2007年09月14日
vol/1382
============= ◆ 日刊通信 ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1382--------- 2007/09/14
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1.新スタ・なっち、じっくり見る
2.新スタ・かけちゃん、いろいろ工夫
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★今日はなんの日
1912(大正元年)明治天皇の大喪が行われ、陸軍大将乃木
希典夫妻が殉死
★今日の花言葉
やなぎ 「素直」
★今日は誰の誕生日
松坂大輔(野球 1980 O型)
山田洋次(映画監督 1931)
★今日の名言
「ほんの3分でも求めないでごらん。不思議なこと
が起こるから―」
加島 祥造(詩集『求めない』より)
★ ボランティア募集!
ジャパンフレネ新宿でボランティアをしてくださる方を
募集しています。子どもと共に学ぶ、遊ぶ…、そんな体
験をしてみたい方、ご連絡下さい。
★ 若干名入会できます!
学校以外の学びの場で学んでみたい方、現在、若干名の
空きがあります。5歳~20歳までの方で入会を御希望の
方は、至急ご連絡下さい。
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新宿も熊谷も新スタッフ体制で1週間が過ぎました。
なれないところもありますが、二人とも頑張っています。
応援してあげてくださいね。
今日は、新スタッフの目から見たフレネ特集です。
新宿は、コピー機のトナーがなくなり、コピー印刷できず。
そのため、いろんなお授業がお流れ・・・。
■1.新スタ・なっち、じっくり見る■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm
● 喧嘩両成敗
4時過ぎのフレネ。残りわずかな時間を、全身全霊
かけるかのように遊ぶ新宿男子達。
ついつい夢中になり、大声をあげてしまうけいちゃ
ん。しかし、スタなっちはお仕事の電話中。
「けいちゃん!静かにしなくちゃダメだよ!」
注意の勢い余って、かずきがけいちゃんをたたいて
しまった。
「やったなー!」
にわかに険悪な雰囲気。
そこに、ひろの一言。
「どっちも正しいし、どっちも悪い」
冷静な発言に、二人とも耳を傾ける。
「かずきの注意は正しいけど、暴力はダメじゃん?」
「…うん」
「けいちゃんがたたかれたのは怒っていいことだけど、
電話中に大声だしたらいけないし」
「そっかぁ…」
「だから、両方同時に謝って、早く遊びに戻ろうぜ」
大岡越前のような名裁きぶりに二人も納得。
「…ごめんね」
「…ごめん」
日々の衝突は仕方の無いこと。
でもその中にこそ、成長の芽が見えることも。
そんなことを思わせる一幕でした。
● ONE FOR ALL,ALL FOR ONE
「みんな、片づけをちゃんとしよう」
木幡マンのこの発言が出たのは、お昼の少し前、体
育祭&JFFのミーティングが終わりかけた頃。
「私からもお願いしたい」とスタなっち。
ゴミをゴミ箱に捨てること。
読んだ本を元に戻すこと。
遊んだら片付けること。
そのどれもが当たり前のことだけれど、当たり前の
ことだからこそ、おろそかになってしまうこともある。
みんな、自分はちゃんとしていると思っているかもし
れない。でも人間は、ついうっかりしてしまう生きも
の。
『自分のじゃないから片付けない』
それが積み重なると、どうなるのだろう?
「みんなのゴミやおもちゃを毎日一人で片付けるの
は、とても大変だし、つらいことなの」
なっちの話に、思わずしんとする子供たち。
「自分のゴミじゃなくても落ちていたら捨てて。自
分が遊んだものじゃなくても、気がついたら片付け
てね。だって、自分が忘れるときだってあるんだから」
その日の午後。
個人学習を終えた女の子たちが、テーブルを一生懸命
磨いている。
「古いから汚れてるね」
「水をつけると落ちるよ」
公園から帰ってきた男の子たちは、「ゲームする前に、
ゴミ集めよう」。
ごみ袋を取り出し、ごみ箱のごみをまとめ始める。
そして一番働いていたのはしゅん君。
「片付けようぜ」みんなを促し、自分は参加していな
いゲームの道具をもくもくと片付ける。
スタなっちの「ありがとう」には、「暇だから」。
さらに、ソファーの布を整える。
スタなっちの「ありがとう」には、またまた「暇だから」。
帰り際、なっちが懲りずに「今日は本当にありがとう」。
「暇だからって言っているだろ」
でも、何度も言わせて。みんな、ありがとう。
● 女性限定?
緊急時の連絡に備えて、お互いの携帯番号を教えあ
うスタなっちとかずき。
3,4時間が過ぎた昼過ぎ。
明日のお散歩の授業で、2人だけ現地集合のかずき
としーくん。
「何かあったら私の携帯にかけてね」
「うん」
「かずき、ちゃんと私の番号登録した?」
「この携帯、新しいからまだ使い方よくわからないんだ」
「でも、番号わからないと困るでしょ」
「だって、覚えたよ」
「ええ?!」
驚くなっちに、
「090-△△△△-○○○○でしょ」とかずき。
当たっている。
「数字は覚えるの得意なんだよ」
そこへ現れた木幡マン。
「じゃあ僕の携帯も覚えてみて。090-××××-□□□□」
すると、なぜか「えへへへへ」と笑いながら去っていくかずき。
暗記は、女性の電話番号限定?
■2.新スタ・かけちゃん、いろいろ工夫■
↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm
● 百マス足し算大会
今日は、午前中お勉強。
みさきちゃんは理科!、ゆうた君は英語の長文の問
題、りょう君は手話の勉強。
さて、残ったかい君&まさひろ君。
スタカケが「今日は算数やりな」
「何やればいいの?」とかい君。
「百マス計算しようか?」
「えーもう飽きたよ」「
まだまだ甘いな、百マス足し算をやったことないで
しょ。」
スタカケの言葉にかい君は「何それ簡単じゃん」
その時、かい君は百マス足し算が大変か知りません
でした。とりあえず、ボラ青柳が見守る中、2桁の
百マスに挑戦!
「あーやべぇ、今何分?」
「もう3分たったよ。」
「何ーーー!」
その2分後、かい君は5分で2桁の足し算をクリア。
「これすごい大変じゃん、ありえない。悔しいから
みんなは3桁やって!!」
かい君の嘆きに同情して3桁の百マス(かい作成)
に1番手で挑戦した現役大学生ボラ青柳は、約5分
30秒。元数学講師のスタカケ、3分13秒!そし
てまさひろ君は!!5分10秒!ボラ青柳負けました。
最後のとりは、最年少かい君、大健闘し約10分。
かい&まさひろ君は、「もうやりたくない・・・疲
れたーーー」
実は、お勉強って体力使うんですね。
● フレネで読書
午後は、読書をして感想文を書き、読んだ本をみん
なに紹介するという、お授業。
「えーフレネで読書?」
「何読むの?」
「感想文書いたことないよー」
とあいついから悲鳴。「何読んでもいいよ」
「感想文は、とにかく読んだ感想を書けばいいんだ
よ。」と説明。本選びに時間がかかったが、気付け
ば日当たりの良いソファーで熟読しています。
数十分後読み終えたゆうた君、
「オレ、感想文分からない・・・ダメだ。」
まさひろ君は、周りから「すごい!書いてる!!
うまい!!」と大絶賛されうれしそう。
その後の発表は、うまく出来なかったけど、初めて
の授業だからね。毎月やっていこうということに。
「図書館にいきたいなぁ」とかい君。今度、行こ
うね。
● ボラ青柳のお絵かきゲーム
読書で、だいぶ疲れた子ども達。
「次は」と言い出すと「もうやめて」とゆうた君。
「いやいやゲームだよ」
「なら、やる!」
このゲームは、チームワーク、絵がうまく描ける
かが、勝敗を握ります。
2つのチーム、A(りょう、ゆうた、みさき)対B
(まさひろ、かい、ボラ青柳)に分かれ紙に例えば
「りんご」と描き相手チームの一人だけに見せ、見
た人がその絵を描き残りの2人が当てていくという
ものです。
「木幡さん」、「ディズニーランド」とジャンルを
問わず出題。最初は、Bチームが勝ちましたが、あま
りの熱狂で2時間もやり、どちらが勝ったかわかり
ません。
最後にゆうた君出題「ピタゴラスイッチ!」かい君
「そんなのオレしらねーもん」確かにそうですよね。
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今は もう秋 誰もいない海
あっという間に涼しくなってきました。
デイリーフレネを作っているただ今、時刻は午前3
時30分。デイリーを編集している直前まで雑誌原稿
の一気書きをしていた代表・木幡です。
それではみなさん、また、来週!
楽しい、連休を!