デイリーフレネ

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2007年10月15日

vol/1397

============= ◆   日刊通信   ◆ =============
============= ◆ デイリー・フレネ ◆ =============
-------------------- VOL/1397--------- 2007/10/15
//////// CONTENTS //////////////////////////////
1.台場一丁目商店街―新宿のお散歩
2.自動販売機から世界を見ると―木幡マンのお授業
3.スタ・カケのオリジナル=カケジナル
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★今日はなんの日
1990ゴルバチョフ書記長(ソ連)ノーベル平和賞受賞

★今日の花言葉
めぼうき 「よい望み」

★今日は誰の誕生日
ニーチェ(哲学者 独 1844)

★今日の名言
「人生に解決などない。あるのはただ、前進してゆく力だ
けだ。その力を創造しなければならない。解決などそのあ
とで見つかる。」
              ―サン・テグジュペリ―

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■1.台場一丁目商店街―新宿のお散歩■

http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

今日のお散歩は、古き良き時代へタイムスリップ。
昭和30年代の日本の商店街を再現した、台場一
丁目商店街へ。映画「オールウェイズ」を髣髴と
させるような町並み。

「なっちには懐かしいでしょ?」とりょうすけ。
「そだね~小さいころを思い出すわ・・・って生
まれていないから!」

スタなっちを年寄り扱いするのが三度の飯より好
きな新宿男子達です。


● 勘違い

「あれ?ヒロのお昼それだけ?」
しゅうたの声に振り返ってみると、コンビにから出
てきたヒロが持っているのは、プリンとスープだけ。
「え?ミネストローネってスープなの?」と、ヒロ。

どうやら料理を勘違いして買ってしまった様子。
「俺が買いたかったのはティラミスなのに~!!」
ヒロの発言に、みんな、「?????」
「ティラミスってデザートだよ?」みんなにつっこ
まれ、
「あ、そっか。えーと俺が買いたかったやつは…」
「ドリア?」
「違う」
「もしかして、ラザニア?」
「そう!レザニア!」
「レザニアじゃないよ、ラザニアだよ!」
またしてもつっこまれるヒロ。

結局、ヒロが買おうとしていたものは、グラタンだ
ったことが後に判明。
「どんだけー!!」みんなに叫ばれていました。


● 大人っぽい?

帰りの臨海線の中で、外人さんがけいちゃんに話し
かける。
「She is your mother?」
指差す先にはももちゃんが…。

・・・・ももちゃん、まだ小学6年生です。
「大学生にはよく間違われるんですけどね」
ももちゃんも苦笑。


■2.自動販売機から世界を見ると―木幡マンのお授業■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

フランス・ベルギー・オランダ・イギリス・スェー
デン・フィンランド・ポーランド・オーストリア・
チェコ・ハンガリー・ロシア・カナダ・アメリカ・
ブラジル・ペルー・ボリビア・エクアドル、そして
韓国…。

ホワイトボードに次々に国名を書く。
「地続きの国?」
「イギリスってそうだっけ?」

「これはね、おれが行ったことのある国」
「えー!そんなに入ったことがあるの!」

「世界の国々に行くと景観が日本と違うんだよ。日
本にあって世界にないものはなんだろう?」

一つは、電柱と電線…。これがあるとないでは、景
観が全く違う。日本の景色は、電線のせいでとても
うるさい。

もう一つ、子ども達は、考えるけれど。思い浮かび
ません。

木幡マンのヒント。
「僕は、熊谷駅からフレネにくるまで20くらい見
たな」
「え、俺らもみてるってことか。」
「お店の看板?」
「違います。」

正解は、「自販機!!」

日本は、なんと世界でアメリカに次ぎ2番目に設置
台数が多いのです。
さらに、一人当たりで計算するとダントツ1位!

道路のいたるところに設置されている自販機。
ジュースだけではなく、アイス、タバコ、酒、切符
など、私達の周りは自販機だらけです。

ペールーやブラジルには、自販機がないそうです。
物の価格が一定ではないからなどの理由です。

欧米は、青少年の育成、見苦しくないように、屋内で
設置されているそうです。

自販機から、世界を見ていくと「なるほど」と思うこ
とがたくさん出てきました。

最後に木幡マンが「何かを通して世界を見るとおも
しろいから、違うもので見てごらん。」


■3.スタ・カケのオリジナル=カケジナル■
   ↓
http://www.jfreinet.com/report/index2007.htm

●君に贈る絵

金曜の午後は、スタカケのカケジナル。
君に贈る絵は、名前の通り相手に絵を贈るという
美術とゲームが一体となったもの。

くじを引き自分の書く相手を決めます。
誰にも知られないように絵を描き、最後誰に描いた
かを当てます。

「1回目は、相手が喜ぶ絵を描こう!」
「えー難しい!!」
「喜ぶ絵なんて描いたことないよ。」

文句が多いながらも、思い思いに描きます。

描き終わり、テーブルの上にふせてます。
「よし!当てていこうか!」
「せーの!」
いっせいに絵をめくり
「自分に贈られた絵だと思うのをとって。」

「お!意外に皆当たってるじゃん!!」
「じゃ、次は嫌いなもの!」

新しいお題でチャレンジ!!
今度は、正解が2人だけ。

今度は、飾られるくらいの絵をかけるようにしようね!
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