
「これ知ってる?」
よう君、ともちゃん、りょうすけにたずねると、口
をそろえて「知らなーい」
…いきなりの世代の壁。
● 全部足すと?
某中学校の入試問題では、この歌の途中が抜けてい
る。数字の順番、ものの名前と数字のゴロなどから、
歌の途中を考えて行きます。
「この歌に出てくるものを全部足すといくつかな?」
「55」
と、答えるみんな。では、単位は?
これは難しい!頭を抱えてしまう…
全部に共通する単位を考えるのは、よう君。
その結果、
「ない!足すとおかしくなる」との答えが。
● 羊を数えるには?
さらに数字を知らない羊飼いの少年の話を。
「この少年は数を数えることは知らないけれど、放
した羊が全頭戻ってきたか確認できたんだよ。どう
やったと思う?」
「一頭ずつ、違うベルを着けた」
音で聞き分けた、とよう君。
さらには、
「名札を付けていたのかな」と。でもそれだと、覚
えておくのは大変だね。
「一箇所に集めて、見た目の量で分かる」と、まっ
つぁん。それでは正確さに欠ける。
「羊が太っちゃったら、見た目の量も変わっちゃうよ」
と、よう君。
少年が使ったのは、羊一頭を小石ひとつに対応させて
数えるという方法。でも、これについてまっつぁんか
らの反論。
・羊の出入りをずっと見ていなければならない。大変。
・羊が一度にどどっと寄ってきたら、一頭ずつ数えら
れない。
「だから、その少年は頭悪い!」とのこと。
なるほどねぇ。みんなの発想は、なかなかおもしろい
なぁ!
■2.ただ今、奮闘中!■
木幡、ただ今、自宅で原稿執筆中…。
『一本でもニンジン…』のことを書いた講談社現代新
書『算数のできる子を育てる』の続編を2月末までに
250枚ほど書かねばならなかったのですが…。先日、
徹夜で50枚ほど一気書きした後、先に進んでいないん
ですね…。
しかし、『一本でもニンジン…』の授業の様子を読む
と…、まっつぁん!これは4年前にやった授業だぞ!
忘却の彼方だね…。
■3.ものつくり―熊フレニュース第2号!■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2005.htm
ものつくり―熊フレニュース第2号!
今日は熊フレニュースの印刷作業予定日。だけれど、
原稿が上がらない…。
「週末大変だったんだよ!」
「ずっと書いてたんだよ!!」
みんなそれぞれに書いてきたものを見せてもらう
と、これがすごくいい!
「まだ、書きたいから!」
決してサボっていたわけではなくて、みんな書くこ
とが
たくさんになって時間が足りなかったという感じ。
今日もみんなそれぞれに、原稿に向かい合う。
かいは、いろいろな図鑑をコピーして、切る、貼る、
そして説明を書いていく…。レイアウトの仕方もと
ってもいい!
「ほら!これは家で書いてきたやつ!」
と、見せてくれたのはお散歩のレポート。
「いい!おもしろい!!」
今日は原稿に終われる日。作業は明日に繰り越しだ
けれど、期待が膨らみます。とっても楽しみ!!