2007年01月11日
vol/1278
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1278--------- 2007/01/11
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.フランスのクッキーを作ろう!-新宿のお料理
2.「こんにゃくタイヤ」で大盛り上がり―熊谷
3.木幡マンの一夜一冊(39)
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★今日はなんの日
1851 中国で太平天国の乱
★今日の花言葉
においひば 「堅い友情」
★今日は誰の誕生日
ちばてつや (マンガ家 1939)
★今日の名言
「第四次世界大戦になると人間はまた、石やヤリを
投げ合うことになるな」
―アインシュタイン―
勇気をくれる景色がある
生きていく勇気……
いつでも歩いて行ける場所に
その景色は広がっている
母がいて
父がいて
自分がいる……
いつまでも
消えることのない
家族という風景
―「ビッグウィング」ビックコミックより―
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■1.フランスのクッキーを作ろう!-新宿のお料理■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm
最近、お菓子作りも増えてきました。今日は、フラ
ンスのクッキー「ガレットブルトンヌ」を作りです。
大きい子は小さいこの補助をしながら。そしてみん
なで、レシピを確認しながら。とてもいい流れ。
● ギャップいろいろ
使い終わった食器を拭いていた、りょうすけ。
「やなさーん、フレネで食器洗い買ってよー」
「…」
すると今度は、
「もっとおいしい鉱石の浄水器買ってよー」と、け
んちゃん。
「…」
ちょっと私にはわからない感覚なので、無言。
「フレネだって浄水器ついてるでしょ!おいしい
お水でしょ!!」と、言うと
「水溜りの水よりはおいしい」なんだとー!
「水溜りの水、飲んだことあるのか!」
「あるよ」本当にあるらしい。
「僕は石、食べたことあるよ」と、よう君まで…。
なぜ??それも私にはわかりません。
● けんちゃん節、再び!
バターをクリーム状にする作業に苦戦する、けんち
ゃん。
「結構ハードだねぇ」
「そう、うちの家族はねぇ…」
おうちの方が骨折して入院したときの話をし始める
けんちゃん。
そして…
「ね。ハードボイルドでしょ?うちの家族はみんな
ハードボイルドなんだよ」
とにかく、いつもけんちゃんには笑わせてもらって
います。
● どうすればいいの?誰が行くの?
「スーパーのおじさんがこれが粉砂糖だって言うか
ら…」買ってきたのは、上白糖…。
「どうしたらいいと思う?」
今年は指示を少なめに。何かあったときこそ、どう
するか、落ち着いてみんなで考えてほしい。
「リーダーはお前だろー」りょうすけ。
「何で僕だけ。やだ、僕行きたくない!」けんちゃん。
その横ですかさずこう言ったのはしゅうたでした。
「返品してくる。俺、行ってくる」
その言葉を待っていました。困ったとき、どう考え、
どう動くか。一人ではなく、みんなのことやこれか
らの作業進行のことも視野に入れると、しゅうたの
迅速な判断はとてもよいもの。
そんなアクシデントもあり、ガレットの焼き上がり
は15時近く。クッキー作り初挑戦のけいちゃんも
頑張りました!おいしくできたね!
年始最初のお料理は大成功。
「あ、いいなぁ」と思う姿もたくさん見られたお料
理場面でした。
■2.「こんにゃくタイヤ」で大盛り上がり―熊谷■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm
今日は久しぶりの実験。二年半前にも行ったけれど、
だいぶメンバーも変わったので再度。
前回と違って、今日はまずはゲームから。いろんな
フィギアや消しゴムなどを選んで、ボールペンのノ
ック部分で押す。
どれがガラス板の上を一番滑っていくかな?
「おれは、消しゴム!」
「ユリア(←フィギア)がいい。」
「カエルで!」
そして、いざ実験!
思いのほかみんな滑る!そんな中、消しゴムを選ん
だボラ・いいちゃん。
「あっ…。」
1cmにて撃沈…。
●摩擦力
「じゃぁ、よく滑るものはどういうものかな??」
「軽いもの。」
「ガラスにあまりくっついてないもの」
ここから摩擦の話へ。摩擦力ってどういうものだろ
う?
摩擦についての話をした後は、
「じゃぁ、車のタイヤにはどうして溝があるの??」
摩擦力を上げるには、溝がないほうが設置面積が
増えるのにね。
「それは…、??」
「F1のタイヤは溝がないねぇ。」
なんでかな??
●こんにゃくタイヤ!
そして、こんにゃくタイヤで実験。
そのままのこんにゃくと、溝をつけたこんにゃくを
二段階で比べてみる。
二つのこんにゃくをガラス板に並べて、ガラス板を
持ち上げて傾けていく。どっちが先に落ちるかな?
まずは、そのままでただ並べただけの時。
「溝があるほうが引っかかる気がする。」
「でも、下にくっついている面積が大きいのは??」
いざ実験!結果は一目瞭然!
そして、次は色水を流してみる。
今度のみんなの予想は??
実験中、ガラス板を下から覗いてみると、
「すごい!!」
大盛り上がりの実験でした!
■3.木幡マンの一夜一冊(39)■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2006.htm
●『漂流記の魅力』吉村 昭 新潮新書 680円
大昔の記憶…、熱を出して寝ているぼく…。
「おとなしく寝ているんだよ」という母の声…。
しかし、母の姿が見えなくなると、布団の中に隠
しておいた科学雑誌を取り出す。その中に書かれ
ていた「コンチキ号の冒険」を忘れることができ
ない。
「コンチキ号」は漂流記ではないが、ハワイあた
りの住民がどこから来たのかを海流をベースに実
験するという実話。
男の子は概して、この手の漂流物が好きだ。次に
何が来るのかわからない…、予定調和を乱す…、
そんなどきどき感がたまらないのだろう。これは男
の本能かもしれない。
「ロビンソン・クルーソー」、「二年間の休暇」、
これらは漂流小説だが、ぼくが一番ワクワクしたの
は、難破した船のなかからいろいろな道具や備品を
取り出すところだ。これらを使い、どのような未知
が切り開かれるのか…。
島国に生まれたものとして漂流に関心を持とう!